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13日前

Koplinらは、 豪メルボルンで募集した11~15ヵ月児7,209人を対象に、 卵の早期導入を推奨するガイドライン更新前後の卵アレルギー有病率を横断研究で比較した。 その結果、 ガイドライン更新前後で有病率は9.2%から7.6%へと1.6%㌽低下した。 中でも、 早期湿疹児では34.6%から21.9%と、 12.7%㌽低下した。 研究結果はJAMA Pediatrics誌に発表された。
全体の参加率は高かったものの (2007~2011年 : 76%、 2018~2019年 : 76%)、 皮膚プリックテストの実施率は2018~2019年コホートで73.4%と、 2007~2011年コホートの97.2%より低くなっていた点はlimitationです。
卵アレルギーに対しては、 卵の早期導入による予防効果のエビデンスにより、 早期導入がガイドラインでも推奨され普及してきたが、 卵アレルギー有病率への影響は不明である。
そこで本研究では、 ガイドライン更新後の卵アレルギー集団有病率の変化を推定する。
豪メルボルンの予防接種会場で、 ガイドライン更新前後に同一手法により11~15ヵ月児を募集した。 この2つのpopulation-basedサンプルを対象に、 ガイドライン更新前後の卵アレルギー有病率を横断的に比較した。
卵アレルギーは、 皮膚プリックテスト陽性児に経口食物負荷試験を実施して評価した。 属性・食物アレルギーリスク因子・卵導入・反応に関するデータは質問紙で収集した。
既知のリスク因子の分布を更新前と同一と仮定した有病率を直接回帰標準化で推定し、 欠測は多重代入で扱った。
早期湿疹児および親の出生国別の事前規定サブグループ解析も行った。
卵の導入月齢中央値は、 ガイドライン更新前後で8ヵ月から6ヵ月に早まった。
リスク因子調整後、 卵アレルギー有病率は1.6%㌽低下した。
卵アレルギー有病率
調整絶対差-1.6%㌽ (95%CI -3.3~-0.005%㌽)
早期湿疹児では、 卵アレルギーが12.7%㌽減少した。
卵アレルギー有病率
調整絶対差-12.7%㌽ (95%CI -20.0~-5.4%㌽)
著者らは、 「卵の早期導入を推奨するガイドライン更新後に、 集団レベルで卵アレルギー有病率の低下が認められた」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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