薬剤情報
後発品
薬効分類維持液
一般名維持液 (3)
薬価171
メーカーニプロ
最終更新2021年02月改訂(第3版)

用法・用量

1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は時間あたり300〜500mL、小児の場合、時間あたり50〜100mLとする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症。

禁忌

1.高乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪する恐れがある]。

2.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

3.重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化する恐れがある]。

4.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。

5.糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.ゴム栓を保護しているシールを開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3.投与時:

1).本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。

2).ゆっくり静脈内に投与する。

1.使用方法:

1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。

2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。

3).通気針は不要。

4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。

5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。

6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。

7).容器の目盛りは目安として使用する。

8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ヒシナルク3号輸液(200・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

ヒシナルク3号輸液
ヒシナルク3号輸液

ヒシナルク3号輸液

維持液
2021年02月改訂(第3版)
薬剤情報
後発品
薬効分類維持液
一般名維持液 (3)
薬価171
メーカーニプロ
最終更新2021年02月改訂(第3版)

用法・用量

1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は時間あたり300〜500mL、小児の場合、時間あたり50〜100mLとする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。

効能・効果

経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症。

禁忌

1.高乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪する恐れがある]。

2.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。

慎重投与

1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。

3.重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化する恐れがある]。

4.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。

5.糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化する恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.ゴム栓を保護しているシールを開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。

3.投与時:

1).本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。

2).ゆっくり静脈内に投与する。

1.使用方法:

1).内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。

2).容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。

3).通気針は不要。

4).ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。

5).混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。

6).輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。

7).容器の目盛りは目安として使用する。

8).本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。

2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ヒシナルク3号輸液(200・500mL)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

薬剤情報

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