薬剤情報
後発品
薬効分類キシリトール製剤
一般名キシリトール注射液
薬価228
メーカー扶桑薬品
最終更新2011年03月改訂(第9版)

用法・用量

キシリトールとして、1日2〜50gを1〜数回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、キシリトールとして1日量100gまでとする。点滴静注する場合、その速度はキシリトールとして0.3g/kg/hr以下とする。

効能・効果

糖尿病及び糖尿病状態時の水補給・エネルギー補給。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:(頻度不明)キシリトールの大量を急速投与すると電解質喪失、肝障害、腎障害。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。

慎重投与

1.尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。

2.肝障害、腎障害のある患者[キシリトールの大量を急速投与すると肝障害、腎障害が現れる恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.皮下大量投与:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下投与しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

3.投与速度:ゆっくり静脈内に投与する。

1.通気針は不要(ポリアルは混注量等により、通気針が必要な場合もある)。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

その他の注意

キシリトールの大量を急速に静注した場合、諸臓器にシュウ酸カルシウム沈着、特に腎にシュウ酸カルシウム沈着、脳にシュウ酸カルシウム沈着が認められたとの報告がある。

キシリトール注5%「フソー」
キシリトール注5%「フソー」

キシリトール注5%「フソー」

キシリトール製剤
2011年03月改訂(第9版)
薬剤情報
後発品
薬効分類キシリトール製剤
一般名キシリトール注射液
薬価228
メーカー扶桑薬品
最終更新2011年03月改訂(第9版)

用法・用量

キシリトールとして、1日2〜50gを1〜数回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、キシリトールとして1日量100gまでとする。点滴静注する場合、その速度はキシリトールとして0.3g/kg/hr以下とする。

効能・効果

糖尿病及び糖尿病状態時の水補給・エネルギー補給。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:(頻度不明)キシリトールの大量を急速投与すると電解質喪失、肝障害、腎障害。

禁忌

低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こるので、このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化する恐れがある]。

慎重投与

1.尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化する恐れがある]。

2.肝障害、腎障害のある患者[キシリトールの大量を急速投与すると肝障害、腎障害が現れる恐れがある]。

高齢者への注意

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.皮下大量投与:皮下大量投与により、血漿中から電解質が移動して循環不全を招く恐れがあるので、皮下投与しない。

2.投与前:

1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。

2).体温程度に温めて使用する。

3).開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。

3.投与速度:ゆっくり静脈内に投与する。

1.通気針は不要(ポリアルは混注量等により、通気針が必要な場合もある)。

2.連結管による連続投与は行わない(連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用する)。

3.内容液の漏出又は混濁などが認められた場合は使用しない。

4.オーバーシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)が万一はがれているときは使用しない。

5.ゴム栓への針刺は、ゴム栓面に垂直に、ゆっくりと行う(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こす恐れがある)。

6.容器の目盛はおよその目安として使用する。

その他の注意

キシリトールの大量を急速に静注した場合、諸臓器にシュウ酸カルシウム沈着、特に腎にシュウ酸カルシウム沈着、脳にシュウ酸カルシウム沈着が認められたとの報告がある。

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