薬剤情報
後発品
薬効分類制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
一般名炭酸水素ナトリウム
薬価7.3
メーカー昭和製薬
最終更新2023年10月改訂(第1版)

用法・用量

〈胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善、アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防〉

炭酸水素ナトリウムとして、通常、成人1日3〜5gを数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

〈上気道炎の補助療法〉

含嗽、吸入には1回量1〜2%液100mLを1日数回用いる。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). (経口)

①. 次記疾患における制酸作用と症状の改善:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎(急性胃炎・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)。

②. アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防。

2). (含嗽・吸入)上気道炎の補助療法(粘液溶解)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 代謝異常:(頻度不明)アルカローシス、ナトリウム蓄積による浮腫等。

2). 消化器:(頻度不明)胃部膨満、胃酸二次的分泌(胃酸リバウンド現象)。

禁忌

2.1. ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウム貯留増加により、症状が悪化するおそれがある]〔9.5.1参照〕。

2.2. ヘキサミン投与中の患者〔10.1参照〕。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 重篤な消化管潰瘍のある患者:胃酸の二次的分泌(リバウンド現象)により症状が悪化するおそれがある。

9.1.2. 心機能障害のある患者:ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。

9.1.3. 肺機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。

9.1.4. 低クロル性アルカローシス等の電解質失調のある患者:症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

ヘキサミン<ヘキサミン静注液>〔2.2参照〕[本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある(ヘキサミンは酸性尿中でホルムアルデヒドとなり抗菌作用を発現するが、本剤は尿のpHを上昇させヘキサミンの効果を減弱させる)]。

10.2. 併用注意:

本剤は制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄にも影響を与えることがある。

大量の牛乳、カルシウム製剤[milk−alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること(<機序>代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する<危険因子>高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

9.5.1. 妊娠高血圧症候群の患者:投与しないこと〔2.1参照〕。

9.5.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

炭酸水素ナトリウム「昭和」(M)
炭酸水素ナトリウム「昭和」(M)
炭酸水素ナトリウム「昭和」(M)

炭酸水素ナトリウム「昭和」(M)

制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
2023年10月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
一般名炭酸水素ナトリウム
薬価7.3
メーカー昭和製薬
最終更新2023年10月改訂(第1版)

用法・用量

〈胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善、アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防〉

炭酸水素ナトリウムとして、通常、成人1日3〜5gを数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

〈上気道炎の補助療法〉

含嗽、吸入には1回量1〜2%液100mLを1日数回用いる。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1). (経口)

①. 次記疾患における制酸作用と症状の改善:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎(急性胃炎・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)。

②. アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防。

2). (含嗽・吸入)上気道炎の補助療法(粘液溶解)。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 代謝異常:(頻度不明)アルカローシス、ナトリウム蓄積による浮腫等。

2). 消化器:(頻度不明)胃部膨満、胃酸二次的分泌(胃酸リバウンド現象)。

禁忌

2.1. ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウム貯留増加により、症状が悪化するおそれがある]〔9.5.1参照〕。

2.2. ヘキサミン投与中の患者〔10.1参照〕。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 重篤な消化管潰瘍のある患者:胃酸の二次的分泌(リバウンド現象)により症状が悪化するおそれがある。

9.1.2. 心機能障害のある患者:ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。

9.1.3. 肺機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。

9.1.4. 低クロル性アルカローシス等の電解質失調のある患者:症状が悪化するおそれがある。

(腎機能障害患者)

腎機能障害患者:ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。

相互作用

10.1. 併用禁忌:

ヘキサミン<ヘキサミン静注液>〔2.2参照〕[本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある(ヘキサミンは酸性尿中でホルムアルデヒドとなり抗菌作用を発現するが、本剤は尿のpHを上昇させヘキサミンの効果を減弱させる)]。

10.2. 併用注意:

本剤は制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄にも影響を与えることがある。

大量の牛乳、カルシウム製剤[milk−alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること(<機序>代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する<危険因子>高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

9.5.1. 妊娠高血圧症候群の患者:投与しないこと〔2.1参照〕。

9.5.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

炭酸水素ナトリウム「ケンエー」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム*(小堺)制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「三恵」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウムシオエ制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「司生堂」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム〈ハチ〉制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「東海」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「フソー」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム恵美須制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「カナダ」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「ニッコー」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「NikP」制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
炭酸水素ナトリウム「VTRS」原末制酸薬 アシドーシス改善薬 痛風・高尿酸血症治療薬 > 酸性尿改善薬
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