薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価151
メーカー大塚製薬工場
最終更新2014年09月改訂(第6版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。

7.2. 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず電解質補液又は腹膜透析液に全量を混合して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

急速投与:(頻度不明)高カリウム血症。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

使用時には、感染に対する配慮をすること。

14.2. 薬剤調製時の注意

14.2.1. 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。

14.2.2. リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。

14.2.3. 本剤並びに電解質補液等の首部を下へ傾けて接続すると、薬液がこぼれることがあるので、両者の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続すること。

14.2.4. 注入針は電解質補液等のゴム栓に垂直にゆっくりと刺すこと。

14.2.5. 注入針には直接手を触れないこと。

14.2.6. 誤穿刺に注意すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.3. 次の場合には使用しないこと。

・ 容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(調製方法)

1). アダプターを持ち、キャップを開封の→方向に回してシールを切り、キャップを外す。

2). 電解質補液(以下、腹膜透析液を含む)の首部及び本品のアダプター部を持ち、電解質補液のゴム栓に注入針を垂直にゆっくりと最後まで刺し込む。

注意:

・ ゴム栓に薬液が触れたまま接続すると、薬液がこぼれることがあるので、本品並びに電解質補液の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続すること。

・ 注入針が完全に刺し込まれていることを確認すること。

3). 本品をポンピングして本液の全量を注入する。

4). 電解質補液の首部を保持し、本品を注入針部ごと抜きとる。

5). 電解質補液をよく混和する。

(廃棄方法)

廃棄時にゴミ袋を破ることがないようキャップを装着すること。

キャップを装着する場合には誤穿刺に注意すること。

KCL補正液キット20mEq
KCL補正液キット20mEq

KCL補正液キット20mEq

カリウム (K) 製剤
2014年09月改訂(第6版)
薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価151
メーカー大塚製薬工場
最終更新2014年09月改訂(第6版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。

7.2. 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず電解質補液又は腹膜透析液に全量を混合して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

急速投与:(頻度不明)高カリウム血症。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

使用時には、感染に対する配慮をすること。

14.2. 薬剤調製時の注意

14.2.1. 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。

14.2.2. リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。

14.2.3. 本剤並びに電解質補液等の首部を下へ傾けて接続すると、薬液がこぼれることがあるので、両者の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続すること。

14.2.4. 注入針は電解質補液等のゴム栓に垂直にゆっくりと刺すこと。

14.2.5. 注入針には直接手を触れないこと。

14.2.6. 誤穿刺に注意すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.3. 次の場合には使用しないこと。

・ 容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(調製方法)

1). アダプターを持ち、キャップを開封の→方向に回してシールを切り、キャップを外す。

2). 電解質補液(以下、腹膜透析液を含む)の首部及び本品のアダプター部を持ち、電解質補液のゴム栓に注入針を垂直にゆっくりと最後まで刺し込む。

注意:

・ ゴム栓に薬液が触れたまま接続すると、薬液がこぼれることがあるので、本品並びに電解質補液の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続すること。

・ 注入針が完全に刺し込まれていることを確認すること。

3). 本品をポンピングして本液の全量を注入する。

4). 電解質補液の首部を保持し、本品を注入針部ごと抜きとる。

5). 電解質補液をよく混和する。

(廃棄方法)

廃棄時にゴミ袋を破ることがないようキャップを装着すること。

キャップを装着する場合には誤穿刺に注意すること。

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