薬効分類 | 血小板凝集抑制薬 |
一般名 | サルポグレラート塩酸塩50mg錠 |
薬価 | 19.1円 |
メーカー | 日医工 |
最終更新 | 2014年01月改訂(第3版) |
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感等の虚血性諸症状の改善。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).脳出血、消化管出血:脳出血、吐血や下血等の消化管出血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).血小板減少:血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
3).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
4).無顆粒球症:無顆粒球症が現れることがあるので、観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:紅斑、蕁麻疹、発疹、発赤、丘疹、そう痒[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
2).肝臓:肝機能障害(ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
3).出血傾向:出血(鼻出血、皮下出血等)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).消化器:嘔吐、口内炎、嘔気、胸やけ、腹痛、便秘、食道異物感、食欲不振、腹部膨満感、下痢。
5).循環器:心悸亢進、息切れ、胸痛、ほてり。
6).精神神経系:頭痛、眠気、味覚異常、眩暈。
7).腎臓:蛋白尿、尿潜血、BUN上昇、クレアチニン上昇。
8).血液:白血球減少、貧血、血小板減少。
9).その他:しびれ感、発熱、咽頭痛、咽頭不快感、咽頭灼熱感、血清中性脂肪上昇、血清コレステロール上昇、血清アルブミン減少、尿糖、尿沈渣、体重増加、浮腫、倦怠感、血清カルシウム減少。
1.出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[出血を更に増強する可能性がある]。
2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.月経期間中の患者[出血を増強する恐れがある]。
2.出血傾向並びに出血傾向素因のある患者[出血傾向を増強する恐れがある]。
3.抗凝固剤投与中(ワルファリン等)あるいは血小板凝集抑制作用を有する薬剤投与中(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)の患者[出血傾向を増強する恐れがある]。
4.重篤な腎障害のある患者[排泄に影響する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
本剤投与中は定期的に血液検査を行うことが望ましい。
併用注意:抗凝固剤(ワルファリン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)[出血傾向を増強する恐れがある(相互に作用を増強する)]。
(高齢者への投与)
高齢者では低用量(例えば150mg/日)より投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与する[一般に高齢者では腎、肝等の生理機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続する恐れがある]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で胚胎仔死亡率増加及び新生仔生存率低下が報告されている]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
気密容器。
薬効分類 | 血小板凝集抑制薬 |
一般名 | サルポグレラート塩酸塩50mg錠 |
薬価 | 19.1円 |
メーカー | 日医工 |
最終更新 | 2014年01月改訂(第3版) |
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感等の虚血性諸症状の改善。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).脳出血、消化管出血:脳出血、吐血や下血等の消化管出血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).血小板減少:血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
3).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
4).無顆粒球症:無顆粒球症が現れることがあるので、観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:紅斑、蕁麻疹、発疹、発赤、丘疹、そう痒[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
2).肝臓:肝機能障害(ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
3).出血傾向:出血(鼻出血、皮下出血等)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).消化器:嘔吐、口内炎、嘔気、胸やけ、腹痛、便秘、食道異物感、食欲不振、腹部膨満感、下痢。
5).循環器:心悸亢進、息切れ、胸痛、ほてり。
6).精神神経系:頭痛、眠気、味覚異常、眩暈。
7).腎臓:蛋白尿、尿潜血、BUN上昇、クレアチニン上昇。
8).血液:白血球減少、貧血、血小板減少。
9).その他:しびれ感、発熱、咽頭痛、咽頭不快感、咽頭灼熱感、血清中性脂肪上昇、血清コレステロール上昇、血清アルブミン減少、尿糖、尿沈渣、体重増加、浮腫、倦怠感、血清カルシウム減少。
1.出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[出血を更に増強する可能性がある]。
2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
1.月経期間中の患者[出血を増強する恐れがある]。
2.出血傾向並びに出血傾向素因のある患者[出血傾向を増強する恐れがある]。
3.抗凝固剤投与中(ワルファリン等)あるいは血小板凝集抑制作用を有する薬剤投与中(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)の患者[出血傾向を増強する恐れがある]。
4.重篤な腎障害のある患者[排泄に影響する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
本剤投与中は定期的に血液検査を行うことが望ましい。
併用注意:抗凝固剤(ワルファリン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール等)[出血傾向を増強する恐れがある(相互に作用を増強する)]。
(高齢者への投与)
高齢者では低用量(例えば150mg/日)より投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与する[一般に高齢者では腎、肝等の生理機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続する恐れがある]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で胚胎仔死亡率増加及び新生仔生存率低下が報告されている]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
気密容器。
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