薬剤情報
後発品
薬効分類キシリトール製剤
一般名キシリトール注射液
薬価228
メーカー大塚製薬工場
最終更新2011年04月改訂(第9版)

用法・用量

キシリトールとして、通常成人1日2〜50gを1〜数回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、キシリトールとして1日量100gまでとする。

点滴静注する場合、その速度はキシリトールとして0.3g/kg/hr以下とすること。

効能・効果

糖尿病及び糖尿病状態時の水補給・エネルギー補給。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失、肝障害、腎障害。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 尿崩症の患者:水分、電解質等に影響を与えるため、症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:キシリトールの大量を急速投与すると腎障害があらわれるおそれがある。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:キシリトールの大量を急速投与すると肝障害があらわれるおそれがある。

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

14.1.1. 使用時には、感染に対する配慮をすること。

14.1.2. 注射針や輸液セットのびん針は、ゴム栓の刻印部(○印)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

14.2. 薬剤調製時の注意

薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

14.3.1. 皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので、皮下投与しないこと。

14.3.2. ゆっくり静脈内に投与すること。

14.3.3. 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと(輸液セット内に空気が流入するおそれがある)。

14.3.4. 容器の目盛りは目安として使用すること。

14.3.5. 残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.2. 次の場合には使用しないこと。

・ 外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ ゴム栓部のシールがはがれている場合には使用しないこと。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

キシリトールの大量を急速投与すると、腎にシュウ酸カルシウム沈着、脳にシュウ酸カルシウム沈着が認められたとの報告がある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

キリット注5%
キリット注5%

キリット注5%

キシリトール製剤
2011年04月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類キシリトール製剤
一般名キシリトール注射液
薬価228
メーカー大塚製薬工場
最終更新2011年04月改訂(第9版)

用法・用量

キシリトールとして、通常成人1日2〜50gを1〜数回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、キシリトールとして1日量100gまでとする。

点滴静注する場合、その速度はキシリトールとして0.3g/kg/hr以下とすること。

効能・効果

糖尿病及び糖尿病状態時の水補給・エネルギー補給。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

大量・急速投与:(頻度不明)電解質喪失、肝障害、腎障害。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 尿崩症の患者:水分、電解質等に影響を与えるため、症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:キシリトールの大量を急速投与すると腎障害があらわれるおそれがある。

(肝機能障害患者)

肝機能障害患者:キシリトールの大量を急速投与すると肝障害があらわれるおそれがある。

高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 全般的な注意

14.1.1. 使用時には、感染に対する配慮をすること。

14.1.2. 注射針や輸液セットのびん針は、ゴム栓の刻印部(○印)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

14.2. 薬剤調製時の注意

薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。

14.3. 薬剤投与時の注意

14.3.1. 皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので、皮下投与しないこと。

14.3.2. ゆっくり静脈内に投与すること。

14.3.3. 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと(輸液セット内に空気が流入するおそれがある)。

14.3.4. 容器の目盛りは目安として使用すること。

14.3.5. 残液は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。

20.2. 次の場合には使用しないこと。

・ 外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。

・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。

・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。

・ ゴム栓部のシールがはがれている場合には使用しないこと。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

キシリトールの大量を急速投与すると、腎にシュウ酸カルシウム沈着、脳にシュウ酸カルシウム沈着が認められたとの報告がある。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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