ビタミンB1製剤
薬効分類 | ビタミンB1製剤 |
一般名 | チアミン塩化物塩酸塩注射液 |
薬価 | 84円 |
メーカー | ニプロ |
最終更新 | 2014年02月改訂(第1版) |
チアミン塩化物塩酸塩として、1日1〜50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。
2.ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。
3.ウェルニッケ脳炎。
4.脚気衝心。
5.次記疾患のうち、ビタミンB1欠乏又はビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害。
但し、5.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
ショック:ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
過敏症:発疹等[このような症状が認められた場合には、投与を中止する]。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
薬物過敏症の既往歴のある患者。
(適用上の注意)
1.静脈内投与時:静脈内注射により血管痛を起こすことがあるので、投与速度はできるだけ遅くする。
2.筋肉内投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、特に筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
3.アンプルカット時:本剤は、ワンポイントカットアンプルを使用しているので、アンプル頭部のマークを上にして反対側(下の方向)に軽く力を加えてカットする。なお、アンプルカット時の異物混入を避けるため、首部の周りをエタノール綿等で清拭する。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[室温(1〜30℃)、3年間]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、チアミン塩化物塩酸塩注10mg「NP」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
遮光。
薬効分類 | ビタミンB1製剤 |
一般名 | チアミン塩化物塩酸塩注射液 |
薬価 | 84円 |
メーカー | ニプロ |
最終更新 | 2014年02月改訂(第1版) |
チアミン塩化物塩酸塩として、1日1〜50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。
2.ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。
3.ウェルニッケ脳炎。
4.脚気衝心。
5.次記疾患のうち、ビタミンB1欠乏又はビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛、関節痛、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害。
但し、5.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
ショック:ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
過敏症:発疹等[このような症状が認められた場合には、投与を中止する]。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
薬物過敏症の既往歴のある患者。
(適用上の注意)
1.静脈内投与時:静脈内注射により血管痛を起こすことがあるので、投与速度はできるだけ遅くする。
2.筋肉内投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、特に筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
3.アンプルカット時:本剤は、ワンポイントカットアンプルを使用しているので、アンプル頭部のマークを上にして反対側(下の方向)に軽く力を加えてカットする。なお、アンプルカット時の異物混入を避けるため、首部の周りをエタノール綿等で清拭する。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[室温(1〜30℃)、3年間]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、チアミン塩化物塩酸塩注10mg「NP」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
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