薬剤情報
後発品
薬効分類カルシウム (Ca) 製剤
一般名リン酸水素カルシウム水和物
薬価15.8
メーカー山善製薬
最終更新
2023年07月改訂(第1版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

リン酸水素カルシウム水和物として、通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給:くる病、骨粗鬆症、骨軟化症。

2). 妊婦・授乳時におけるカルシウム補給。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 高カルシウム血症、結石症(いずれも頻度不明):カルシウム剤の長期投与により、高カルシウム血症及び結石症があらわれることがある〔2.1、8.重要な基本的注意の項、9.1.1、10.2参照〕。

禁忌

2.1. 高カルシウム血症の患者[症状が悪化するおそれがある]〔8.重要な基本的注意の項、9.1.1、11.1.1参照〕。

2.2. 腎結石のある患者[腎結石が悪化するおそれがある]。

2.3. 重篤な腎不全のある患者〔9.2.1参照〕。

重要な基本的注意

長期投与により血中カルシウム高値及び尿中カルシウム高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中カルシウム及び尿中カルシウムを検査することが望ましい〔2.1、9.1.1、10.2、11.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 高カルシウム血症のあらわれやすい病態の患者〔2.1、8.重要な基本的注意の項、10.2、11.1.1参照〕。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 重篤な腎不全のある患者:投与しないこと(組織への石灰沈着を助長するおそれがある)〔2.3参照〕。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). テトラサイクリン系抗生物質<経口>(ミノサイクリン<経口>、ドキシサイクリン<経口>、テトラサイクリン<経口>等)[併用薬剤の吸収を阻害することがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること(本剤と難溶性のキレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる)]。

2). 活性型ビタミンD製剤(アルファカルシドール、カルシトリオール、ファレカルシトリオール等)〔8.重要な基本的注意の項、9.1.1、11.1.1参照〕[高カルシウム血症があらわれやすい(相加作用)]。

3). 強心配糖体(メチルジゴキシン、ジゴキシン、ジギトキシン等)[これらの作用を増強するおそれがある(カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

小児等

小児等を対象とした臨床試験を実施していない。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

「山善」第二リン灰
「山善」第二リン灰

「山善」第二リン灰

カルシウム (Ca) 製剤
2023年07月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類カルシウム (Ca) 製剤
一般名リン酸水素カルシウム水和物
薬価15.8
メーカー山善製薬
最終更新
2023年07月改訂(第1版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

リン酸水素カルシウム水和物として、通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). 次記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給:くる病、骨粗鬆症、骨軟化症。

2). 妊婦・授乳時におけるカルシウム補給。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 高カルシウム血症、結石症(いずれも頻度不明):カルシウム剤の長期投与により、高カルシウム血症及び結石症があらわれることがある〔2.1、8.重要な基本的注意の項、9.1.1、10.2参照〕。

禁忌

2.1. 高カルシウム血症の患者[症状が悪化するおそれがある]〔8.重要な基本的注意の項、9.1.1、11.1.1参照〕。

2.2. 腎結石のある患者[腎結石が悪化するおそれがある]。

2.3. 重篤な腎不全のある患者〔9.2.1参照〕。

重要な基本的注意

長期投与により血中カルシウム高値及び尿中カルシウム高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中カルシウム及び尿中カルシウムを検査することが望ましい〔2.1、9.1.1、10.2、11.1.1参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 高カルシウム血症のあらわれやすい病態の患者〔2.1、8.重要な基本的注意の項、10.2、11.1.1参照〕。

(腎機能障害患者)

9.2.1. 重篤な腎不全のある患者:投与しないこと(組織への石灰沈着を助長するおそれがある)〔2.3参照〕。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). テトラサイクリン系抗生物質<経口>(ミノサイクリン<経口>、ドキシサイクリン<経口>、テトラサイクリン<経口>等)[併用薬剤の吸収を阻害することがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること(本剤と難溶性のキレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる)]。

2). 活性型ビタミンD製剤(アルファカルシドール、カルシトリオール、ファレカルシトリオール等)〔8.重要な基本的注意の項、9.1.1、11.1.1参照〕[高カルシウム血症があらわれやすい(相加作用)]。

3). 強心配糖体(メチルジゴキシン、ジゴキシン、ジギトキシン等)[これらの作用を増強するおそれがある(カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

小児等

小児等を対象とした臨床試験を実施していない。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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