薬剤情報
後発品
薬効分類生理食塩液
一般名生理食塩液
薬価180
メーカーニプロ
最終更新2021年02月改訂(第2版)

用法・用量

1.注射:

1).20〜1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

2).適量をとり注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。

2.外用:

1).皮膚・創傷面・粘膜の洗浄、湿布に用いる。

2).含嗽、噴霧吸入に用いる。

3.その他:医療用器具の洗浄に用いる。

効能・効果

1.注射:細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロル欠乏時、注射剤の溶解希釈剤。

2.外用:皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進。

3.その他:医療用器具の洗浄。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。

慎重投与

1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:注射剤の溶解・希釈液として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認する。

2.投与前:

1).ゴム栓を保護しているシールを開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

2).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

3).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3.静脈内投与時:ゆっくり静脈内に注射する。

4.皮下投与時:皮下注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。

1).皮下注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).皮下注射時、繰り返し注射する場合には、注射部位を変え、例えば左右交互に注射するなど配慮する。なお、乳児、幼児、小児には皮下注射を連用しないことが望ましい。

1.使用方法:

1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。

2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。

3).通気針は不要。

4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。

5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。

6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。

7).容器の目盛りは目安として使用する。

8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、生理食塩液「NP」(250・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

生理食塩液「NP」
生理食塩液「NP」

生理食塩液「NP」

生理食塩液
2021年02月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類生理食塩液
一般名生理食塩液
薬価180
メーカーニプロ
最終更新2021年02月改訂(第2版)

用法・用量

1.注射:

1).20〜1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

2).適量をとり注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。

2.外用:

1).皮膚・創傷面・粘膜の洗浄、湿布に用いる。

2).含嗽、噴霧吸入に用いる。

3.その他:医療用器具の洗浄に用いる。

効能・効果

1.注射:細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロル欠乏時、注射剤の溶解希釈剤。

2.外用:皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進。

3.その他:医療用器具の洗浄。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。

慎重投与

1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:注射剤の溶解・希釈液として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認する。

2.投与前:

1).ゴム栓を保護しているシールを開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

2).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

3).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3.静脈内投与時:ゆっくり静脈内に注射する。

4.皮下投与時:皮下注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。

1).皮下注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).皮下注射時、繰り返し注射する場合には、注射部位を変え、例えば左右交互に注射するなど配慮する。なお、乳児、幼児、小児には皮下注射を連用しないことが望ましい。

1.使用方法:

1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。

2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。

3).通気針は不要。

4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。

5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。

6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。

7).容器の目盛りは目安として使用する。

8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、生理食塩液「NP」(250・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

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