寄稿ライター
6日前

医局ウォッチャーこと、 コアライ ミナトです。 今回のテーマは【教授の人柄エピソード】です。
医局の雰囲気には、 教授の人柄がかなり反映されますよね。 明るい教授のもとには、 自然と明るい雰囲気の医局が育っていくものです。
そんなわけで、 今回はHOKUTO読者から寄せられた 「教授の人柄が分かるエピソード」 を紹介します。

HOKUTO読者を対象に、 「医局の自慢エピソードを教えて下さい」 と質問。 回答の中から、 教授に関する話題をピックアップしました。
“他科のドクターと結婚している場合、 その医局の医局長と相談し、 夫婦が離れないようにしてくれる。 同じ科のドクター同士の場合は、 同じ病院や、 同じ市内の別の病院で働けるよう配慮がある(産婦人科)。 ”
人事面の配慮は、 ありがたいですよね。 科内調整だけでなく、 他科との連携も取れている点から、 医局外との関係性の良さがうかがわれます。
“医師の子どもは院内保育園に入れない時代、 教授が怒ってくれて、 翌年から医師の子どもが利用できるようになった(その他の診療科)。 ”
身内のために外部と交渉し、 場合によって戦う姿勢を見せるのは、 上に立つ人間として必要なことですよね。 まさに男気エピソードです。
“希望順位をもとに、 複数名の人事委員により異動先が決定される。 教授に人事権はない(麻酔科)。 ”
この話は目から鱗でした。 トップがあえて権限を手放すことで、 上手く回り始める。 こうした引き算のマネジメントもあるのですね。
“結婚報告の際、 教授がとても喜んでくれただけでなく、 今後の住居や勤務先など、 将来の生活まですぐに色々と考えてくれて、 まるで父のようでした。 ずっと大好きです(救急科)。 ”
身内の幸せをものすごく喜ぶ教授......。 いいですね。 温かい人柄は、 そうした場面を通じて医局員に伝わるものです。

続いては、 ちょっと残念な教授のエピソードです。
HOKUTO読者を対象に、 「医局の不満エピソードを教えて下さい」 と質問。 返ってきた回答の中から教授に関する話題をピックアップしました。
“教授が公の場で 「働き方改革に対抗する」 と煽っている(一般外科)。 ”
“教授の意向により、 あるメーカーのインプラントが使えない(整形外科)。 ”
“教授が独断先行で、 現場の意見を聞かずに勝手に仕組みを決めていく(救急科)。 ”
“教授が自分の年賀状を医局員に作らせていたのを見て唖然とした(小児外科)。 ”
“大学のスタッフが自分たちを 「上司」 とし、 関連病院にいるすべての医師を 「部下」 と呼んでいる(消化器外科)。 ”
“誰も教授に意見ができない(消化器外科)。 ”
全体的に、 「教授が強権的」 という不満が多いように感じました。 ただ、 ある程度は仕方がないのかなとも思います (年賀状を作らせるなどは論外ですが)。
そんな中での苦労がにじみ出ているような......。 「頼りない」 「優柔不断」 となめられてしまっては、 到底回らないのでしょう。

教授の人柄エピソードをまとめました。
好かれている教授も、 嫌われている教授も、 医局内でトップクラスに頑張っている方々ではあると思います。 これを読んだ方は、 いつもより少しだけ教授に優しく接してみてはいかがでしょうか。
さて、 今回は以上です。

>>著者が運営するブログはコチラ : 「勤務医のマーチ」

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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