薬効分類 | 二酸化炭素 |
一般名 | 二酸化炭素 |
薬価 | 0円 |
メーカー | エア・ウォーター |
最終更新 | 2024年07月改訂(第2版) |
酸素吸入に併用する場合は、通常純酸素に対して数%本品を混ぜる。
1). 酸素吸入時の呼吸中枢の刺激。
2). 高山病における呼吸困難、麻酔時における覚せいと手術後の肺拡張不全の予防。
3). 一酸化炭素、モルヒネ、シアン化合物などの中毒時における呼吸中枢の興奮性低下。
4). 炭酸水の水浴による脈拍の減少及び拡張期血圧の減少、静脈血の心臓還流の改善と拍出量の増加、皮膚の充血、呼吸量の増加。
5). ドライアイスでの狼瘡、色素斑などの皮膚疾患の腐食剤としての使用。
6). 腹腔鏡下外科手術に必要な視野確保及び術野確保。
7). X線コンピュータ断層撮影に必要な腸管拡張。
8.1. 使用に当たっては、必ずガス名を「医薬品ラベル」で確認すること。
8.2. 吸入により軽いめまい、呼吸困難、嘔吐などの中毒症状を呈した場合は清浄な空気を吸わせること(また、しばらく安静にさせること)。
8.3. 吸入により意識を失ったときは、直ちに投与を中止し人工呼吸、あるいは酸素吸入を行うこと。
8.4. 腹腔鏡下外科手術及びX線コンピュータ断層撮影時の送気ガスとして使用する際は、該当医療機器の添付文書を必ず参照すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 本品は「液化ガス」のため、容器は立てて使用する。
14.1.2. 容器のバルブは静かに開閉する。
14.1.3. 容器は粗暴な取扱いをせず、転倒、転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために、安定した床に倒れないように置き、ロープ等で固定して使用する。
14.1.4. 容器と配管等の取付部は、使用に先立ち漏洩検知液等で必ず点検する。
14.1.5. 調整器及び圧力計等は、二酸化炭素用のものを使用する。
14.1.6. 使用方法によっては、−70℃以下の超低温になることがあるため、凍傷等を起こさないように注意する。
14.1.7. 使用後は容器バルブを必ず閉める。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 容器は常に温度40℃以下で使用し、直射日光を避け、火気・暖房の付近に置かない。
14.2.2. 酸欠の危険性があるので、換気に十分に注意する。
(取扱い上の注意)
20.1. 消費上の注意
20.1.1. 設備の使用開始時及び使用終了時に異常の有無を点検するほか、1日に1回以上設備等の作動状況を点検すると共に定期的にガス濃度、圧力及び気密を点検する。もし、異常があるときは、設備の補修等の危険防止措置を講じる。
20.2. ガス漏洩時の注意
20.2.1. ガス漏れのある場合は容器バルブを閉じて、ガスの使用を中止する。
20.2.2. 安全弁(破裂板)からガスが噴出した場合は、容器から離れ換気を良くし、販売店に連絡する。
20.2.3. 二酸化炭素は空気より重く、低い場所に滞留し高濃度になりやすいので注意する(二酸化炭素の許容濃度は5000ppm)。
20.3. 貯蔵上の注意
20.3.1. 容器は粗暴な取扱いをせず、転倒、転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために、安定した床に倒れないように置き、ロープ等で縛りつける、又は保管箱に入れる。
20.3.2. 容器は直射日光の当たらない場所で、常に温度40℃以下に保つ。
20.3.3. 容器は湿気水滴等による腐食を防止する措置を講ずる。
(1). 容器置場は、錆・腐食を防止するため、水分を浸入させないようにして、腐食物質を近くに置かない。
(2). 水分、異物等の混入による腐食等を防止するため、使用済みの容器でも、容器のバルブは必ず閉めておく。
20.3.4. 容器は「高圧ガス容器置場」であることを明示した所定の場所に保管する。
(1). 容器は、充てん容器と使用済み容器を区分して置く。
(2). 種類の異なるガスの容器は区分して置く。
(3). 容器置場には作業に必要な用具以外のものを置かない。
(4). 容器置場には関係者以外の立入りを禁止する。
20.3.5. 容器置場は必ず換気を図る(酸欠防止のため)。
20.4. 移送時の注意
20.4.1. 容器は、常に温度40℃以下に保ち、直射日光を避け、転落させないよう、固定して安全に運搬する。
(保管上の注意)
40℃以下で保存する。
(保険給付上の注意)
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
薬効分類 | 二酸化炭素 |
一般名 | 二酸化炭素 |
薬価 | 0円 |
メーカー | エア・ウォーター |
最終更新 | 2024年07月改訂(第2版) |
酸素吸入に併用する場合は、通常純酸素に対して数%本品を混ぜる。
1). 酸素吸入時の呼吸中枢の刺激。
2). 高山病における呼吸困難、麻酔時における覚せいと手術後の肺拡張不全の予防。
3). 一酸化炭素、モルヒネ、シアン化合物などの中毒時における呼吸中枢の興奮性低下。
4). 炭酸水の水浴による脈拍の減少及び拡張期血圧の減少、静脈血の心臓還流の改善と拍出量の増加、皮膚の充血、呼吸量の増加。
5). ドライアイスでの狼瘡、色素斑などの皮膚疾患の腐食剤としての使用。
6). 腹腔鏡下外科手術に必要な視野確保及び術野確保。
7). X線コンピュータ断層撮影に必要な腸管拡張。
8.1. 使用に当たっては、必ずガス名を「医薬品ラベル」で確認すること。
8.2. 吸入により軽いめまい、呼吸困難、嘔吐などの中毒症状を呈した場合は清浄な空気を吸わせること(また、しばらく安静にさせること)。
8.3. 吸入により意識を失ったときは、直ちに投与を中止し人工呼吸、あるいは酸素吸入を行うこと。
8.4. 腹腔鏡下外科手術及びX線コンピュータ断層撮影時の送気ガスとして使用する際は、該当医療機器の添付文書を必ず参照すること。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
14.1.1. 本品は「液化ガス」のため、容器は立てて使用する。
14.1.2. 容器のバルブは静かに開閉する。
14.1.3. 容器は粗暴な取扱いをせず、転倒、転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために、安定した床に倒れないように置き、ロープ等で固定して使用する。
14.1.4. 容器と配管等の取付部は、使用に先立ち漏洩検知液等で必ず点検する。
14.1.5. 調整器及び圧力計等は、二酸化炭素用のものを使用する。
14.1.6. 使用方法によっては、−70℃以下の超低温になることがあるため、凍傷等を起こさないように注意する。
14.1.7. 使用後は容器バルブを必ず閉める。
14.2. 薬剤投与時の注意
14.2.1. 容器は常に温度40℃以下で使用し、直射日光を避け、火気・暖房の付近に置かない。
14.2.2. 酸欠の危険性があるので、換気に十分に注意する。
(取扱い上の注意)
20.1. 消費上の注意
20.1.1. 設備の使用開始時及び使用終了時に異常の有無を点検するほか、1日に1回以上設備等の作動状況を点検すると共に定期的にガス濃度、圧力及び気密を点検する。もし、異常があるときは、設備の補修等の危険防止措置を講じる。
20.2. ガス漏洩時の注意
20.2.1. ガス漏れのある場合は容器バルブを閉じて、ガスの使用を中止する。
20.2.2. 安全弁(破裂板)からガスが噴出した場合は、容器から離れ換気を良くし、販売店に連絡する。
20.2.3. 二酸化炭素は空気より重く、低い場所に滞留し高濃度になりやすいので注意する(二酸化炭素の許容濃度は5000ppm)。
20.3. 貯蔵上の注意
20.3.1. 容器は粗暴な取扱いをせず、転倒、転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために、安定した床に倒れないように置き、ロープ等で縛りつける、又は保管箱に入れる。
20.3.2. 容器は直射日光の当たらない場所で、常に温度40℃以下に保つ。
20.3.3. 容器は湿気水滴等による腐食を防止する措置を講ずる。
(1). 容器置場は、錆・腐食を防止するため、水分を浸入させないようにして、腐食物質を近くに置かない。
(2). 水分、異物等の混入による腐食等を防止するため、使用済みの容器でも、容器のバルブは必ず閉めておく。
20.3.4. 容器は「高圧ガス容器置場」であることを明示した所定の場所に保管する。
(1). 容器は、充てん容器と使用済み容器を区分して置く。
(2). 種類の異なるガスの容器は区分して置く。
(3). 容器置場には作業に必要な用具以外のものを置かない。
(4). 容器置場には関係者以外の立入りを禁止する。
20.3.5. 容器置場は必ず換気を図る(酸欠防止のため)。
20.4. 移送時の注意
20.4.1. 容器は、常に温度40℃以下に保ち、直射日光を避け、転落させないよう、固定して安全に運搬する。
(保管上の注意)
40℃以下で保存する。
(保険給付上の注意)
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
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