本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
CLEOPATRA試験¹⁾より抜粋 (転移・再発乳癌)
18歳以上で、 組織学的または細胞学的にHER2陽性の局所再発または転移性の乳腺癌と診断されたPS0、 1の患者
APHINITY試験²⁾より抜粋 (術後療法)
18歳以上で、 乳房全摘術または乳房温存手術を受けたPS0、 1の患者
試験の有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
未治療のHER2陽性転移性乳癌患者において、 ペルツズマブ (PER) +トラスツズマブ (HER) +ドセタキセル (DTX) の効果を、 プラセボ+HER+DTXを対照に検証した第Ⅲ相無作為化二重盲検比較試験CLEOPATRAの結果より、 無増悪生存期間 (PFS) に対する有益性が示された。
HR 0.62 (95%CI 0.51-0.75)、 p<0.001
HR 0.69 (95%CI 0.58-0.82)
HR 0.69 (95%CI 0.59-0.81)
95%CI 4.2-17.5、 p=0.001
根治手術を受け、 組織学的に浸潤性HER2陽性と確認された乳癌患者において、 術後療法におけるペルツズマブ+トラスツズマブ+化学療法の効果を、 プラセボ+トラスツズマブ+化学療法を対照に検証した第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験APHINITYの結果より、 浸潤性疾患のない生存期間 (IDFS) に対する有効性が示された。
HR 0.76 (95%CI 0.64-0.91)
初回IDFSイベントの大半は遠隔再発であり、 ペルツズマブ群 (5.9%) ではプラセボ群 (7.7%) よりも遠隔再発が少なかった。
リンパ節転移陽性患者
リンパ節転移陰性患者
HR 0.82 (95%CI 0.68-0.99)、 p=0.043
HR 0.85 (95%CI 0.67-1.07)、 p=0.17
HR 0.79 (95%CI 0.63-0.99)、 p=0.043
HR 0.82 (95%CI 0.64-1.04)、p=0.101
最終更新日:2023年10月20日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平 暖先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
CLEOPATRA試験¹⁾より抜粋 (転移・再発乳癌)
18歳以上で、 組織学的または細胞学的にHER2陽性の局所再発または転移性の乳腺癌と診断されたPS0、 1の患者
APHINITY試験²⁾より抜粋 (術後療法)
18歳以上で、 乳房全摘術または乳房温存手術を受けたPS0、 1の患者
試験の有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
未治療のHER2陽性転移性乳癌患者において、 ペルツズマブ (PER) +トラスツズマブ (HER) +ドセタキセル (DTX) の効果を、 プラセボ+HER+DTXを対照に検証した第Ⅲ相無作為化二重盲検比較試験CLEOPATRAの結果より、 無増悪生存期間 (PFS) に対する有益性が示された。
HR 0.62 (95%CI 0.51-0.75)、 p<0.001
HR 0.69 (95%CI 0.58-0.82)
HR 0.69 (95%CI 0.59-0.81)
95%CI 4.2-17.5、 p=0.001
根治手術を受け、 組織学的に浸潤性HER2陽性と確認された乳癌患者において、 術後療法におけるペルツズマブ+トラスツズマブ+化学療法の効果を、 プラセボ+トラスツズマブ+化学療法を対照に検証した第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験APHINITYの結果より、 浸潤性疾患のない生存期間 (IDFS) に対する有効性が示された。
HR 0.76 (95%CI 0.64-0.91)
初回IDFSイベントの大半は遠隔再発であり、 ペルツズマブ群 (5.9%) ではプラセボ群 (7.7%) よりも遠隔再発が少なかった。
リンパ節転移陽性患者
リンパ節転移陰性患者
HR 0.82 (95%CI 0.68-0.99)、 p=0.043
HR 0.85 (95%CI 0.67-1.07)、 p=0.17
HR 0.79 (95%CI 0.63-0.99)、 p=0.043
HR 0.82 (95%CI 0.64-1.04)、p=0.101
最終更新日:2023年10月20日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平 暖先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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