薬剤情報
後発品
薬効分類ブドウ糖製剤
一般名ブドウ糖
薬価10.4
メーカー日医工
最終更新2022年04月改訂(第1版)

用法・用量

1). 〈経口〉

@. 経口的栄養補給:必要量を粉末あるいは水溶液として経口投与する。なお、年齢、体重により適宜増減する。

A. ブドウ糖負荷試験:通常成人1回ブドウ糖として50〜100gを経口投与する。

なお、年齢、体重により適宜増減する。

2). 〈注射〉

@. 脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患:通常成人1回5%液500〜1000mLを静脈内注射する。点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とすること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

A. 循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合:通常成人1回10〜50%液20〜500mLを静脈内注射する。点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とすること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

B. 注射剤の溶解稀釈剤:適量を用いる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

〈経口〉

経口的栄養補給、ブドウ糖負荷試験。

〈注射〉

脱水症特に水欠乏時の水補給、循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、注射剤の溶解稀釈剤、薬物中毒・毒物中毒、心疾患(GIK療法)、肝疾患、その他非経口的に水補給・非経口的にエネルギー補給を必要とする場合。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 〈経口〉消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、下痢、腹痛[大量を経口投与するとき起こすことがある]。

2). 〈注射〉大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失。

禁忌

2.1. 〈経口〉ブドウ糖吸収不良の患者[症状が悪化するおそれがある]。

2.2. 〈注射〉低張性脱水症の患者[水分の過剰投与により、低張性脱水状態が進行し、症状が悪化するおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 〈用法共通〉カリウム欠乏傾向のある患者:ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。

9.1.2. 〈用法共通〉糖尿病の患者:高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。

9.1.3. 〈注射〉尿崩症の患者:適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 〈注射〉腎不全の患者:水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 〈注射〉皮下大量投与により血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので皮下投与しないこと。

14.1.2. 〈注射〉(注射、高張液)血栓静脈炎を起こすことがあるので、慎重に投与すること。

14.1.3. 〈注射〉注射時の高濃度液投与の急激な中止により低血糖を起こすおそれがある。

(取扱い上の注意)

開封後は湿気を避けて保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

ブドウ糖「日医工」
ブドウ糖「日医工」

ブドウ糖「日医工」

ブドウ糖製剤
2022年04月改訂(第1版)
薬剤情報
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薬効分類ブドウ糖製剤
一般名ブドウ糖
薬価10.4
メーカー日医工
最終更新2022年04月改訂(第1版)

用法・用量

1). 〈経口〉

@. 経口的栄養補給:必要量を粉末あるいは水溶液として経口投与する。なお、年齢、体重により適宜増減する。

A. ブドウ糖負荷試験:通常成人1回ブドウ糖として50〜100gを経口投与する。

なお、年齢、体重により適宜増減する。

2). 〈注射〉

@. 脱水症特に水欠乏時の水補給、薬物・毒物中毒、肝疾患:通常成人1回5%液500〜1000mLを静脈内注射する。点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とすること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

A. 循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、心疾患(GIK療法)、その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合:通常成人1回10〜50%液20〜500mLを静脈内注射する。点滴静注する場合の速度は、ブドウ糖として0.5g/kg/hr以下とすること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

B. 注射剤の溶解稀釈剤:適量を用いる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

〈経口〉

経口的栄養補給、ブドウ糖負荷試験。

〈注射〉

脱水症特に水欠乏時の水補給、循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、注射剤の溶解稀釈剤、薬物中毒・毒物中毒、心疾患(GIK療法)、肝疾患、その他非経口的に水補給・非経口的にエネルギー補給を必要とする場合。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 〈経口〉消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、下痢、腹痛[大量を経口投与するとき起こすことがある]。

2). 〈注射〉大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失。

禁忌

2.1. 〈経口〉ブドウ糖吸収不良の患者[症状が悪化するおそれがある]。

2.2. 〈注射〉低張性脱水症の患者[水分の過剰投与により、低張性脱水状態が進行し、症状が悪化するおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 〈用法共通〉カリウム欠乏傾向のある患者:ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。

9.1.2. 〈用法共通〉糖尿病の患者:高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。

9.1.3. 〈注射〉尿崩症の患者:適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 〈注射〉腎不全の患者:水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 〈注射〉皮下大量投与により血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので皮下投与しないこと。

14.1.2. 〈注射〉(注射、高張液)血栓静脈炎を起こすことがあるので、慎重に投与すること。

14.1.3. 〈注射〉注射時の高濃度液投与の急激な中止により低血糖を起こすおそれがある。

(取扱い上の注意)

開封後は湿気を避けて保存すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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