薬効分類 | う蝕予防剤 |
一般名 | フッ化ナトリウム液 |
薬価 | 0円 |
メーカー | 東洋製薬化成 |
最終更新 | 2024年01月改訂(第1版) |
通常、1回フッ化ナトリウムとして0.05〜0.1%溶液5〜10mLを用い、1日1回食後又は就寝前に次の方法により洗口する。
<洗口方法>
薬液を口に含み、約30秒間薬液が十分歯面にゆきわたるように含み洗いさせる。次に薬液を十分に吐き出させる。
1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めるが、通常未就学児で5mL、学童以上で7〜10mLが適当である。
齲蝕の予防。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)過敏症状。
歯科医師の指導により使用すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
13.1. 急性中毒
誤って飲用し、嘔吐、腹痛、下痢などの急性中毒症状を起こした場合には、牛乳、グルコン酸カルシウムなどのカルシウム剤を応急的に服用させ、医師の診療を受けさせること。
13.2. 慢性中毒
歯の形成期〜萌出期にあたる6歳未満の小児が繰返し誤飲した場合、フッ化物の過量摂取による斑状歯が発現する可能性がある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 容器及び使用する器具は必ずプラスチック製を使用すること(ガラス製品はフッ化物によって腐蝕する)。
14.1.2. 希釈して使用する場合は、その都度希釈し、作り置きしないこと。
14.2. 薬剤交付時の注意
14.2.1. 使用に際しては間違いなく洗口が出来ることを確認してから使用させる(洗口ができない場合には、水で洗口を練習させる)。飲み込むおそれのある幼・小児には使用しないこと。
14.2.2. 飲み込まないようよく指導すること。
14.2.3. 指定した使用量を守るよう指導すること。
14.2.4. 使用方法(洗口液の作り方、洗口方法)については十分に保護者に対して説明し、家庭での幼・小児の洗口は保護者の監督下で行わせること。
14.2.5. 洗口の方法
(1). 1回量5〜10mLを口に含み、約30秒間洗口液が十分に歯面にゆきわたるように、口を閉じ頬を動かす「ブクブクうがい」を行う(添付文書の洗口図参照)。
(2). 洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行う(添付文書の洗口図参照)。
14.2.6. 洗口時の注意
(1). 洗口の前には、歯をみがくか、水で口をすすぐこと。
(2). 洗口液1回の量は一度で口に含むこととし、口に含めなかった洗口液は捨てること。
(3). 洗口後の洗口液は十分に吐き出すこと。
(4). 洗口後30分間はうがいや飲食物をとらないようにすること。
14.2.7. 使用後は密栓し、幼・小児の手の届かない所に保管すること。
(保管上の注意)
室温保存。
(保険給付上の注意)
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
薬効分類 | う蝕予防剤 |
一般名 | フッ化ナトリウム液 |
薬価 | 0円 |
メーカー | 東洋製薬化成 |
最終更新 | 2024年01月改訂(第1版) |
通常、1回フッ化ナトリウムとして0.05〜0.1%溶液5〜10mLを用い、1日1回食後又は就寝前に次の方法により洗口する。
<洗口方法>
薬液を口に含み、約30秒間薬液が十分歯面にゆきわたるように含み洗いさせる。次に薬液を十分に吐き出させる。
1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めるが、通常未就学児で5mL、学童以上で7〜10mLが適当である。
齲蝕の予防。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)過敏症状。
歯科医師の指導により使用すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
13.1. 急性中毒
誤って飲用し、嘔吐、腹痛、下痢などの急性中毒症状を起こした場合には、牛乳、グルコン酸カルシウムなどのカルシウム剤を応急的に服用させ、医師の診療を受けさせること。
13.2. 慢性中毒
歯の形成期〜萌出期にあたる6歳未満の小児が繰返し誤飲した場合、フッ化物の過量摂取による斑状歯が発現する可能性がある。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 容器及び使用する器具は必ずプラスチック製を使用すること(ガラス製品はフッ化物によって腐蝕する)。
14.1.2. 希釈して使用する場合は、その都度希釈し、作り置きしないこと。
14.2. 薬剤交付時の注意
14.2.1. 使用に際しては間違いなく洗口が出来ることを確認してから使用させる(洗口ができない場合には、水で洗口を練習させる)。飲み込むおそれのある幼・小児には使用しないこと。
14.2.2. 飲み込まないようよく指導すること。
14.2.3. 指定した使用量を守るよう指導すること。
14.2.4. 使用方法(洗口液の作り方、洗口方法)については十分に保護者に対して説明し、家庭での幼・小児の洗口は保護者の監督下で行わせること。
14.2.5. 洗口の方法
(1). 1回量5〜10mLを口に含み、約30秒間洗口液が十分に歯面にゆきわたるように、口を閉じ頬を動かす「ブクブクうがい」を行う(添付文書の洗口図参照)。
(2). 洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行う(添付文書の洗口図参照)。
14.2.6. 洗口時の注意
(1). 洗口の前には、歯をみがくか、水で口をすすぐこと。
(2). 洗口液1回の量は一度で口に含むこととし、口に含めなかった洗口液は捨てること。
(3). 洗口後の洗口液は十分に吐き出すこと。
(4). 洗口後30分間はうがいや飲食物をとらないようにすること。
14.2.7. 使用後は密栓し、幼・小児の手の届かない所に保管すること。
(保管上の注意)
室温保存。
(保険給付上の注意)
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
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