薬効分類 | 糖尿病性神経障害治療薬 > アルドース還元酵素阻害薬 |
一般名 | エパルレスタット錠 |
薬価 | 32.8円 |
メーカー | アルフレッサ ファーマ |
最終更新 | 2024年06月改訂(第2版) |
通常、成人にはエパルレスタットとして1回50mgを1日3回毎食前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
投与中は経過を十分に観察し、12週間投与して効果が認められない場合には他の適切な治療に切り換えること。
糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状(しびれ感、疼痛)、振動覚異常、心拍変動異常の改善(糖化ヘモグロビンが高値を示す場合)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法、経口血糖降下剤、インスリン等の治療を行った上でなお、糖化ヘモグロビンが高値を示す患者に対して適用を考慮する。
5.2. 本剤の投与の対象となる患者の糖化ヘモグロビンは、HbA1c(NGSP値)7.0%以上(JDS値6.6%以上)を目安とする。
5.3. 不可逆的な器質的変化を伴う糖尿病性末梢神経障害の患者では効果が確立されていない。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 血小板減少(頻度不明)。
11.1.2. 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全:劇症肝炎(頻度不明)、著しいAST上昇・著しいALT上昇等を伴う肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)、肝不全(頻度不明)があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒、紅斑、水疱等。
2). 肝臓:(0.1〜0.5%未満)AST上昇・ALT上昇・γ−GTP上昇等、(0.1%未満)ビリルビン上昇。
3). 消化器:(0.1〜0.5%未満)腹痛、嘔気、(0.1%未満)嘔吐、下痢、食欲不振、腹部膨満感、便秘、(頻度不明)胸やけ。
4). 腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、(頻度不明)尿量減少、頻尿。
5). 血液:(0.1%未満)貧血、白血球減少。
6). その他:(0.1%未満)倦怠感、めまい、頭痛、こわばり、脱力感、四肢疼痛、胸部不快感、動悸、浮腫、ほてり、(頻度不明)しびれ、脱毛、紫斑、CK上昇、発熱。
発現頻度は使用成績調査を含む。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
本剤の投与により尿は黄褐色又は赤色を呈するため、ビリルビン及びケトン体の尿定性試験に影響することがある〔15.1参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
15.1. 臨床使用に基づく情報
本剤の投与により、黄褐色又は赤色の着色尿があらわれることがある(本剤及び代謝物の影響による)〔12.臨床検査結果に及ぼす影響の項参照〕。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 糖尿病性神経障害治療薬 > アルドース還元酵素阻害薬 |
一般名 | エパルレスタット錠 |
薬価 | 32.8円 |
メーカー | アルフレッサ ファーマ |
最終更新 | 2024年06月改訂(第2版) |
通常、成人にはエパルレスタットとして1回50mgを1日3回毎食前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
投与中は経過を十分に観察し、12週間投与して効果が認められない場合には他の適切な治療に切り換えること。
糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状(しびれ感、疼痛)、振動覚異常、心拍変動異常の改善(糖化ヘモグロビンが高値を示す場合)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法、経口血糖降下剤、インスリン等の治療を行った上でなお、糖化ヘモグロビンが高値を示す患者に対して適用を考慮する。
5.2. 本剤の投与の対象となる患者の糖化ヘモグロビンは、HbA1c(NGSP値)7.0%以上(JDS値6.6%以上)を目安とする。
5.3. 不可逆的な器質的変化を伴う糖尿病性末梢神経障害の患者では効果が確立されていない。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 血小板減少(頻度不明)。
11.1.2. 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全:劇症肝炎(頻度不明)、著しいAST上昇・著しいALT上昇等を伴う肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)、肝不全(頻度不明)があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒、紅斑、水疱等。
2). 肝臓:(0.1〜0.5%未満)AST上昇・ALT上昇・γ−GTP上昇等、(0.1%未満)ビリルビン上昇。
3). 消化器:(0.1〜0.5%未満)腹痛、嘔気、(0.1%未満)嘔吐、下痢、食欲不振、腹部膨満感、便秘、(頻度不明)胸やけ。
4). 腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、(頻度不明)尿量減少、頻尿。
5). 血液:(0.1%未満)貧血、白血球減少。
6). その他:(0.1%未満)倦怠感、めまい、頭痛、こわばり、脱力感、四肢疼痛、胸部不快感、動悸、浮腫、ほてり、(頻度不明)しびれ、脱毛、紫斑、CK上昇、発熱。
発現頻度は使用成績調査を含む。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
本剤の投与により尿は黄褐色又は赤色を呈するため、ビリルビン及びケトン体の尿定性試験に影響することがある〔15.1参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
15.1. 臨床使用に基づく情報
本剤の投与により、黄褐色又は赤色の着色尿があらわれることがある(本剤及び代謝物の影響による)〔12.臨床検査結果に及ぼす影響の項参照〕。
(保管上の注意)
室温保存。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。