ブドウ糖製剤
薬効分類 | ブドウ糖製剤 |
一般名 | ブドウ糖注射液 |
薬価 | 243円 |
メーカー | ニプロ |
最終更新 | 2021年02月改訂(第4版) |
水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患には、1回5%液500〜1000mLを静脈内注射する。
循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合には、1回10〜50%液20〜500mLを静脈内注射する。
点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とする。
注射剤の溶解希釈には適量を用いる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物中毒・毒物中毒、肝疾患。
2.循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水補給・非経口的にエネルギー補給を必要とする場合。
3.注射剤の溶解希釈剤。
本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失[このような症状を起こすことがあるので、慎重に投与する]。
低張性脱水症の患者[水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。
1.カリウム欠乏傾向のある患者[カリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化する恐れがある]。
2.糖尿病の患者[高血糖を生じ、症状が悪化する恐れがある]。
3.尿崩症の患者[水・電解質に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。
4.腎不全のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
ブドウ糖の投与速度が速い場合に急激に中止することにより、低血糖を起こす恐れがある。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
(適用上の注意)
1.ゴム栓を保護しているシールを開封後は直ちに使用し、残液は決して使用しない。
2.投与経路:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下に投与しない。
3.調製時:
1).他の医薬品を混注して使用する場合には、医薬品相互の物理的・化学的変化に十分注意して行う。
2).本剤を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、ブドウ糖注射液が適切であることを確認する。
4.投与前:
1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。
5.投与時:
1).ゆっくり静脈内に投与する。
2).血管痛が現れた場合には、注射部位を変更し、また、場合によっては投与を中止する。
1.使用方法:
1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。
2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。
3).通気針は不要。
4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。
5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。
6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。
7).容器の目盛りは目安として使用する。
8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ブドウ糖注5%「NP」(250・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
薬効分類 | ブドウ糖製剤 |
一般名 | ブドウ糖注射液 |
薬価 | 243円 |
メーカー | ニプロ |
最終更新 | 2021年02月改訂(第4版) |
水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患には、1回5%液500〜1000mLを静脈内注射する。
循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合には、1回10〜50%液20〜500mLを静脈内注射する。
点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とする。
注射剤の溶解希釈には適量を用いる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物中毒・毒物中毒、肝疾患。
2.循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水補給・非経口的にエネルギー補給を必要とする場合。
3.注射剤の溶解希釈剤。
本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失[このような症状を起こすことがあるので、慎重に投与する]。
低張性脱水症の患者[水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。
1.カリウム欠乏傾向のある患者[カリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化する恐れがある]。
2.糖尿病の患者[高血糖を生じ、症状が悪化する恐れがある]。
3.尿崩症の患者[水・電解質に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。
4.腎不全のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
ブドウ糖の投与速度が速い場合に急激に中止することにより、低血糖を起こす恐れがある。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
(適用上の注意)
1.ゴム栓を保護しているシールを開封後は直ちに使用し、残液は決して使用しない。
2.投与経路:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下に投与しない。
3.調製時:
1).他の医薬品を混注して使用する場合には、医薬品相互の物理的・化学的変化に十分注意して行う。
2).本剤を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、ブドウ糖注射液が適切であることを確認する。
4.投与前:
1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。
5.投与時:
1).ゆっくり静脈内に投与する。
2).血管痛が現れた場合には、注射部位を変更し、また、場合によっては投与を中止する。
1.使用方法:
1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。
2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。
3).通気針は不要。
4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。
5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。
6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。
7).容器の目盛りは目安として使用する。
8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ブドウ糖注5%「NP」(250・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
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