【花粉症】アレルギー性鼻炎の薬剤一覧、 重症度別マネジメント
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8ヶ月前

【花粉症】アレルギー性鼻炎の薬剤一覧、 重症度別マネジメント

【花粉症】アレルギー性鼻炎の薬剤一覧、 重症度別マネジメント
今年も花粉症シーズン到来。 今回は、 アレルギー性鼻炎治療に用いられる医療用の内服薬・点鼻薬・点眼薬についてまとめました。 

内服薬

第2世代抗ヒスタミン薬

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第1世代抗ヒスタミン薬

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抗ロイコトリエン薬

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ケミカルメディエーター遊離抑制薬

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注射剤・貼付剤・その他の製剤

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点鼻薬

ステロイド薬

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血管収縮薬

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抗ヒスタミン薬

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点眼薬

抗ヒスタミン薬

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ケミカルメディエーター遊離抑制薬

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ステロイド薬

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治療アルゴリズム¹⁾

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内服薬

  • 第一選択:第2世代抗ヒスタミン薬
  • 効果不十分時、 下記の順に追加
  • 鼻噴霧用ステロイド薬→抗ロイコトリエン薬→抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬またはTh2サイトカイン阻害薬→経口ステロイド
  • 経口ステロイドはプレドニゾロン20~30mg/日、 1週間以内の使用を推奨¹⁾。 10mg頓服でも効果あり
  • 鼻汁症状が強い場合、 第1世代抗ヒスタミン薬の効果が高い。 眠気・抗コリン作用に注意

💊薬剤情報

アレロック ルパフィン ジルテック ザイザル ビラノア アレジオン エバステル タリオン アレグラ クラリチン デザレックス レミカット ゼスラン / ニポラジン ザジテン ポララミン タベジール キプレス / シングレア オノン リザベン アレギサール / ペミラストン 小青竜湯 ディレグラ アレサガテープ ゾレア皮下注

点鼻薬

  • ステロイド点鼻は全身性副作用が少ないため常に使用を考慮。 鼻汁・鼻閉に有効
  • 血管収縮薬の使用は1~2週間にとどめる (長期連用で薬剤性鼻炎)
  • 点鼻薬の効果が不十分な時、 使用方法が適切かまず確認

💊薬剤情報

アラミスト ナゾネックス フルナーゼ エリザス トラマゾリン プリビナ コールタイジン ザジテン リボスチン

点眼薬

  • 第一選択:抗アレルギー薬 (掻痒感)
  • 効果が低い場合は他剤へ変更
  • 症状強い時期はステロイド点眼を併用
  • ステロイド点眼は副作用の眼圧上昇を考慮し必要最低限にとどめる
  • メディエーター遊離抑制薬は初期療法が有効
  • 花粉飛散開始予想日の2週間前から予防的に点眼開始
  • 症状発現予防・遅延効果
  • ソフトコンタクトレンズ装用者に対して
  • ベンザルコニウム(添加剤)が角膜上皮炎を誘発しやすい
  • 装用者にはアレジオン、 アレジオンLX、 防腐剤フリー (PF製剤) を選択
  • ハードレンズ、 1日使い捨てソフトレンズ、 非含水性ソフトレンズでは考慮不要
  • 点眼薬の効果が不十分な時、 使用方法が適切かまず確認

💊薬剤情報

アレジオン / LX パタノール ザジテン / ケトチフェンPF リボスチン ゼペリン ケタス リザベン アレギサール / ペミラストン フルメトロン0.02% / 0.1% リンデロン0.01% / 点眼・点耳・点鼻液0.1% サンテゾーン0.02% / 0.1%

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参考文献

  1. 「アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン -診断と治療のポイント-」 アレルギー 2018, 67(2), 103-107
  2. 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会, 鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版 (改訂第9版). ライフ・サイエンス, 2020
最終更新:2024年3月20日
監修医師:HOKUTO編集部医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません. 効き目や副作用については、 インタビューフォームにて1対1の比較試験が掲載されていることがほとんどであり、 これらのデータをもとに全体比較については本邦ガイドラインやエキスパートオピニオンをもとに作成されています。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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