生理食塩液
薬効分類 | 生理食塩液 |
一般名 | 生理食塩液 |
薬価 | 180円 |
メーカー | 扶桑薬品 |
最終更新 | 2022年02月改訂(第14版) |
1.注射:
1).20〜1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2).適量をとり注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。
2.外用:
1).皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
2).含嗽、噴霧吸入に用いる。
3.その他:医療用器具の洗浄に用いる。
1.細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロル欠乏時。
2.注射剤の溶解希釈剤。
3.皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進。
4.医療用器具の洗浄。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
大量・急速投与:(頻度不明)大量を急速投与すると、血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。
1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
(適用上の注意)
1.調製時:注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認する。
2.投与前:
1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
2).体温程度に温めて使用する。
3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。
3.皮下注射時:皮下注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に配慮する。
1).皮下注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
2).皮下注射時、繰り返し注射する場合には、注射部位を変え、たとえば左右交互に注射するなど配慮する。なお、乳・幼・小児には皮下注射を連用しないことが望ましい。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
4.静脈内注射時:ゆっくり静脈内に投与する。
1.通気針は不要。
2.輸液としての使用時には、連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。
3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。
4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。
5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。
6.容器の目盛はおよその目安として使用する。
薬効分類 | 生理食塩液 |
一般名 | 生理食塩液 |
薬価 | 180円 |
メーカー | 扶桑薬品 |
最終更新 | 2022年02月改訂(第14版) |
1.注射:
1).20〜1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2).適量をとり注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。
2.外用:
1).皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
2).含嗽、噴霧吸入に用いる。
3.その他:医療用器具の洗浄に用いる。
1.細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロル欠乏時。
2.注射剤の溶解希釈剤。
3.皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進。
4.医療用器具の洗浄。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
大量・急速投与:(頻度不明)大量を急速投与すると、血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。
1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
(適用上の注意)
1.調製時:注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認する。
2.投与前:
1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
2).体温程度に温めて使用する。
3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。
3.皮下注射時:皮下注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に配慮する。
1).皮下注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
2).皮下注射時、繰り返し注射する場合には、注射部位を変え、たとえば左右交互に注射するなど配慮する。なお、乳・幼・小児には皮下注射を連用しないことが望ましい。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
4.静脈内注射時:ゆっくり静脈内に投与する。
1.通気針は不要。
2.輸液としての使用時には、連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。
3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。
4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。
5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。
6.容器の目盛はおよその目安として使用する。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。