薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価151
メーカー大塚製薬工場
最終更新2014年09月改訂(第6版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

急速投与:高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えない(第一次再評価結果その28、1988年)。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず電解質補液又は腹膜透析液に全量を混合して使用する(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与する)。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しない。

3).開封後直ちに使用し、全量を混合する(また、残液は決して使用しない)。

2.調製方法:添加したリボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色を目安として均一に希釈して使用する。

3.投与時:ゆっくり静脈内に点滴投与する。

1.本剤並びに電解質補液等の首部を下へ傾けて接続すると、薬液がこぼれることがあるので、両者の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続する。

2.注入針は電解質補液等のゴム栓にまっすぐ、ゆっくりと刺す。

3.包装内に水滴が認められるものや内容液が混濁しているものは使用しない。

4.注入針には直接手を触れない。

5.誤穿刺に注意する。

保管上の注意

遮光。

その他

(調製方法)

1.アダプターを持ち、キャップを開封の→方向に回してシールを切り、キャップを外す。

2.電解質補液(以下、腹膜透析液を含む)の首部及び本品のアダプター部を持ち、テーブル等を利用して首部をやや持ち上げ、電解質補液及び本品のゴム栓に薬液が触れないようにして(ゴム栓に薬液が触れたまま接続すると、薬液がこぼれることがある)、注入針の先端を電解質補液のゴム栓にあて、注入針をまっすぐ、ゆっくりと最後まで押し込む。

注入針が完全に刺し込まれていることを確認する。

3.本品をポンピングして本液の全量を注入する。

4.電解質補液の首部を保持し、本品を注入針部ごと抜きとる。

5.電解質補液をよく混和する。

(廃棄方法)

廃棄時にゴミ袋を破ることがないようキャップを装着する。キャップを装着する場合には誤穿刺に注意する。

KCL補正液キット20mEq
KCL補正液キット20mEq

KCL補正液キット20mEq

カリウム (K) 製剤
2014年09月改訂(第6版)
薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価151
メーカー大塚製薬工場
最終更新2014年09月改訂(第6版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

急速投与:高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えない(第一次再評価結果その28、1988年)。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず電解質補液又は腹膜透析液に全量を混合して使用する(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与する)。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しない。

3).開封後直ちに使用し、全量を混合する(また、残液は決して使用しない)。

2.調製方法:添加したリボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色を目安として均一に希釈して使用する。

3.投与時:ゆっくり静脈内に点滴投与する。

1.本剤並びに電解質補液等の首部を下へ傾けて接続すると、薬液がこぼれることがあるので、両者の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続する。

2.注入針は電解質補液等のゴム栓にまっすぐ、ゆっくりと刺す。

3.包装内に水滴が認められるものや内容液が混濁しているものは使用しない。

4.注入針には直接手を触れない。

5.誤穿刺に注意する。

保管上の注意

遮光。

その他

(調製方法)

1.アダプターを持ち、キャップを開封の→方向に回してシールを切り、キャップを外す。

2.電解質補液(以下、腹膜透析液を含む)の首部及び本品のアダプター部を持ち、テーブル等を利用して首部をやや持ち上げ、電解質補液及び本品のゴム栓に薬液が触れないようにして(ゴム栓に薬液が触れたまま接続すると、薬液がこぼれることがある)、注入針の先端を電解質補液のゴム栓にあて、注入針をまっすぐ、ゆっくりと最後まで押し込む。

注入針が完全に刺し込まれていることを確認する。

3.本品をポンピングして本液の全量を注入する。

4.電解質補液の首部を保持し、本品を注入針部ごと抜きとる。

5.電解質補液をよく混和する。

(廃棄方法)

廃棄時にゴミ袋を破ることがないようキャップを装着する。キャップを装着する場合には誤穿刺に注意する。

薬剤情報

薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。

一般名、製品名どちらでも検索可能!

※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。