薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名クロルヘキシジングルコン酸塩液
薬価0
メーカーアグリス
最終更新2024年03月改訂(第1版)

用法・用量

手術部位(手術野)の皮膚の消毒:本剤をそのまま消毒部位に用いる。

医療機器の消毒:本剤をそのまま用いる。

効能・効果

手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):血圧低下、じん麻疹、呼吸困難等があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、じん麻疹。

2). 皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状。

禁忌

2.1. クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

2.2. 脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)には使用しないこと[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある]〔14.3.1参照〕。

2.3. 腟、膀胱、口腔等の粘膜面には使用しないこと[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告されている]〔14.2.2、14.3.1参照〕。

2.4. 損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと[刺激作用を有する]。

2.5. 眼には使用しないこと[角膜障害等の眼障害を来すおそれがある]〔14.2.3参照〕。

重要な基本的注意

ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと〔2.1、9.1.1、11.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 薬物過敏症<クロルヘキシジン製剤に対する過敏症を除く>の既往歴のある者〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

9.1.2. 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤使用前の注意

14.1.1. 血清・膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は十分に洗い落としてから使用すること。

14.1.2. 石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用すること。

14.2. 薬剤使用時の注意

14.2.1. 本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。

14.2.2. 産婦人科用<腟・外陰部の消毒等>、泌尿器科用<膀胱・外性器の消毒等>には使用しないこと〔2.3参照〕。

14.2.3. 眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちによく水洗する)〔2.5参照〕。

14.2.4. 溶液の状態で長時間皮膚と接触させた場合に皮膚化学熱傷を起こしたとの報告があるので、注意すること。

14.2.5. エタノール蒸気に大量に又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがあるので、広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意すること。

14.2.6. 同一部位に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意すること。

14.2.7. 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には、変質するものがあるので、このような器具は長時間浸漬しないこと。

14.2.8. 引火性があり、爆発の危険性もあるため、火気(電気メス使用等も含む)には十分注意すること。

14.2.9. 電気メス等を使用する場合には本剤を乾燥させ、アルコール蒸気の拡散を確認してから使用すること(電気メスによる発火事故が報告されている)。

14.3. 薬剤使用後の注意

14.3.1. 注射器、カテーテル等の神経や粘膜面に接触する可能性のある器具を本剤で消毒した場合は、滅菌水でよく洗い流した後使用すること〔2.2、2.3参照〕。

14.3.2. 本剤の付着したカテーテルを透析に用いると、透析液の成分により難溶性の塩を生成することがあるので、本剤で消毒したカテーテルは、滅菌水でよく洗い流した後使用すること。

14.3.3. 本剤の付着した白布を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがあるので、漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。

(取扱い上の注意)

火気を避けて保存すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の使用によりショック症状を起こした患者のうち数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(保険給付上の注意)

本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。

クロルヘキシジングルコン酸塩AL外用液0.5%「アグリス」
クロルヘキシジングルコン酸塩AL外用液0.5%「アグリス」
クロルヘキシジングルコン酸塩AL外用液0.5%「アグリス」

クロルヘキシジングルコン酸塩AL外用液0.5%「アグリス」

消毒薬
2024年03月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名クロルヘキシジングルコン酸塩液
薬価0
メーカーアグリス
最終更新2024年03月改訂(第1版)

用法・用量

手術部位(手術野)の皮膚の消毒:本剤をそのまま消毒部位に用いる。

医療機器の消毒:本剤をそのまま用いる。

効能・効果

手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):血圧低下、じん麻疹、呼吸困難等があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、じん麻疹。

2). 皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状。

禁忌

2.1. クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

2.2. 脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)には使用しないこと[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある]〔14.3.1参照〕。

2.3. 腟、膀胱、口腔等の粘膜面には使用しないこと[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告されている]〔14.2.2、14.3.1参照〕。

2.4. 損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと[刺激作用を有する]。

2.5. 眼には使用しないこと[角膜障害等の眼障害を来すおそれがある]〔14.2.3参照〕。

重要な基本的注意

ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと〔2.1、9.1.1、11.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 薬物過敏症<クロルヘキシジン製剤に対する過敏症を除く>の既往歴のある者〔8.重要な基本的注意の項参照〕。

9.1.2. 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤使用前の注意

14.1.1. 血清・膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は十分に洗い落としてから使用すること。

14.1.2. 石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用すること。

14.2. 薬剤使用時の注意

14.2.1. 本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。

14.2.2. 産婦人科用<腟・外陰部の消毒等>、泌尿器科用<膀胱・外性器の消毒等>には使用しないこと〔2.3参照〕。

14.2.3. 眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちによく水洗する)〔2.5参照〕。

14.2.4. 溶液の状態で長時間皮膚と接触させた場合に皮膚化学熱傷を起こしたとの報告があるので、注意すること。

14.2.5. エタノール蒸気に大量に又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがあるので、広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意すること。

14.2.6. 同一部位に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意すること。

14.2.7. 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には、変質するものがあるので、このような器具は長時間浸漬しないこと。

14.2.8. 引火性があり、爆発の危険性もあるため、火気(電気メス使用等も含む)には十分注意すること。

14.2.9. 電気メス等を使用する場合には本剤を乾燥させ、アルコール蒸気の拡散を確認してから使用すること(電気メスによる発火事故が報告されている)。

14.3. 薬剤使用後の注意

14.3.1. 注射器、カテーテル等の神経や粘膜面に接触する可能性のある器具を本剤で消毒した場合は、滅菌水でよく洗い流した後使用すること〔2.2、2.3参照〕。

14.3.2. 本剤の付着したカテーテルを透析に用いると、透析液の成分により難溶性の塩を生成することがあるので、本剤で消毒したカテーテルは、滅菌水でよく洗い流した後使用すること。

14.3.3. 本剤の付着した白布を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがあるので、漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。

(取扱い上の注意)

火気を避けて保存すること。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の使用によりショック症状を起こした患者のうち数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(保険給付上の注意)

本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。

ステリクロンWエタノール液0.5消毒薬
マスキンW・エタノール液(0.5w/v%)消毒薬
0.5%ヘキザックアルコール液消毒薬
0.5%ラポテックアルコール液消毒薬
ステリクロンW液0.5消毒薬
0.5w/v%マスキン水消毒薬
0.5%ラポテックアルコール(W)液消毒薬
0.5%ヘキザック水W消毒薬
クロバインA消毒薬
0.5%グルコジンW水消毒薬
グルコジンW・エタノール液0.5%消毒薬
イワコールエタノール消毒液0.5%消毒薬
クロルヘキシジングルコン酸塩消毒用液EW0.5%「NP」消毒薬
ステリクロンRエタノール液0.5消毒薬
マスキンR・エタノール液(0.5w/v%)消毒薬
0.5%グルコン酸クロルヘキシジン・エタノール液「東海」消毒薬
ステリクロンR液0.5消毒薬
0.5%ヘキザック水R消毒薬
ステリクロンBエタノール液0.5消毒薬
0.5%グルコジンR水消毒薬
0.5%ヘキザックアルコール液N消毒薬
グルコジンR・エタノール液0.5%消毒薬
クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液0.5%R「カネイチ」消毒薬
クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液0.5%「東海」消毒薬
ウエルアップハンドローション0.5%消毒薬
ステリクロンハンドローション0.5%消毒薬
ヒビスコール液A0.5%消毒薬
薬剤情報

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