１日２〜３回、患部を清浄にしたのち塗布し、よくすり込む。なお、症状により適宜増減する。

アトピー皮膚、進行性指掌角皮症（主婦湿疹の乾燥型）、老人性乾皮症、掌蹠角化症、足蹠部皸裂性皮膚炎、毛孔性苔癬、魚鱗癬。

６，１９９症例中、副作用が報告されたのは２６０例（４．１９％）で、発現件数は３７９件であった（副作用調査終了時、１９８１年）。

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

１．一過性又は投与初期に現れる刺激症状：（５％以上又は頻度不明）疼痛、熱感等、（０．１〜５％未満）潮紅、そう痒感。

２．過敏症：（５％以上又は頻度不明）過敏症状。

３．皮膚：（０．１〜５％未満）湿疹化、皮膚亀裂、（０．１％未満）皮膚腫脹、皮膚乾燥化、丘疹。

１．炎症、亀裂を伴う症例［一過性刺激症状を生じることがある］。

２．皮膚刺激に対する感受性が亢進している症例［一過性刺激症状を生じることがある］。

（重要な基本的注意）

１．皮膚への適用以外（眼粘膜等の粘膜）には使用しない。

２．潰瘍・糜爛・傷面への直接塗擦を避ける。

本剤にステンレスヘラを長時間接触させたままで放置すると、錆びることがあるので注意する。