薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ホルマリン
薬価9.3
メーカー山善製薬
最終更新2016年11月改訂(第3版)

用法・用量

1.医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:使用対象により、次のいずれかの方法を用いる。

1).ホルムアルデヒド1〜5%溶液による浸漬、又は清拭を行い、2時間以上放置する。

2).ガス消毒法:気密容器中あるいは密閉環境内において、容積1m3に対しホルマリン15mL以上(ホルムアルデヒドとして6g以上)を水40mL以上とともに噴霧又は蒸発させ、7〜24時間又はそれ以上放置する。

蒸発を速めるためには、ホルマリン15mL以上を希釈(5〜10%)し加熱沸騰させる方法、ホルマリン15mL以上に対し水40mL以上及び過マンガン酸カリウム18〜20gを加える方法などを用いる。

2.歯科領域における感染根管の消毒:原液にクレゾール等を加えて用いる。

効能・効果

1.医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。

2.歯科領域における感染根管の消毒。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

歯科領域の場合:ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、そう痒、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用

歯科領域の場合:歯根膜、根尖孔外に溢出した場合、歯根膜に過刺激が加わり歯根膜炎を起こすことがある。

禁忌

歯科領域の場合:本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.人体に使用する場合は歯科領域にのみ使用する。

2.皮膚、粘膜(目、鼻、咽喉等)に刺激作用があるので皮膚、粘膜に付着しないようにし、なお、付着した場合には多量の水で洗い流す(また、目の場合は、水洗後直ちに専門医の処置を受ける)。

3.蒸気は呼吸器等の粘膜に刺激作用があるので、吸入を避ける。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.誤飲を避けるため、保管及び取扱いには十分注意する。

2.消毒後、残留するホルムアルデヒドは適切な方法で除去する(例えば、水洗、アンモニア水の散布、蒸発等)。

1.規定濃度を下回らない新鮮な消毒剤を用いるとともに消毒時間を守る。

2.被消毒体と消毒剤との接触を十分にする(例えば、油の付いた器具、重ねたままの衣類などはよくない)。

3.被消毒体の量、被消毒体による消毒剤の吸着などを考慮し消毒剤は適宜増減する。

4.高温であるほど消毒効果が高まるので18℃以上に保つようにする(ガス消毒の場合は、同時に湿度も75%以上に保つ)。

5.本剤により変質を来すもの(ある種の染色製品、革製品など)があるので注意する。

6.深部まで消毒剤の到達し難いもののガス消毒には、真空装置を用いる。

7.アンモニア、水酸化アルカリ、蛋白質及び重金属塩、ヨウ素などの易還元性物質が共存すると本剤の作用が減弱される。

8.本剤は長く保存するときや寒冷時にパラホルムアルデヒドを生成して混濁することがあるが、温湯に浸して温めると溶消する。

保管上の注意

遮光して保存。

気密容器。

ホルマリン*(山善)
ホルマリン*(山善)

ホルマリン*(山善)

消毒薬
2016年11月改訂(第3版)
薬剤情報
後発品
薬効分類消毒薬
一般名ホルマリン
薬価9.3
メーカー山善製薬
最終更新2016年11月改訂(第3版)

用法・用量

1.医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:使用対象により、次のいずれかの方法を用いる。

1).ホルムアルデヒド1〜5%溶液による浸漬、又は清拭を行い、2時間以上放置する。

2).ガス消毒法:気密容器中あるいは密閉環境内において、容積1m3に対しホルマリン15mL以上(ホルムアルデヒドとして6g以上)を水40mL以上とともに噴霧又は蒸発させ、7〜24時間又はそれ以上放置する。

蒸発を速めるためには、ホルマリン15mL以上を希釈(5〜10%)し加熱沸騰させる方法、ホルマリン15mL以上に対し水40mL以上及び過マンガン酸カリウム18〜20gを加える方法などを用いる。

2.歯科領域における感染根管の消毒:原液にクレゾール等を加えて用いる。

効能・効果

1.医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。

2.歯科領域における感染根管の消毒。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

歯科領域の場合:ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、そう痒、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、適切な処置を行う。

その他の副作用

2.その他の副作用

歯科領域の場合:歯根膜、根尖孔外に溢出した場合、歯根膜に過刺激が加わり歯根膜炎を起こすことがある。

禁忌

歯科領域の場合:本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.人体に使用する場合は歯科領域にのみ使用する。

2.皮膚、粘膜(目、鼻、咽喉等)に刺激作用があるので皮膚、粘膜に付着しないようにし、なお、付着した場合には多量の水で洗い流す(また、目の場合は、水洗後直ちに専門医の処置を受ける)。

3.蒸気は呼吸器等の粘膜に刺激作用があるので、吸入を避ける。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.誤飲を避けるため、保管及び取扱いには十分注意する。

2.消毒後、残留するホルムアルデヒドは適切な方法で除去する(例えば、水洗、アンモニア水の散布、蒸発等)。

1.規定濃度を下回らない新鮮な消毒剤を用いるとともに消毒時間を守る。

2.被消毒体と消毒剤との接触を十分にする(例えば、油の付いた器具、重ねたままの衣類などはよくない)。

3.被消毒体の量、被消毒体による消毒剤の吸着などを考慮し消毒剤は適宜増減する。

4.高温であるほど消毒効果が高まるので18℃以上に保つようにする(ガス消毒の場合は、同時に湿度も75%以上に保つ)。

5.本剤により変質を来すもの(ある種の染色製品、革製品など)があるので注意する。

6.深部まで消毒剤の到達し難いもののガス消毒には、真空装置を用いる。

7.アンモニア、水酸化アルカリ、蛋白質及び重金属塩、ヨウ素などの易還元性物質が共存すると本剤の作用が減弱される。

8.本剤は長く保存するときや寒冷時にパラホルムアルデヒドを生成して混濁することがあるが、温湯に浸して温めると溶消する。

保管上の注意

遮光して保存。

気密容器。

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