緑内障治療薬 > α2刺激薬
薬効分類 | 緑内障治療薬 > α2刺激薬 |
一般名 | ブリモニジン酒石酸塩液 |
薬価 | 129円 |
メーカー | 日新製薬 |
最終更新 | 2021年02月改訂(第1版) |
1回1滴、1日2回点眼する。
次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
プロスタグランジン関連薬やβ遮断薬等の他の緑内障治療で効果不十分又は副作用等で使用できない場合に本剤の使用を検討する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)接触性皮膚炎、丘疹、発疹、紅斑、蕁麻疹。
2.眼:(頻度不明)点状角膜炎、*結膜炎(*アレルギー性結膜炎を含む)、*眼瞼炎(*アレルギー性眼瞼炎を含む)[*:長期投与において、アレルギー性結膜炎・眼瞼炎の発現頻度が高くなる傾向が認められている]、眼瞼紅斑、眼瞼浮腫、マイボーム腺梗塞、結膜充血、結膜浮腫、結膜濾胞、結膜蒼白、結膜出血、乾性角結膜炎、眼脂、眼そう痒症、眼刺激、眼痛、眼異常感、眼異物感、霧視、視覚障害、眼精疲労、眼乾燥、流涙増加、眼瞼障害、麦粒腫、角膜炎、角膜糜爛、虹彩炎、白内障、硝子体剥離、硝子体浮遊物、視野欠損、視力低下、縮瞳、眼灼熱感、羞明、角膜混濁。
3.循環器:(頻度不明)徐脈、頻脈、低血圧、高血圧、動悸。
4.呼吸器:(頻度不明)鼻刺激感、咳嗽、呼吸困難、気管支炎、咽頭炎、鼻炎、副鼻腔炎、鼻乾燥。
5.精神神経系:(頻度不明)浮動性眩暈、回転性眩暈、頭痛、耳鳴、傾眠、不眠症、うつ病、失神。
6.消化器:(頻度不明)口内乾燥、口渇、胃腸障害、悪心、味覚異常。
7.感染症:(頻度不明)インフルエンザ症候群、感冒、呼吸器感染。
8.その他:(頻度不明)疣贅、貧血、血中ビリルビン増加、血中ブドウ糖増加、血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加、無力症、疲労、高コレステロール血症、気分不良。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児。
1.脳血管障害、起立性低血圧のある患者[血圧低下により、症状が悪化する恐れがある]。
2.心血管系疾患のある患者[血圧及び脈拍数の変動により、症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.全身的に吸収されるため、アドレナリンα2受容体作動薬全身投与時と同様の副作用(眠気、眩暈、徐脈、低血圧等)が現れることがあるので留意する。
2.眠気、眩暈、霧視等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事する場合は注意させる。
併用注意:
1.降圧剤[降圧作用を増強する可能性がある(本剤による交感神経抑制作用により、相加的に降圧作用が増強されると考えられる)]。
2.中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、オピオイド系鎮痛剤、鎮静剤、麻酔剤等)、アルコール[鎮静作用を増強する可能性がある(本剤による交感神経抑制作用により、相加的に鎮静作用が増強されると考えられる)]。
3.モノアミン酸化酵素阻害剤[血圧変動に影響する可能性がある(ノルアドレナリンの代謝及び再取り込みに影響すると考えられる)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳婦:授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット:経口投与)で乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
1.低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験がない)。
2.低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児には投与しない[外国での市販後において、乳児に無呼吸、徐脈、昏睡、低血圧、低体温、筋緊張低下、嗜眠、蒼白、呼吸抑制及び傾眠が現れたとの報告がある]。
3.外国での臨床試験において、0.2%ブリモニジン酒石酸塩点眼液を1日3回投与した場合2〜7歳の幼児及び小児に高頻度(25〜83%)で傾眠が認められている。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.投与時:患者に対し次の点に注意するよう指導する。
1).点眼に際して、患者は原則として仰向けの状態になり、患眼を開瞼し結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫した後開瞼する。
2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
3).他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分間以上の間隔をあけて点眼する。
1.使用期限内であっても、開栓後は速やかに使用する。
2.安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、室温保存において3年間安定であることが推測された。
薬効分類 | 緑内障治療薬 > α2刺激薬 |
一般名 | ブリモニジン酒石酸塩液 |
薬価 | 129円 |
メーカー | 日新製薬 |
最終更新 | 2021年02月改訂(第1版) |
1回1滴、1日2回点眼する。
次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
プロスタグランジン関連薬やβ遮断薬等の他の緑内障治療で効果不十分又は副作用等で使用できない場合に本剤の使用を検討する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)接触性皮膚炎、丘疹、発疹、紅斑、蕁麻疹。
2.眼:(頻度不明)点状角膜炎、*結膜炎(*アレルギー性結膜炎を含む)、*眼瞼炎(*アレルギー性眼瞼炎を含む)[*:長期投与において、アレルギー性結膜炎・眼瞼炎の発現頻度が高くなる傾向が認められている]、眼瞼紅斑、眼瞼浮腫、マイボーム腺梗塞、結膜充血、結膜浮腫、結膜濾胞、結膜蒼白、結膜出血、乾性角結膜炎、眼脂、眼そう痒症、眼刺激、眼痛、眼異常感、眼異物感、霧視、視覚障害、眼精疲労、眼乾燥、流涙増加、眼瞼障害、麦粒腫、角膜炎、角膜糜爛、虹彩炎、白内障、硝子体剥離、硝子体浮遊物、視野欠損、視力低下、縮瞳、眼灼熱感、羞明、角膜混濁。
3.循環器:(頻度不明)徐脈、頻脈、低血圧、高血圧、動悸。
4.呼吸器:(頻度不明)鼻刺激感、咳嗽、呼吸困難、気管支炎、咽頭炎、鼻炎、副鼻腔炎、鼻乾燥。
5.精神神経系:(頻度不明)浮動性眩暈、回転性眩暈、頭痛、耳鳴、傾眠、不眠症、うつ病、失神。
6.消化器:(頻度不明)口内乾燥、口渇、胃腸障害、悪心、味覚異常。
7.感染症:(頻度不明)インフルエンザ症候群、感冒、呼吸器感染。
8.その他:(頻度不明)疣贅、貧血、血中ビリルビン増加、血中ブドウ糖増加、血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加、無力症、疲労、高コレステロール血症、気分不良。
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児。
1.脳血管障害、起立性低血圧のある患者[血圧低下により、症状が悪化する恐れがある]。
2.心血管系疾患のある患者[血圧及び脈拍数の変動により、症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.全身的に吸収されるため、アドレナリンα2受容体作動薬全身投与時と同様の副作用(眠気、眩暈、徐脈、低血圧等)が現れることがあるので留意する。
2.眠気、眩暈、霧視等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事する場合は注意させる。
併用注意:
1.降圧剤[降圧作用を増強する可能性がある(本剤による交感神経抑制作用により、相加的に降圧作用が増強されると考えられる)]。
2.中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、オピオイド系鎮痛剤、鎮静剤、麻酔剤等)、アルコール[鎮静作用を増強する可能性がある(本剤による交感神経抑制作用により、相加的に鎮静作用が増強されると考えられる)]。
3.モノアミン酸化酵素阻害剤[血圧変動に影響する可能性がある(ノルアドレナリンの代謝及び再取り込みに影響すると考えられる)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳婦:授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット:経口投与)で乳汁中に移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
1.低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験がない)。
2.低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児には投与しない[外国での市販後において、乳児に無呼吸、徐脈、昏睡、低血圧、低体温、筋緊張低下、嗜眠、蒼白、呼吸抑制及び傾眠が現れたとの報告がある]。
3.外国での臨床試験において、0.2%ブリモニジン酒石酸塩点眼液を1日3回投与した場合2〜7歳の幼児及び小児に高頻度(25〜83%)で傾眠が認められている。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.投与時:患者に対し次の点に注意するよう指導する。
1).点眼に際して、患者は原則として仰向けの状態になり、患眼を開瞼し結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫した後開瞼する。
2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
3).他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分間以上の間隔をあけて点眼する。
1.使用期限内であっても、開栓後は速やかに使用する。
2.安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、室温保存において3年間安定であることが推測された。
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