【催吐性】 最小度催吐性
電子添文¹⁾およびR2810-ONC-1676試験³⁾プロトコル
1回350mgを3週間間隔30分間で点滴静注
前投薬は不要である
-セミプリマブ350mg+生食100ml 30分点滴
R2810-ONC-1676試験³⁾のプロトコル
化学療法歴のある進行又は再発の子宮頸癌患者 (18歳以上)で以下に該当する患者
電子添文¹⁾の基準
対象: 化学療法歴のある再発・転移性の子宮頸癌患者608例
方法: セミプリマブ (350mg 3週間ごと) 群 vs 単剤化学療法群
【有効性】 セミプリマブ群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~5)
子宮頸癌では、 初めて承認された免疫チェックポイント阻害剤です。 現在、 転移・再発後の初回治療として、 Pembrolizumab (プラチナ製剤と併用) が承認されています⁴⁾。
転移・再発後の二次治療として、 全生存期間を有意に延長しました (12.0ヵ月 vs 8.5ヵ月、 HR 0.685、 p=0.00011)³⁾。
本剤の適応症例としては、 転移・再発後初回治療として、 Pembrolizumabを使用していない患者さんが適応になると思います。
サブグループ解析ではありますが、 PD-L1の発現が、 1%未満の患者さんにはあまり効果が期待できないため、 可能であれば、 PD-L1を測定しておくことをお勧めします*。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 最小度催吐性
電子添文¹⁾およびR2810-ONC-1676試験³⁾プロトコル
1回350mgを3週間間隔30分間で点滴静注
前投薬は不要である
-セミプリマブ350mg+生食100ml 30分点滴
R2810-ONC-1676試験³⁾のプロトコル
化学療法歴のある進行又は再発の子宮頸癌患者 (18歳以上)で以下に該当する患者
電子添文¹⁾の基準
対象: 化学療法歴のある再発・転移性の子宮頸癌患者608例
方法: セミプリマブ (350mg 3週間ごと) 群 vs 単剤化学療法群
【有効性】 セミプリマブ群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~5)
子宮頸癌では、 初めて承認された免疫チェックポイント阻害剤です。 現在、 転移・再発後の初回治療として、 Pembrolizumab (プラチナ製剤と併用) が承認されています⁴⁾。
転移・再発後の二次治療として、 全生存期間を有意に延長しました (12.0ヵ月 vs 8.5ヵ月、 HR 0.685、 p=0.00011)³⁾。
本剤の適応症例としては、 転移・再発後初回治療として、 Pembrolizumabを使用していない患者さんが適応になると思います。
サブグループ解析ではありますが、 PD-L1の発現が、 1%未満の患者さんにはあまり効果が期待できないため、 可能であれば、 PD-L1を測定しておくことをお勧めします*。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。