消毒薬
薬効分類 | 消毒薬 |
一般名 | アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液 |
薬価 | 6.6円 |
メーカー | 日興製薬 |
最終更新 | 2015年05月改訂(第6版) |
()内はアルキルジアミノエチルグリシン濃度。次記の濃度になるように水で希釈して、次のように使用する。
1.手指・皮膚の消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:本品100倍希釈溶液(0.1%)で約5分間洗った後、50倍希釈溶液(0.2%)を塗布する。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:本品200〜1000倍希釈溶液(0.01〜0.05%)を用いる。
4.医療機器の消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)に10〜15分間浸漬する。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。
尚、結核領域において、医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒に用いる場合は、本品20〜50倍希釈溶液(0.2〜0.5%)を用いる。
1.手指・皮膚の消毒。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
4.医療機器の消毒。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:発疹、そう痒感等(0.1〜5%未満)の過敏症状が現れることがあるので、このような場合には使用を中止する。
(臨床検査値への影響)
本剤で消毒したカテーテルで採取した尿はスルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
1.人体
1).使用時:
(1).外用にのみ使用する。
(2).原液又は濃厚液が眼に入らないように注意する。入った場合には水でよく洗い流す。
(3).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(4).濃厚液の使用により皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
(5).炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
(6).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
2).調製時:深い創傷に使用する場合の希釈液としては注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いない。
2.その他
使用時:石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
3.緊急処置
1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.安定性試験:最終包装品を用いた加速試験(40℃、75%RH、7カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
2.次の医薬品が混入すると、沈殿が生ずるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。
3.本剤は色調に多少の濃淡が生じることがあり、また、寒冷時にわずかに混濁することがあるが、殺菌効果には影響はない(混濁は加温することにより溶解する)。
4.金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するため0.1〜0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する。
薬効分類 | 消毒薬 |
一般名 | アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液 |
薬価 | 6.6円 |
メーカー | 日興製薬 |
最終更新 | 2015年05月改訂(第6版) |
()内はアルキルジアミノエチルグリシン濃度。次記の濃度になるように水で希釈して、次のように使用する。
1.手指・皮膚の消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:本品100倍希釈溶液(0.1%)で約5分間洗った後、50倍希釈溶液(0.2%)を塗布する。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:本品200〜1000倍希釈溶液(0.01〜0.05%)を用いる。
4.医療機器の消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)に10〜15分間浸漬する。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:本品50〜200倍希釈溶液(0.05〜0.2%)を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。
尚、結核領域において、医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒に用いる場合は、本品20〜50倍希釈溶液(0.2〜0.5%)を用いる。
1.手指・皮膚の消毒。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
4.医療機器の消毒。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:発疹、そう痒感等(0.1〜5%未満)の過敏症状が現れることがあるので、このような場合には使用を中止する。
(臨床検査値への影響)
本剤で消毒したカテーテルで採取した尿はスルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
1.人体
1).使用時:
(1).外用にのみ使用する。
(2).原液又は濃厚液が眼に入らないように注意する。入った場合には水でよく洗い流す。
(3).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(4).濃厚液の使用により皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
(5).炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
(6).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
2).調製時:深い創傷に使用する場合の希釈液としては注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いない。
2.その他
使用時:石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
3.緊急処置
1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.安定性試験:最終包装品を用いた加速試験(40℃、75%RH、7カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
2.次の医薬品が混入すると、沈殿が生ずるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。
3.本剤は色調に多少の濃淡が生じることがあり、また、寒冷時にわずかに混濁することがあるが、殺菌効果には影響はない(混濁は加温することにより溶解する)。
4.金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するため0.1〜0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する。
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