高脂血症薬 > EPA・DHA製剤
薬効分類 | 高脂血症薬 > EPA・DHA製剤 |
一般名 | オメガ−3脂肪酸エチル粒状カプセル |
薬価 | 89.5円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2023年06月改訂(第2版) |
オメガ−3脂肪酸エチルとして1回2gを1日1回、食直後に経口投与する。但し、トリグリセリド高値の程度により1回2g、1日2回まで増量できる。
高脂血症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、薬疹、そう痒[このような場合には投与を中止する]。
2).代謝:高血糖、痛風。
3).神経系障害:眩暈、頭痛、味覚異常。
4).血管障害:低血圧。
5).呼吸器:鼻出血。
6).消化器:下痢、悪心、腹痛、おくび、腹部膨満、便秘、鼓腸、消化不良、胃食道逆流性疾患、嘔吐、胃腸出血。
7).肝臓:肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇))[異常が認められた場合には、中止する等適切な処置を行う。なお、肝機能障害のある患者においては、肝機能検査(AST、ALT等)を行うことが望ましい]。
1.出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[止血が困難となる恐れがある]。
2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
1.出血の危険性の高い患者(重度外傷、手術等)[出血を助長する恐れがある]。
2.抗凝固薬投与中あるいは抗血小板薬投与中の患者。
(重要な基本的注意)
本剤の適用にあたっては、次の点に十分注意する。
1.適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症であることを確認する。
2.あらかじめ生活習慣の改善指導を行い、更に高血圧、喫煙、糖尿病等の冠動脈疾患の危険因子の軽減等も十分に考慮する。
3.本剤投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する効果が認められない場合には投与を中止する。
4.本剤投与中にLDLコレステロール値上昇の可能性があるため、投与中はLDLコレステロール値を定期的に検査する。
併用注意:抗凝固薬(ワルファリンカリウム等)、抗血小板薬(アスピリン等)[併用時には観察を十分に行い、出血等の副作用に注意する(本剤は血小板凝集抑制作用を有するので、これら薬剤と併用すると出血を助長する恐れがある)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物試験(ラット)で乳汁中に移行することが知られている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.本剤は空腹時に投与すると吸収が悪くなるため食直後に服用させる。
2.本剤は噛まずに服用させる。
1.保管方法:使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
外国で実施された疫学研究において、オメガ−3脂肪酸エチル4g/日の用量で、心房細動又は心房粗動リスクの増加を示唆する報告がある。
薬効分類 | 高脂血症薬 > EPA・DHA製剤 |
一般名 | オメガ−3脂肪酸エチル粒状カプセル |
薬価 | 89.5円 |
メーカー | 陽進堂 |
最終更新 | 2023年06月改訂(第2版) |
オメガ−3脂肪酸エチルとして1回2gを1日1回、食直後に経口投与する。但し、トリグリセリド高値の程度により1回2g、1日2回まで増量できる。
高脂血症。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、薬疹、そう痒[このような場合には投与を中止する]。
2).代謝:高血糖、痛風。
3).神経系障害:眩暈、頭痛、味覚異常。
4).血管障害:低血圧。
5).呼吸器:鼻出血。
6).消化器:下痢、悪心、腹痛、おくび、腹部膨満、便秘、鼓腸、消化不良、胃食道逆流性疾患、嘔吐、胃腸出血。
7).肝臓:肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇))[異常が認められた場合には、中止する等適切な処置を行う。なお、肝機能障害のある患者においては、肝機能検査(AST、ALT等)を行うことが望ましい]。
1.出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[止血が困難となる恐れがある]。
2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
1.出血の危険性の高い患者(重度外傷、手術等)[出血を助長する恐れがある]。
2.抗凝固薬投与中あるいは抗血小板薬投与中の患者。
(重要な基本的注意)
本剤の適用にあたっては、次の点に十分注意する。
1.適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症であることを確認する。
2.あらかじめ生活習慣の改善指導を行い、更に高血圧、喫煙、糖尿病等の冠動脈疾患の危険因子の軽減等も十分に考慮する。
3.本剤投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する効果が認められない場合には投与を中止する。
4.本剤投与中にLDLコレステロール値上昇の可能性があるため、投与中はLDLコレステロール値を定期的に検査する。
併用注意:抗凝固薬(ワルファリンカリウム等)、抗血小板薬(アスピリン等)[併用時には観察を十分に行い、出血等の副作用に注意する(本剤は血小板凝集抑制作用を有するので、これら薬剤と併用すると出血を助長する恐れがある)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物試験(ラット)で乳汁中に移行することが知られている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.本剤は空腹時に投与すると吸収が悪くなるため食直後に服用させる。
2.本剤は噛まずに服用させる。
1.保管方法:使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
外国で実施された疫学研究において、オメガ−3脂肪酸エチル4g/日の用量で、心房細動又は心房粗動リスクの増加を示唆する報告がある。
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