薬効分類 | 歯科用鎮痛鎮静剤 (含根管・う窩消毒剤) |
一般名 | ホルマリン・クレゾール液 |
薬価 | 0円 |
メーカー | アグサジャパン |
最終更新 | 2024年03月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
適量を根管内へ挿入し、仮封する。
根管の消毒。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):蕁麻疹、そう痒、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)過敏症状。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
本剤は、組織刺激性が強いため、歯根膜炎を起こすことがあるので、注意して使用すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 患歯根端部炎症性病巣(患歯根尖部炎症性病巣)のある患者:症状が悪化するおそれがある。
10.2. 併用注意:
本剤を塩化鉄<3>液、酸化クロム<6>液、硝酸銀液等と併用する場合には、変色又は沈殿を生じ、薬効が減じるので注意すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤使用時の注意
14.1.1. 腐食力が強いので注意して使用すること。
14.1.2. 軟組織に対し局所作用をあらわすので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること(したがって、使用に際してはラバーダム防湿等を行うこと)。
14.1.3. 本剤が口腔粘膜等に付着した場合は、直ちに拭き取り、微温湯で洗口させること。
また、手指等に付着した場合は、石けん等を用いて水洗し、適切な処置を行うこと。
14.1.4. 軟組織に付着した場合、直ちに拭き取り、エタノール、グリセリン、植物油で清拭するかまたは多量の水で洗う等適切な処置を行うこと〔14.1.5参照〕。
14.1.5. 本剤は顔、皮膚等に付着すると数秒で付着部が白変し、皮膚等に付着したまま放置すると炎症を起こし、化学的損傷を生じるので、直ちに処置する(その場合は火傷の治療に準じて処置するか、直ちに皮膚科医に相談する)〔14.1.4参照〕。
14.1.6. 容器から使用適量をダッペングラスにとり、小綿球または綿繊維に浸潤させて窩内あるいは根管に挿入すること。
14.1.7. 眼に入らないように注意すること。
(取扱い上の注意)
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管すること。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 急性毒性:本剤の経口毒性は、調製直後はLD50 1.60g/kg(マウス)で、密栓瓶入りで室温3年間経過品は1.4倍(1.15g/kg)で、ホルマリン及びエタノールの蒸散で濃縮等されクレゾールの毒性が相対的に強くあらわれる。
15.2.2. 腐食性:本剤の腐食性は液状フェノール(90%濃度)とほぼ同じであり腐食性が強く皮膚を侵して白くする。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 歯科用鎮痛鎮静剤 (含根管・う窩消毒剤) |
一般名 | ホルマリン・クレゾール液 |
薬価 | 0円 |
メーカー | アグサジャパン |
最終更新 | 2024年03月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
適量を根管内へ挿入し、仮封する。
根管の消毒。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):蕁麻疹、そう痒、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)過敏症状。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
本剤は、組織刺激性が強いため、歯根膜炎を起こすことがあるので、注意して使用すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 患歯根端部炎症性病巣(患歯根尖部炎症性病巣)のある患者:症状が悪化するおそれがある。
10.2. 併用注意:
本剤を塩化鉄<3>液、酸化クロム<6>液、硝酸銀液等と併用する場合には、変色又は沈殿を生じ、薬効が減じるので注意すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤使用時の注意
14.1.1. 腐食力が強いので注意して使用すること。
14.1.2. 軟組織に対し局所作用をあらわすので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること(したがって、使用に際してはラバーダム防湿等を行うこと)。
14.1.3. 本剤が口腔粘膜等に付着した場合は、直ちに拭き取り、微温湯で洗口させること。
また、手指等に付着した場合は、石けん等を用いて水洗し、適切な処置を行うこと。
14.1.4. 軟組織に付着した場合、直ちに拭き取り、エタノール、グリセリン、植物油で清拭するかまたは多量の水で洗う等適切な処置を行うこと〔14.1.5参照〕。
14.1.5. 本剤は顔、皮膚等に付着すると数秒で付着部が白変し、皮膚等に付着したまま放置すると炎症を起こし、化学的損傷を生じるので、直ちに処置する(その場合は火傷の治療に準じて処置するか、直ちに皮膚科医に相談する)〔14.1.4参照〕。
14.1.6. 容器から使用適量をダッペングラスにとり、小綿球または綿繊維に浸潤させて窩内あるいは根管に挿入すること。
14.1.7. 眼に入らないように注意すること。
(取扱い上の注意)
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管すること。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 急性毒性:本剤の経口毒性は、調製直後はLD50 1.60g/kg(マウス)で、密栓瓶入りで室温3年間経過品は1.4倍(1.15g/kg)で、ホルマリン及びエタノールの蒸散で濃縮等されクレゾールの毒性が相対的に強くあらわれる。
15.2.2. 腐食性:本剤の腐食性は液状フェノール(90%濃度)とほぼ同じであり腐食性が強く皮膚を侵して白くする。
(保管上の注意)
室温保存。
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