薬剤情報
後発品
薬効分類副腎皮質ホルモン
一般名トリアムシノロンアセトニド0.1%軟膏
薬価3.7
メーカー陽進堂
最終更新2018年02月改訂(第2版)

用法・用量

1日2〜3回適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)。

2.皮膚そう痒症、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)。

3.紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)。

4.紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む)。

5.皮膚粘膜症候群(ベーチェット病を含む)。

6.虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、薬疹・中毒疹、円形脱毛症(悪性円形脱毛症を含む)。

7.熱傷(瘢痕、ケロイドを含む)、凍瘡、天疱瘡群、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む)、扁平苔癬、毛孔性紅色粃糠疹。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

後嚢白内障、緑内障(いずれも頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意する。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障等が現れることがある。

その他の副作用

2.その他の副作用(頻度不明)

1).皮膚感染症:皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症・皮膚白癬等)及び皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)[密封法(ODT)の場合、起こりやすいので、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する]。

2).その他の皮膚症状:ステロイドざ瘡(尋常性ざ瘡に似るが、白色面皰が多発する傾向がある)、ステロイド酒さすなわち口囲皮膚炎(口囲紅斑、顔面全体紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、皮膚色素脱失[長期連用により現れることがあるので、徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]。

3).過敏症:皮膚刺激感、発疹[使用を中止する]。

4).下垂体・副腎皮質系機能:下垂体・副腎皮質系機能抑制[大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により来すことがあるので注意する]。

禁忌

1.皮膚結核、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹[症状を増悪させる恐れがある]。

2.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。

3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔の治癒を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。

4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[上皮形成を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。

2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様な症状が現れることがある。

3.本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止する。

4.症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止する。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

慎重に使用する[長期使用した場合、皮膚菲薄化等が現れやすい]。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[妊娠マウスの器官形成期にトリアムシノロンアセトニドを筋肉内投与した実験で、胎仔口蓋裂が認められている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。また、おむつは密封法と同様の作用があるので注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.使用部位:眼科用として使用しない。

2.使用方法:化粧下、ひげそり後など治療以外の目的に使用しない。

安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ノギロン軟膏0.1%は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光、気密容器。

ノギロン軟膏0.1%
ノギロン軟膏0.1%

ノギロン軟膏0.1%

副腎皮質ホルモン
2018年02月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類副腎皮質ホルモン
一般名トリアムシノロンアセトニド0.1%軟膏
薬価3.7
メーカー陽進堂
最終更新2018年02月改訂(第2版)

用法・用量

1日2〜3回適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)。

2.皮膚そう痒症、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)。

3.紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)。

4.紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む)。

5.皮膚粘膜症候群(ベーチェット病を含む)。

6.虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、薬疹・中毒疹、円形脱毛症(悪性円形脱毛症を含む)。

7.熱傷(瘢痕、ケロイドを含む)、凍瘡、天疱瘡群、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む)、扁平苔癬、毛孔性紅色粃糠疹。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

1.重大な副作用

後嚢白内障、緑内障(いずれも頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意する。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障等が現れることがある。

その他の副作用

2.その他の副作用(頻度不明)

1).皮膚感染症:皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症・皮膚白癬等)及び皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎等)[密封法(ODT)の場合、起こりやすいので、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する]。

2).その他の皮膚症状:ステロイドざ瘡(尋常性ざ瘡に似るが、白色面皰が多発する傾向がある)、ステロイド酒さすなわち口囲皮膚炎(口囲紅斑、顔面全体紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、皮膚色素脱失[長期連用により現れることがあるので、徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える]。

3).過敏症:皮膚刺激感、発疹[使用を中止する]。

4).下垂体・副腎皮質系機能:下垂体・副腎皮質系機能抑制[大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により来すことがあるので注意する]。

禁忌

1.皮膚結核、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹[症状を増悪させる恐れがある]。

2.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。

3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔の治癒を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。

4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[上皮形成を阻害する恐れがあり、また、感染症が現れる恐れがある]。

基本的注意等

(重要な基本的注意)

1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。

2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様な症状が現れることがある。

3.本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止する。

4.症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止する。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

慎重に使用する[長期使用した場合、皮膚菲薄化等が現れやすい]。

妊婦・産婦・授乳婦への投与

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[妊娠マウスの器官形成期にトリアムシノロンアセトニドを筋肉内投与した実験で、胎仔口蓋裂が認められている]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。また、おむつは密封法と同様の作用があるので注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.使用部位:眼科用として使用しない。

2.使用方法:化粧下、ひげそり後など治療以外の目的に使用しない。

安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ノギロン軟膏0.1%は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

保管上の注意

遮光、気密容器。

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