消毒薬
薬効分類 | 消毒薬 |
一般名 | アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩0.5%液 |
薬価 | 5.5円 |
メーカー | 健栄製薬 |
最終更新 | 2010年11月改訂(第4版) |
アルキルジアミノエチルグリシンとして次記の濃度になるように水で希釈、又はそのままで、次のように使用する。
1.医療機器の消毒:0.05〜0.2%溶液に10〜15分間浸漬する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2〜0.5%溶液を用いる。
2.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:0.05〜0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2〜0.5%溶液を用いる。
3.手指・皮膚の消毒:0.05〜0.2%溶液で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
4.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:0.1%溶液で約5分間洗った後、0.2%溶液を塗布する。
5.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:0.01〜0.05%溶液を用いる。
1.医療機器の消毒。
2.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
3.手指・皮膚の消毒。
4.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
5.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:発疹、そう痒感等の過敏症状(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。
(重要な基本的注意)
1.本剤は、濃度に注意して使用する。
2.炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
3.本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理する。
本剤で消毒したカテーテルで採取した尿は、スルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
1.人体
1).投与経路:外用にのみ使用する。
2).使用時:
(1).眼に入らないように注意する。眼に入った場合には水でよく洗い流す。
(2).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(3).皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
(4).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
2.その他
1).調製方法:繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意する。
2).使用時:
(1).血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分に洗い落としてから使用する。
(2).石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
(3).皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸す。
3).器具等材質:金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するために0.1〜0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する(なお、銅製の器具は亜硝酸ナトリウムを添加しても腐食を防止できないので長時間浸漬しない)。
3.緊急処置
1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上眼を洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.注意:
1).開封時及び開封後は、微生物による汚染に注意する。
2).本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用する。
2.配合変化:次の医薬品等が混入すると、沈殿を生じるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。
3.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器。
薬効分類 | 消毒薬 |
一般名 | アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩0.5%液 |
薬価 | 5.5円 |
メーカー | 健栄製薬 |
最終更新 | 2010年11月改訂(第4版) |
アルキルジアミノエチルグリシンとして次記の濃度になるように水で希釈、又はそのままで、次のように使用する。
1.医療機器の消毒:0.05〜0.2%溶液に10〜15分間浸漬する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2〜0.5%溶液を用いる。
2.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:0.05〜0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2〜0.5%溶液を用いる。
3.手指・皮膚の消毒:0.05〜0.2%溶液で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
4.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:0.1%溶液で約5分間洗った後、0.2%溶液を塗布する。
5.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:0.01〜0.05%溶液を用いる。
1.医療機器の消毒。
2.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
3.手指・皮膚の消毒。
4.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
5.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:発疹、そう痒感等の過敏症状(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。
(重要な基本的注意)
1.本剤は、濃度に注意して使用する。
2.炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
3.本剤を希釈して使用する場合は、調製後滅菌処理する。
本剤で消毒したカテーテルで採取した尿は、スルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。
(適用上の注意)
1.人体
1).投与経路:外用にのみ使用する。
2).使用時:
(1).眼に入らないように注意する。眼に入った場合には水でよく洗い流す。
(2).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(3).皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
(4).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
2.その他
1).調製方法:繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意する。
2).使用時:
(1).血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分に洗い落としてから使用する。
(2).石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
(3).皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸す。
3).器具等材質:金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するために0.1〜0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する(なお、銅製の器具は亜硝酸ナトリウムを添加しても腐食を防止できないので長時間浸漬しない)。
3.緊急処置
1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上眼を洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.注意:
1).開封時及び開封後は、微生物による汚染に注意する。
2).本剤は滅菌製剤のため、開封後は速やかに使用する。
2.配合変化:次の医薬品等が混入すると、沈殿を生じるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。
3.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
気密容器。
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