薬剤情報
後発品
薬効分類生理食塩液
一般名生理食塩液キット (2)
薬価196
メーカーニプロ
最終更新2018年03月改訂(第9版)

用法・用量

注射用医薬品の溶解・希釈に用いる。

効能・効果

注射剤の溶解希釈剤。

副作用

本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。

慎重投与

1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.栓体部キャップを開栓後は直ちに使用し、使用後の残液は使用しない。

2.投与経路:静脈内に投与する。

3.調製時:

1).本剤を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、溶解・希釈液として50mLの生理食塩液が必要かつ適切であることを確認する。

2).本剤のカプセル上部のシールを開封後は、直ちに使用する。

4.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

5.投与時:溶解・希釈した注射剤の用法・用量及び使用上の注意に留意して投与する。

1.本剤内容液に異物や混濁等の異常が、また、本剤又は本剤カプセル部のシールに破損や液漏れ等の異常が認められる場合には使用しない。

2.本剤カプセル部からの薬剤バイアル調製については単回調製を原則とする。複数の薬剤バイアルを連続調製する場合には、溶解操作方法及び取扱い上の注意に十分留意する[汚染の可能性やバイアルのゴム栓の瓶内への脱落等の可能性が高まる恐れがある]。

3.薬剤バイアルをカプセル部に装着する場合、本剤を斜めに持って傾け、薬剤バイアルのゴム栓の中心に両頭針を直角にあてがった後、バイアル挿入完了位置までまっすぐいっきに刺す[本剤を正立した状態で粉末が充填された薬剤バイアルを装着すると、粉末が両頭針の針穴に詰まるなど溶解操作に支障を来すことがある]。

4.調製操作する場合には、カプセル部等の硬い部分を持って操作し、プラスチックボトル部を持ったり、押さえたりしない。

5.本剤に薬剤バイアルを溶解した後、更にアンプル製剤等、他の注射剤を混注する場合には、プラスチックボトル下部の栓体キャップをとり、注射針をゴム栓の楕円で囲まれていない○印部にまっすぐゆっくり刺す。また、輸液セットの針はゴム栓の楕円で囲まれた○印部にまっすぐゆっくり刺す[斜めに刺すと、プラスチックボトルの首部の内壁を削り、削り片が薬液中に混入したり、プラスチックボトルの首部を貫通し、液漏れを起こすことがある]。

6.本剤は原則として通気針不要であるが、やむをえず通気針を使用する場合には、通気針をゴム栓の楕円で囲まれていない○印部にまっすぐゆっくり刺す。

7.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、生食溶解液キットHは通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

生食溶解液キットH
生食溶解液キットH

生食溶解液キットH

生理食塩液
2018年03月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類生理食塩液
一般名生理食塩液キット (2)
薬価196
メーカーニプロ
最終更新2018年03月改訂(第9版)

用法・用量

注射用医薬品の溶解・希釈に用いる。

効能・効果

注射剤の溶解希釈剤。

副作用

本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。

慎重投与

1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.栓体部キャップを開栓後は直ちに使用し、使用後の残液は使用しない。

2.投与経路:静脈内に投与する。

3.調製時:

1).本剤を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、溶解・希釈液として50mLの生理食塩液が必要かつ適切であることを確認する。

2).本剤のカプセル上部のシールを開封後は、直ちに使用する。

4.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

5.投与時:溶解・希釈した注射剤の用法・用量及び使用上の注意に留意して投与する。

1.本剤内容液に異物や混濁等の異常が、また、本剤又は本剤カプセル部のシールに破損や液漏れ等の異常が認められる場合には使用しない。

2.本剤カプセル部からの薬剤バイアル調製については単回調製を原則とする。複数の薬剤バイアルを連続調製する場合には、溶解操作方法及び取扱い上の注意に十分留意する[汚染の可能性やバイアルのゴム栓の瓶内への脱落等の可能性が高まる恐れがある]。

3.薬剤バイアルをカプセル部に装着する場合、本剤を斜めに持って傾け、薬剤バイアルのゴム栓の中心に両頭針を直角にあてがった後、バイアル挿入完了位置までまっすぐいっきに刺す[本剤を正立した状態で粉末が充填された薬剤バイアルを装着すると、粉末が両頭針の針穴に詰まるなど溶解操作に支障を来すことがある]。

4.調製操作する場合には、カプセル部等の硬い部分を持って操作し、プラスチックボトル部を持ったり、押さえたりしない。

5.本剤に薬剤バイアルを溶解した後、更にアンプル製剤等、他の注射剤を混注する場合には、プラスチックボトル下部の栓体キャップをとり、注射針をゴム栓の楕円で囲まれていない○印部にまっすぐゆっくり刺す。また、輸液セットの針はゴム栓の楕円で囲まれた○印部にまっすぐゆっくり刺す[斜めに刺すと、プラスチックボトルの首部の内壁を削り、削り片が薬液中に混入したり、プラスチックボトルの首部を貫通し、液漏れを起こすことがある]。

6.本剤は原則として通気針不要であるが、やむをえず通気針を使用する場合には、通気針をゴム栓の楕円で囲まれていない○印部にまっすぐゆっくり刺す。

7.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、生食溶解液キットHは通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

薬剤情報

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