薬剤情報
後発品
薬効分類維持液 (ブドウ糖加)
一般名維持液 (ブドウ糖加) (2)
薬価215
メーカー大塚製薬工場
最終更新2011年04月改訂(第13版)

用法・用量

1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は、ブドウ糖として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。

用法・用量(補足)

<用法・用量に関連する使用上の注意>

本剤は1000mL当たりエネルギー量として400kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とする。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。

効能・効果(補足)

<効能・効果に関連する使用上の注意>

本剤をエネルギー補給の目的で使用する場合には、患者の必要エネルギー量や経口摂取量など、また、高カロリー輸液や経腸栄養剤などの適応を考慮の上、使用する。

副作用

総症例数310例中23例(7.4%)25件の副作用が報告されている(承認時、1998年)。

その他の副作用

1.注射部位:(5%以上)血管痛、(0.1〜5%未満)静脈炎[このような場合には注射部位を変更する、投与速度を遅くする、局所を保温するなど適切な処置を行う]。

2.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。

3.代謝:(0.1〜5%未満)低ナトリウム血症。

4.大量・急速投与:(頻度不明)<脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症、血栓性静脈炎>[大量・急速投与によりこのような副作用が現れることがあるので注意して使用し、経過を十分観察する]。

<>:維持液でみられる副作用(第一次再評価結果その14、1978年)。

禁忌

1.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

2.高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

3.高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪する恐れがあり、高マグネシウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与する]。

2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

3.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。

4.糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者では心機能、腎機能及び糖代謝等の生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:

1).本剤はカルシウム塩を含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こす恐れがあるので注意する。

2).pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム、カンレノ酸カリウム、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具の消毒)。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

3.投与時:本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

1.注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺す(斜めに刺すと注射針が容器頚部を貫通し、液漏れの原因となることがある)。

2.ソフトバッグ製品は、原則として連結管を用いたタンデム方式による投与はできない。

3.包装内に水滴が認められるものや内容液が着色又は混濁しているものは使用しない。

4.容器の液目盛りはおよその目安として使用する。

フィジオ35輸液
フィジオ35輸液

フィジオ35輸液

維持液 (ブドウ糖加)
2011年04月改訂(第13版)
薬剤情報
後発品
薬効分類維持液 (ブドウ糖加)
一般名維持液 (ブドウ糖加) (2)
薬価215
メーカー大塚製薬工場
最終更新2011年04月改訂(第13版)

用法・用量

1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は、ブドウ糖として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。

用法・用量(補足)

<用法・用量に関連する使用上の注意>

本剤は1000mL当たりエネルギー量として400kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とする。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。

効能・効果(補足)

<効能・効果に関連する使用上の注意>

本剤をエネルギー補給の目的で使用する場合には、患者の必要エネルギー量や経口摂取量など、また、高カロリー輸液や経腸栄養剤などの適応を考慮の上、使用する。

副作用

総症例数310例中23例(7.4%)25件の副作用が報告されている(承認時、1998年)。

その他の副作用

1.注射部位:(5%以上)血管痛、(0.1〜5%未満)静脈炎[このような場合には注射部位を変更する、投与速度を遅くする、局所を保温するなど適切な処置を行う]。

2.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。

3.代謝:(0.1〜5%未満)低ナトリウム血症。

4.大量・急速投与:(頻度不明)<脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症、血栓性静脈炎>[大量・急速投与によりこのような副作用が現れることがあるので注意して使用し、経過を十分観察する]。

<>:維持液でみられる副作用(第一次再評価結果その14、1978年)。

禁忌

1.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

2.高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

3.高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪する恐れがあり、高マグネシウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与する]。

2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

3.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。

4.糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

高齢者では心機能、腎機能及び糖代謝等の生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.調製時:

1).本剤はカルシウム塩を含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こす恐れがあるので注意する。

2).pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム、カンレノ酸カリウム、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具の消毒)。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

3.投与時:本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

1.注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺す(斜めに刺すと注射針が容器頚部を貫通し、液漏れの原因となることがある)。

2.ソフトバッグ製品は、原則として連結管を用いたタンデム方式による投与はできない。

3.包装内に水滴が認められるものや内容液が着色又は混濁しているものは使用しない。

4.容器の液目盛りはおよその目安として使用する。

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