寄稿ライター
18日前

医局ウォッチャーこと、 コアライ ミナトです。 今回のテーマは、 【医局に最後まで残る人】です。
気がつけば僕もアラフォー。 周囲を見渡すと、 歳が近くてよく知っている人達のキャリアも固まりつつあるように感じます。 それらをもとに、 どんな属性の人が医局に残り続けるかを考察します。
医局内、 特に大学やアクティビティの高い病院で、 「質の高い医療を提供したい」 「成長したい」 と志向する人は医局に残りやすいようです。
プライドが高い面もあり、 医局を辞めるイコール負けみたいな思考を持っている場合も…。

ただそういう人も、 仕事や期待が集中しすぎてしまうと、 留学(国内含め)に行ったきり帰ってこないみたいなことになるので注意が必要です。
周りから見て 「明らかに教授に気に入られてるな」 と感じる人も辞めないです。 居心地がいいでしょうし、 ポスト面でも優遇されやすいです。
基本的に優秀でまっすぐな人が多く、 教授交代など環境の変化があっても、 継続してお気に入りであり続ける場合も珍しくありません。

辞めない力、 最強の人です。 皆さんの周りにもいませんか?なにがあっても怒らず動じずにこにこしている、 菩薩のような人。
本当は不満があるはず。 損すること、 軽くみられることも多いはずですが、 うまく処理しているのでしょう。 いやはや頭が下がります。
そんな人が 「いつのまにか偉くなっている!?」 という状況を目にすると、 うれしくなりますね。

逆に 「辞めなさそうにみえていたのに、 意外とすんなり辞めていった」 と感じるのは以下の人達です。
「研究がしっかりできる環境は限られているし、 ずっとここ (大学) でいるのだろう」 と思っていた先輩が、 いつの間にか別の大学に移籍してしまったということは、 何度も経験しました。
環境に不満を持ったらさっさと外部とコンタクトを取り、 ポストを得ていくわけです。 縁もゆかりもない遠方への移籍も珍しくありません。
アカデミックな世界で生きていくと決めた段階で、 「住む土地を選べない」 と覚悟しているのかもしれません。

どんな環境でも適応し飄々としている人は、 不満をため込んでいるように見えなくとも、 ある日さらっと辞めていきます。
要領のいい先輩曰く 「適応はできても、 良くない環境が好きなわけではない」 とのこと。
……ですよね。 そもそも適応能力が高いのだから、 医局外の環境にも即座に対応できるでしょう。 むしろ辞めやすい属性なのかもしれません。

こういった人は、 上層部が 「どうせ辞めないだろう」 と高をくくった結果、 逃げられてしまうのも、 あるあるです。
「仕事の負荷さえ下がればプライベートはなんとかなる」 と決断する人が多いようです。 結果、 家を売却してしまったり、 パート医師になってしまったり・・・
医局に残りやすい人・意外と辞めてしまう人の特徴について解説しました。
社会的な属性はあまり関係なく、 その人の【性格・精神性】みたいなものに大きく依存するようです。
さて、 今回は以上です。

>>著者が運営するブログはコチラ : 「勤務医のマーチ」

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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