薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価225
メーカーテルモ
最終更新2023年04月改訂(第1版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず希釈して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。

7.2. ゆっくり静脈内に投与し、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。

7.3. カリウムイオンとしての投与量は1日100mEqを超えないこと。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

急速投与:(頻度不明)高カリウム血症。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

使用時には、次の点に注意すること。

・ 感染に対する配慮をすること。

・ シリンジ及び専用針が破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。

・ 押子(プランジャー)が外れたり、ガスケットが変形し薬液が漏出したりするおそれがあるので押子のみを持たないこと。

・ 押子を引かないこと。

14.2. 薬剤調製時の注意

14.2.1. 使用に際しては、ブリスター包装を開封口からゆっくり開け、外筒(バレル)を持って取り出すこと。

14.2.2. 必ず、専用針を用いて輸液剤等に混ぜること。

14.2.3. 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。

14.2.4. リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

14.3.1. シリンジポンプでは使用しないこと。

14.3.2. 輸液セットの三方活栓や側管(ト字管等)から直接静注しないこと。

14.3.3. 透析回路等の体外循環回路の高圧条件下で使用しないこと(高圧条件下では押子を斜めに押すおそれがあり、押子を斜めに押すとガスケットが変形し薬液及び血液がガスケットの部分から漏出するおそれがある)。

14.4. 薬剤投与後の注意

開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液はシリンジとともに速やかに廃棄すること。

(取扱い上の注意)

20.1. 外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. ブリスター包装は使用時まで開封しないこと。

20.3. 次の場合には使用しないこと。

・ ブリスター包装が破損している場合には使用しないこと。

・ シリンジから薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ シリンジ及び専用針に破損等の異状が認められる場合には使用しないこと。

・ キャップが外れている場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

遮光・室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(操作方法)

1). シリンジ、及びPFMS専用針のキャップを外す。

2). シリンジに、PFMS専用針を装着後、カバーを外す。

3). 輸液剤の混注口にまっすぐ刺通する。

注意:PFMS専用針を刺通する際、針の途中で止めず根元まで刺通し、注入孔を混注口内に確実に入れてから、薬液を注入すること(途中で止めると薬液が輸液剤内に注入されず外部へ漏れる)。

4). 薬液を注入する。

5). 薬液注入後、シリンジとともにPFMS専用針を抜く。

KCL注20mEqキット「テルモ」
KCL注20mEqキット「テルモ」

KCL注20mEqキット「テルモ」

カリウム (K) 製剤
2023年04月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類カリウム (K) 製剤
一般名塩化カリウム注射液キット
薬価225
メーカーテルモ
最終更新2023年04月改訂(第1版)

用法・用量

電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず希釈して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。

7.2. ゆっくり静脈内に投与し、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。

7.3. カリウムイオンとしての投与量は1日100mEqを超えないこと。

効能・効果

電解質補液の電解質補正。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

急速投与:(頻度不明)高カリウム血症。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

使用時には、次の点に注意すること。

・ 感染に対する配慮をすること。

・ シリンジ及び専用針が破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。

・ 押子(プランジャー)が外れたり、ガスケットが変形し薬液が漏出したりするおそれがあるので押子のみを持たないこと。

・ 押子を引かないこと。

14.2. 薬剤調製時の注意

14.2.1. 使用に際しては、ブリスター包装を開封口からゆっくり開け、外筒(バレル)を持って取り出すこと。

14.2.2. 必ず、専用針を用いて輸液剤等に混ぜること。

14.2.3. 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。

14.2.4. リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

14.3.1. シリンジポンプでは使用しないこと。

14.3.2. 輸液セットの三方活栓や側管(ト字管等)から直接静注しないこと。

14.3.3. 透析回路等の体外循環回路の高圧条件下で使用しないこと(高圧条件下では押子を斜めに押すおそれがあり、押子を斜めに押すとガスケットが変形し薬液及び血液がガスケットの部分から漏出するおそれがある)。

14.4. 薬剤投与後の注意

開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液はシリンジとともに速やかに廃棄すること。

(取扱い上の注意)

20.1. 外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. ブリスター包装は使用時まで開封しないこと。

20.3. 次の場合には使用しないこと。

・ ブリスター包装が破損している場合には使用しないこと。

・ シリンジから薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ シリンジ及び専用針に破損等の異状が認められる場合には使用しないこと。

・ キャップが外れている場合には使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

遮光・室温保存。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(操作方法)

1). シリンジ、及びPFMS専用針のキャップを外す。

2). シリンジに、PFMS専用針を装着後、カバーを外す。

3). 輸液剤の混注口にまっすぐ刺通する。

注意:PFMS専用針を刺通する際、針の途中で止めず根元まで刺通し、注入孔を混注口内に確実に入れてから、薬液を注入すること(途中で止めると薬液が輸液剤内に注入されず外部へ漏れる)。

4). 薬液を注入する。

5). 薬液注入後、シリンジとともにPFMS専用針を抜く。

薬剤情報

薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。

一般名、製品名どちらでも検索可能!

※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。