薬効分類 | 血小板凝集抑制薬 |
一般名 | サルポグレラート塩酸塩100mg錠 |
薬価 | 30.9円 |
メーカー | 日医工岐阜工場 |
最終更新 | 2024年02月改訂(第1版) |
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感等の虚血性諸症状の改善。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 脳出血、消化管出血(いずれも0.1%未満):脳出血、吐血や下血等の消化管出血があらわれることがある〔2.1、9.1.2参照〕。
11.1.2. 血小板減少(頻度不明)。
11.1.3. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。
11.1.4. 無顆粒球症(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、発赤、(0.1%未満)丘疹、そう痒、(頻度不明)紅斑、蕁麻疹。
2). 肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能障害(ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等)。
3). 出血傾向:(0.1〜5%未満)出血(鼻出血、皮下出血等)。
4). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気、胸やけ、腹痛、便秘、(0.1%未満)食道異物感、食欲不振、腹部膨満感、下痢、(頻度不明)嘔吐、口内炎。
5). 循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進、(0.1%未満)息切れ、胸痛、ほてり。
6). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、(0.1%未満)眠気、味覚異常、めまい。
7). 腎臓:(0.1〜5%未満)蛋白尿、尿潜血、BUN上昇、クレアチニン上昇。
8). 血液:(0.1〜5%未満)貧血、(0.1%未満)血小板減少、(頻度不明)白血球減少。
9). その他:(0.1〜5%未満)血清中性脂肪上昇、血清コレステロール上昇、血清アルブミン減少、尿糖、尿沈渣、(0.1%未満)体重増加、浮腫、倦怠感、血清カルシウム減少、(頻度不明)しびれ感、発熱、咽頭痛、咽頭不快感、咽頭灼熱感。
発現頻度は、製造販売後調査の結果を含む。
2.1. 出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[出血を更に増強する可能性がある]〔9.1.2、11.1.1参照〕。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
本剤投与中は定期的に血液検査を行うことが望ましい。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 月経期間中の患者:出血を増強するおそれがある。
9.1.2. 出血傾向並びに出血傾向素因のある患者:出血傾向を増強するおそれがある〔2.1、11.1.1参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:排泄に影響するおそれがある。
10.2. 併用注意:
抗凝固剤(ワルファリン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)[出血傾向を増強するおそれがある(相互に作用を増強する)]。
低用量(例えば150mg/日)より投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に腎、肝等の生理機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット)で胚胎仔死亡率増加及び新生仔生存率低下が報告されている)〔2.2参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 血小板凝集抑制薬 |
一般名 | サルポグレラート塩酸塩100mg錠 |
薬価 | 30.9円 |
メーカー | 日医工岐阜工場 |
最終更新 | 2024年02月改訂(第1版) |
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感等の虚血性諸症状の改善。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 脳出血、消化管出血(いずれも0.1%未満):脳出血、吐血や下血等の消化管出血があらわれることがある〔2.1、9.1.2参照〕。
11.1.2. 血小板減少(頻度不明)。
11.1.3. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。
11.1.4. 無顆粒球症(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、発赤、(0.1%未満)丘疹、そう痒、(頻度不明)紅斑、蕁麻疹。
2). 肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能障害(ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等)。
3). 出血傾向:(0.1〜5%未満)出血(鼻出血、皮下出血等)。
4). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気、胸やけ、腹痛、便秘、(0.1%未満)食道異物感、食欲不振、腹部膨満感、下痢、(頻度不明)嘔吐、口内炎。
5). 循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進、(0.1%未満)息切れ、胸痛、ほてり。
6). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、(0.1%未満)眠気、味覚異常、めまい。
7). 腎臓:(0.1〜5%未満)蛋白尿、尿潜血、BUN上昇、クレアチニン上昇。
8). 血液:(0.1〜5%未満)貧血、(0.1%未満)血小板減少、(頻度不明)白血球減少。
9). その他:(0.1〜5%未満)血清中性脂肪上昇、血清コレステロール上昇、血清アルブミン減少、尿糖、尿沈渣、(0.1%未満)体重増加、浮腫、倦怠感、血清カルシウム減少、(頻度不明)しびれ感、発熱、咽頭痛、咽頭不快感、咽頭灼熱感。
発現頻度は、製造販売後調査の結果を含む。
2.1. 出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[出血を更に増強する可能性がある]〔9.1.2、11.1.1参照〕。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
本剤投与中は定期的に血液検査を行うことが望ましい。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 月経期間中の患者:出血を増強するおそれがある。
9.1.2. 出血傾向並びに出血傾向素因のある患者:出血傾向を増強するおそれがある〔2.1、11.1.1参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:排泄に影響するおそれがある。
10.2. 併用注意:
抗凝固剤(ワルファリン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)[出血傾向を増強するおそれがある(相互に作用を増強する)]。
低用量(例えば150mg/日)より投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に腎、肝等の生理機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット)で胚胎仔死亡率増加及び新生仔生存率低下が報告されている)〔2.2参照〕。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(保管上の注意)
室温保存。
薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。
一般名、製品名どちらでも検索可能!
※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。