薬効分類 | ビタミンC製剤 |
一般名 | アスコルビン酸注射液 |
薬価 | 84円 |
メーカー | 沢井製薬 |
最終更新 | 2015年11月改訂(第7版) |
アスコルビン酸として、1日50〜2000mgを1〜数回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.ビタミンC欠乏症の予防及び治療(壊血病、メルレル・バロー病)。
2.ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。
3.次記疾患のうち、ビタミンC欠乏又はビタミンC代謝障害が関与すると推定される場合:毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)、薬物中毒、副腎皮質機能障害、骨折時の骨基質形成・骨折時の骨癒合促進、肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着、光線過敏性皮膚炎。
3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
1.各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
2.各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。
(適用上の注意)
1.投与経路:経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用する。また、投与経路は静脈内注射を原則とする。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与に切り替える。
2.筋肉内投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、筋肉内注射時同一部位への反復投与は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
3.投与時:
1).静脈内注射により、血管痛が現れることがあるので、注射速度はできるだけ遅くする。
2).皮下・筋肉内注射により、注射部位に疼痛が現れることがある。
4.アンプルカット時:本品はワンポイントアンプルなので、マークを上にして下方へ折る。なお、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
安定性試験:ガラスアンプルに充填したものを用いた長期保存試験(冷所、2年間)の結果、通常の市場流通下(冷所保存)において2年間安定であることが確認された。
遮光保存、冷所保存する。
薬効分類 | ビタミンC製剤 |
一般名 | アスコルビン酸注射液 |
薬価 | 84円 |
メーカー | 沢井製薬 |
最終更新 | 2015年11月改訂(第7版) |
アスコルビン酸として、1日50〜2000mgを1〜数回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.ビタミンC欠乏症の予防及び治療(壊血病、メルレル・バロー病)。
2.ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。
3.次記疾患のうち、ビタミンC欠乏又はビタミンC代謝障害が関与すると推定される場合:毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)、薬物中毒、副腎皮質機能障害、骨折時の骨基質形成・骨折時の骨癒合促進、肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着、光線過敏性皮膚炎。
3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
1.各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
2.各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。
(適用上の注意)
1.投与経路:経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用する。また、投与経路は静脈内注射を原則とする。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与に切り替える。
2.筋肉内投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、筋肉内注射時同一部位への反復投与は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
3.投与時:
1).静脈内注射により、血管痛が現れることがあるので、注射速度はできるだけ遅くする。
2).皮下・筋肉内注射により、注射部位に疼痛が現れることがある。
4.アンプルカット時:本品はワンポイントアンプルなので、マークを上にして下方へ折る。なお、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
安定性試験:ガラスアンプルに充填したものを用いた長期保存試験(冷所、2年間)の結果、通常の市場流通下(冷所保存)において2年間安定であることが確認された。
遮光保存、冷所保存する。
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