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7日前

【解説】牛乳アレルギーに注意が必要な薬剤は?アミノレバン、エンシュア、ミルマグ他


2022年6月1日、 ラックビー®R散の添付文書から禁忌の項が削除されました. 今回はこの機会に、牛乳アレルギー患者に使用できない薬剤をまとめてみたいと思います.

禁忌となっている薬剤

これまでラックビー®R散は製造工程で牛乳由来成分を含むスキムミルクを使用していたため、禁忌の項に記載されていましたが、 今回の改訂では削除となっています. 製造工程からスキムミルクの使用が削除され、 現在流通している使用期限内の製品全てが置き換わったため今回の添付文書の改訂が行われたそうです.


※カゼイン:多くの牛乳アレルギーの原因となる牛乳蛋白. 耐熱性を持ち、発酵過程でも分解されないため除去されにくい.

投与を避けるべき薬剤

以下にまとめる薬剤は禁忌とはされていませんが、 添付文書等の記載から禁忌として扱った方が望ましいと思われるものです.

禁忌とされていない理由としては、 有効成分ではなく夾雑物や添加物という形で含有される含ためのようですが詳細は不明です.

特にオラビ®錠口腔用については添付文書には記載がなく、 インタビューフォームにのみ記載されているので注意が必要です. 

該当薬剤の添付文書

💊 アミノレバンEN配合散

💊 イノラス配合経腸用液

💊 エネーボ配合経腸用液

💊 エンシュア・リキッド

💊 エンシュア・H

💊 エンテロノン−R散

💊 耐性乳酸菌散10%「トーワ」

💊 タンニン酸アルブミン

💊 ミルマグ錠350mg

💊 ラコールNF配合経腸用液

💊 ラコールNF配合経腸用半固形剤

💊 イナビル吸入粉末剤20mg

💊 オラビ錠口腔用50mg

💊 ソル・メドロール静注用40mg

💊 リレンザ


最終更新:2022年6月10日
執筆:ぺんぎん薬剤師 @penguin_pharm
監修:聖路加国際病院救急部 清水真人

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こちらの記事の監修医師
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聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
聖路加国際病院
救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
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救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

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