眼科手術補助薬
薬効分類 | 眼科手術補助薬 |
一般名 | 精製ヒアルロン酸ナトリウム液 |
薬価 | 5540円 |
メーカー | 生化学 |
最終更新 | 2014年04月改訂(第9版) |
1.白内障手術・眼内レンズ挿入術を連続して施行する場合には、0.4〜1.0mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。但し、白内障手術又は眼内レンズ挿入術のみを施行する場合には、次のとおりとする。
1).白内障手術:0.1〜0.6mLを前房内へ注入する。
2).眼内レンズ挿入術:眼内レンズ挿入前に、0.1〜0.5mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。
2.全層角膜移植術:移植眼の角膜片を除去後に、0.1〜0.5mLを前房内へ注入し、移植片角膜を本剤上に浮遊させて縫合を行う。また、提供眼の移植片角膜のコーティングに約0.1mL使用する。
白内障手術・眼内レンズ挿入術・全層角膜移植術における手術補助。
ヒアルロン酸ナトリウム製剤の調査症例数17,618例中、副作用発現症例は440例(2.5%)であり、副作用発現件数は延べ465件であった。その主なものは、眼圧上昇374件(2.1%)、眼内レンズ表面の混濁39件(0.2%)、炎症反応12件(0.07%)、角膜浮腫11件(0.06%)等であった(承認時までの調査及び市販後の使用成績調査の集計)。
次の副作用が報告されているので、このような症状が現れた場合には適切な処置を講じる(承認時までの調査及び市販後の使用成績調査の集計)。
1.眼:(0.1%以上5%未満)眼圧上昇、(0.1%未満)眼炎症反応、嚢胞様黄斑浮腫、角膜浮腫、角膜混濁、前房出血、虹彩新生血管、虹彩後癒着、結膜癒着不全、散瞳、水晶体混濁、浅前房、眼疼痛、霧視、眼のかゆみ。
2.その他:(0.1%以上5%未満)眼内レンズ表面混濁。
本剤の成分に対し過敏症又は蛋白系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.注意深く、ゆっくりと注入する。
2.過量に注入しない(術後の眼圧上昇の原因となる可能性がある)。
3.超音波乳化吸引術を行う前に吸引灌流を行い、水晶体と本剤との間に灌流液で満たした空間を作る(空間が不十分なまま超音波乳化吸引を行うとチップの閉塞により、灌流不全となり角膜熱傷を起こすことがある)。
4.特に手術直後は、注意深く眼圧を観察する(もし眼圧上昇が現れた場合は適切な処置を行う)。
5.手術後、できるだけ洗浄等により本剤を除去することが望ましい。
(適用上の注意)
1.投与経路:本剤は眼科用剤として、用法・用量にしたがって投与し、血管内へは投与しない。
2.投与時:
1).本剤の主成分である精製ヒアルロン酸ナトリウムは、ベンザルコニウム塩化物等の第4級アンモニウム塩及びクロルヘキシジンにより沈殿を生じることがあるので十分注意する。
2).本剤の開封後の使用は1回限りとし、残液は容器とともに廃棄する。
1.ブリスター包装内は滅菌済みのため、使用直前に開封する。開封後は速やかに使用する。
2.ブリスター包装が開封していたり、破損している場合、使用しない。
(保険適用上の取扱い)
本製剤は、連続して行われる白内障手術及び眼内レンズ挿入術に伴って使用される場合に限り算定できるものである(平成11年5月14日付保険発第73号厚生省保険局医療課長通知)。
1〜30℃。
(オペガン1.1眼粘弾剤1%の使用法)
正確なセッティングを行うために、次記の順序を必ず守る。
1.パッケージを開け本体を取り出す。
2.先端のゴム栓をつまんだら、一旦強く押し込んでから、ゆっくりねじるようにして取り外す。
3.しっかり固定されるまでカニューレを装着する。本品はカニューレ脱落防止のために、ルアーロック式の容器を採用しているので、ルアーロック用のカニューレを使用し、しっかり回して固定する。
薬効分類 | 眼科手術補助薬 |
一般名 | 精製ヒアルロン酸ナトリウム液 |
薬価 | 5540円 |
メーカー | 生化学 |
最終更新 | 2014年04月改訂(第9版) |
1.白内障手術・眼内レンズ挿入術を連続して施行する場合には、0.4〜1.0mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。但し、白内障手術又は眼内レンズ挿入術のみを施行する場合には、次のとおりとする。
1).白内障手術:0.1〜0.6mLを前房内へ注入する。
2).眼内レンズ挿入術:眼内レンズ挿入前に、0.1〜0.5mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。
2.全層角膜移植術:移植眼の角膜片を除去後に、0.1〜0.5mLを前房内へ注入し、移植片角膜を本剤上に浮遊させて縫合を行う。また、提供眼の移植片角膜のコーティングに約0.1mL使用する。
白内障手術・眼内レンズ挿入術・全層角膜移植術における手術補助。
ヒアルロン酸ナトリウム製剤の調査症例数17,618例中、副作用発現症例は440例(2.5%)であり、副作用発現件数は延べ465件であった。その主なものは、眼圧上昇374件(2.1%)、眼内レンズ表面の混濁39件(0.2%)、炎症反応12件(0.07%)、角膜浮腫11件(0.06%)等であった(承認時までの調査及び市販後の使用成績調査の集計)。
次の副作用が報告されているので、このような症状が現れた場合には適切な処置を講じる(承認時までの調査及び市販後の使用成績調査の集計)。
1.眼:(0.1%以上5%未満)眼圧上昇、(0.1%未満)眼炎症反応、嚢胞様黄斑浮腫、角膜浮腫、角膜混濁、前房出血、虹彩新生血管、虹彩後癒着、結膜癒着不全、散瞳、水晶体混濁、浅前房、眼疼痛、霧視、眼のかゆみ。
2.その他:(0.1%以上5%未満)眼内レンズ表面混濁。
本剤の成分に対し過敏症又は蛋白系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.注意深く、ゆっくりと注入する。
2.過量に注入しない(術後の眼圧上昇の原因となる可能性がある)。
3.超音波乳化吸引術を行う前に吸引灌流を行い、水晶体と本剤との間に灌流液で満たした空間を作る(空間が不十分なまま超音波乳化吸引を行うとチップの閉塞により、灌流不全となり角膜熱傷を起こすことがある)。
4.特に手術直後は、注意深く眼圧を観察する(もし眼圧上昇が現れた場合は適切な処置を行う)。
5.手術後、できるだけ洗浄等により本剤を除去することが望ましい。
(適用上の注意)
1.投与経路:本剤は眼科用剤として、用法・用量にしたがって投与し、血管内へは投与しない。
2.投与時:
1).本剤の主成分である精製ヒアルロン酸ナトリウムは、ベンザルコニウム塩化物等の第4級アンモニウム塩及びクロルヘキシジンにより沈殿を生じることがあるので十分注意する。
2).本剤の開封後の使用は1回限りとし、残液は容器とともに廃棄する。
1.ブリスター包装内は滅菌済みのため、使用直前に開封する。開封後は速やかに使用する。
2.ブリスター包装が開封していたり、破損している場合、使用しない。
(保険適用上の取扱い)
本製剤は、連続して行われる白内障手術及び眼内レンズ挿入術に伴って使用される場合に限り算定できるものである(平成11年5月14日付保険発第73号厚生省保険局医療課長通知)。
1〜30℃。
(オペガン1.1眼粘弾剤1%の使用法)
正確なセッティングを行うために、次記の順序を必ず守る。
1.パッケージを開け本体を取り出す。
2.先端のゴム栓をつまんだら、一旦強く押し込んでから、ゆっくりねじるようにして取り外す。
3.しっかり固定されるまでカニューレを装着する。本品はカニューレ脱落防止のために、ルアーロック式の容器を採用しているので、ルアーロック用のカニューレを使用し、しっかり回して固定する。
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