薬剤情報
後発品
薬効分類気管支拡張薬 > β刺激薬
一般名プロカテロール塩酸塩0.0005%シロップ
薬価3.9
メーカー日新製薬
最終更新2024年07月改訂(第2版)

用法・用量

通常、成人にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回50μg(シロップとして10mL)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。

6歳以上の小児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回25μg(シロップとして5mL)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。

6歳未満の乳幼児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回1.25μg/kg(シロップとして0.25mL/kg)を1日2回、朝及び就寝前ないしは1日3回、朝、昼及び就寝前に経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

6歳未満の乳幼児における体重当たりの1回投与量は次のとおりである。

1). 体重4kg:1回投与量1.0mL。

2). 体重6kg:1回投与量1.5mL。

3). 体重8kg:1回投与量2.0mL。

4). 体重10kg:1回投与量2.5mL。

5). 体重12kg:1回投与量3.0mL。

6). 体重14kg:1回投与量3.5mL。

7). 体重16kg:1回投与量4.0mL。

8). 体重18kg:1回投与量4.5mL。

9). 体重20kg:1回投与量5.0mL。

効能・効果

次記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎、喘息様気管支炎。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

〈気管支喘息〉気管支喘息治療における長期管理の基本は、吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の使用であり、気管支喘息において吸入ステロイド剤等により症状の改善が得られない場合、あるいは患者の重症度から吸入ステロイド剤等との併用による治療が適切と判断された場合にのみ、本剤と吸入ステロイド剤等を併用して使用すること。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック、アナフィラキシー(頻度不明)。

11.1.2. 重篤な血清カリウム値低下(頻度不明):キサンチン誘導体併用、ステロイド剤併用及び利尿剤併用により血清カリウム値低下増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること〔9.1.5、10.2参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、頻脈、(0.1%未満)ほてり等、(頻度不明)上室性期外収縮・上室性頻拍・心室性期外収縮・心房細動等。

2). 精神神経系:(0.1〜5%未満)振戦、頭痛、めまい、(0.1%未満)不眠、手足のしびれ感等、(頻度不明)手指痙縮、筋痙直、筋痙攣、神経過敏。

3). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気、胃部不快感等、(0.1%未満)嘔吐、口渇。

4). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹等、(頻度不明)そう痒感。

5). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、LDH上昇等の肝機能障害。

6). その他:(0.1%未満)脱力感、鼻閉、耳鳴、(頻度不明)全身倦怠感、血清カリウム値低下、血糖上昇。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 〈効能共通〉用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので投与を中止すること。

8.2. 〈効能共通〉過度に使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないように注意すること〔13.1参照〕。

8.3. 〈気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫〉気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の場合、本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤等の他の適切な薬剤を使用するよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

また、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫で短時間作動型吸入β2刺激剤等の使用量の増加や効果が十分でなくなってきた場合は、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し治療を受けるよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

8.4. 〈気管支喘息〉本剤は吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の代替薬ではないため、患者が本剤の使用により気管支喘息の症状改善を感じた場合であっても、医師の指示なく吸入ステロイド剤等を減量又は中止し、本剤を単独で用いることのないよう、患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

8.5. 〈気管支喘息〉本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対して短時間作動型吸入β2刺激剤等の薬剤の使用量が増加したりあるいは効果が十分でなくなってきた場合には、患者の生命が脅かされる可能性があるので、患者の症状に応じて吸入ステロイド剤等の増量等の抗炎症療法の強化を行うこと。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 甲状腺機能亢進症の患者:甲状腺機能亢進症が増悪することがある。

9.1.2. 高血圧の患者:血圧が上昇することがある。

9.1.3. 心疾患の患者:動悸、不整脈、症状の増悪等があらわれることがある。

9.1.4. 糖尿病の患者:糖尿病が増悪することがある。

9.1.5. 低酸素血症の患者:血清カリウム値をモニターすることが望ましい(低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある)〔11.1.2参照〕。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン等)[不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある(アドレナリン、イソプレナリン等のカテコールアミン製剤の併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。そのため不整脈を起こすことが考えられる)]。

2). キサンチン誘導体(テオフィリン、アミノフィリン水和物、ジプロフィリン等)〔11.1.2参照〕[低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと(キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下、心・血管症状等を増強することが考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である)]。

3). ステロイド剤(ベタメタゾン、プレドニゾロン、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等)、利尿剤(フロセミド等)〔11.1.2参照〕[血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと(ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で胎仔への移行が報告されている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。

小児等

低出生体重児又は新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤はアレルゲンによる皮膚反応に抑制的に作用するので、皮膚テストを実施する場合には、12時間前より本剤の投与を中止することが望ましい。

過量投与

13.1. 症状

過量投与により、頻脈、頻脈性不整脈、血圧低下、神経過敏、振戦、低カリウム血症、高血糖、乳酸アシドーシス等があらわれることがある〔8.2参照〕。

13.2. 処置

過量投与時、重篤な頻脈性不整脈発現時にはβ遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)が有効な場合があるが、気道抵抗を上昇させるおそれがあるので、喘息患者等への投与には十分注意すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

誤飲を避けるため、小児の手の届かないところに保管すること。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

その他の注意

15.2. 非臨床試験に基づく情報

15.2.1. ラットを用いた14週間反復投与毒性試験で30mg/kg、26週間反復投与毒性試験で10mg/kg以上の用量で心筋障害が認められた。この心筋障害はイヌにおいても認められたが、他のβ刺激薬でもラット及びイヌにおいて認められた。

15.2.2. ラットを用いた104週間混餌投与試験において、薬物投与により、卵巣間膜腫が出現した。この腫瘍はラットに特異的なものであると考えられており、また、各種β刺激薬を長期間反復投与することにより発現することが報告されている。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

プロカテロール塩酸塩シロップ5μg/mL「日新」
プロカテロール塩酸塩シロップ5μg/mL「日新」

プロカテロール塩酸塩シロップ5μg/mL「日新」

気管支拡張薬 > β刺激薬
2024年07月改訂(第2版)
薬剤情報
後発品
薬効分類気管支拡張薬 > β刺激薬
一般名プロカテロール塩酸塩0.0005%シロップ
薬価3.9
メーカー日新製薬
最終更新2024年07月改訂(第2版)

用法・用量

通常、成人にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回50μg(シロップとして10mL)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。

6歳以上の小児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回25μg(シロップとして5mL)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。

6歳未満の乳幼児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回1.25μg/kg(シロップとして0.25mL/kg)を1日2回、朝及び就寝前ないしは1日3回、朝、昼及び就寝前に経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

6歳未満の乳幼児における体重当たりの1回投与量は次のとおりである。

1). 体重4kg:1回投与量1.0mL。

2). 体重6kg:1回投与量1.5mL。

3). 体重8kg:1回投与量2.0mL。

4). 体重10kg:1回投与量2.5mL。

5). 体重12kg:1回投与量3.0mL。

6). 体重14kg:1回投与量3.5mL。

7). 体重16kg:1回投与量4.0mL。

8). 体重18kg:1回投与量4.5mL。

9). 体重20kg:1回投与量5.0mL。

効能・効果

次記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎、喘息様気管支炎。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

〈気管支喘息〉気管支喘息治療における長期管理の基本は、吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の使用であり、気管支喘息において吸入ステロイド剤等により症状の改善が得られない場合、あるいは患者の重症度から吸入ステロイド剤等との併用による治療が適切と判断された場合にのみ、本剤と吸入ステロイド剤等を併用して使用すること。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. ショック、アナフィラキシー(頻度不明)。

11.1.2. 重篤な血清カリウム値低下(頻度不明):キサンチン誘導体併用、ステロイド剤併用及び利尿剤併用により血清カリウム値低下増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること〔9.1.5、10.2参照〕。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 循環器:(0.1〜5%未満)動悸、頻脈、(0.1%未満)ほてり等、(頻度不明)上室性期外収縮・上室性頻拍・心室性期外収縮・心房細動等。

2). 精神神経系:(0.1〜5%未満)振戦、頭痛、めまい、(0.1%未満)不眠、手足のしびれ感等、(頻度不明)手指痙縮、筋痙直、筋痙攣、神経過敏。

3). 消化器:(0.1〜5%未満)嘔気、胃部不快感等、(0.1%未満)嘔吐、口渇。

4). 過敏症:(0.1〜5%未満)発疹等、(頻度不明)そう痒感。

5). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、LDH上昇等の肝機能障害。

6). その他:(0.1%未満)脱力感、鼻閉、耳鳴、(頻度不明)全身倦怠感、血清カリウム値低下、血糖上昇。

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 〈効能共通〉用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので投与を中止すること。

8.2. 〈効能共通〉過度に使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないように注意すること〔13.1参照〕。

8.3. 〈気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫〉気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の場合、本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤等の他の適切な薬剤を使用するよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

また、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫で短時間作動型吸入β2刺激剤等の使用量の増加や効果が十分でなくなってきた場合は、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し治療を受けるよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

8.4. 〈気管支喘息〉本剤は吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の代替薬ではないため、患者が本剤の使用により気管支喘息の症状改善を感じた場合であっても、医師の指示なく吸入ステロイド剤等を減量又は中止し、本剤を単独で用いることのないよう、患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。

8.5. 〈気管支喘息〉本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対して短時間作動型吸入β2刺激剤等の薬剤の使用量が増加したりあるいは効果が十分でなくなってきた場合には、患者の生命が脅かされる可能性があるので、患者の症状に応じて吸入ステロイド剤等の増量等の抗炎症療法の強化を行うこと。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 甲状腺機能亢進症の患者:甲状腺機能亢進症が増悪することがある。

9.1.2. 高血圧の患者:血圧が上昇することがある。

9.1.3. 心疾患の患者:動悸、不整脈、症状の増悪等があらわれることがある。

9.1.4. 糖尿病の患者:糖尿病が増悪することがある。

9.1.5. 低酸素血症の患者:血清カリウム値をモニターすることが望ましい(低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある)〔11.1.2参照〕。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン等)[不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある(アドレナリン、イソプレナリン等のカテコールアミン製剤の併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。そのため不整脈を起こすことが考えられる)]。

2). キサンチン誘導体(テオフィリン、アミノフィリン水和物、ジプロフィリン等)〔11.1.2参照〕[低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと(キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下、心・血管症状等を増強することが考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である)]。

3). ステロイド剤(ベタメタゾン、プレドニゾロン、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等)、利尿剤(フロセミド等)〔11.1.2参照〕[血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと(ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で胎仔への移行が報告されている)。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。

小児等

低出生体重児又は新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤はアレルゲンによる皮膚反応に抑制的に作用するので、皮膚テストを実施する場合には、12時間前より本剤の投与を中止することが望ましい。

過量投与

13.1. 症状

過量投与により、頻脈、頻脈性不整脈、血圧低下、神経過敏、振戦、低カリウム血症、高血糖、乳酸アシドーシス等があらわれることがある〔8.2参照〕。

13.2. 処置

過量投与時、重篤な頻脈性不整脈発現時にはβ遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)が有効な場合があるが、気道抵抗を上昇させるおそれがあるので、喘息患者等への投与には十分注意すること。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤交付時の注意

誤飲を避けるため、小児の手の届かないところに保管すること。

(取扱い上の注意)

外箱開封後は遮光して保存すること。

その他の注意

15.2. 非臨床試験に基づく情報

15.2.1. ラットを用いた14週間反復投与毒性試験で30mg/kg、26週間反復投与毒性試験で10mg/kg以上の用量で心筋障害が認められた。この心筋障害はイヌにおいても認められたが、他のβ刺激薬でもラット及びイヌにおいて認められた。

15.2.2. ラットを用いた104週間混餌投与試験において、薬物投与により、卵巣間膜腫が出現した。この腫瘍はラットに特異的なものであると考えられており、また、各種β刺激薬を長期間反復投与することにより発現することが報告されている。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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