概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 高度催吐性

- ランダ®など (添付文書¹⁾ / 安全性情報²⁾*)

 *日本化薬の外部サイトへ遷移します

用法用量

GOG120試験³⁾のプロトコル

40mg/m²で1週間毎に計6回投与する

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

<放射線治療について>

全骨盤 : 40.8Gy/24分割 or 51.0Gy/30分割

腔内 : 1~3週間後にIIB期40Gy、 III~IVA期 30Gy

A点* にはIIB期で80.8Gy、 III期またはIVA期で81.0Gy照射、 B点**にはIIB期で55.0Gy、 III期またはIVA期で60.0Gy照射

*頸部骨端から2cm外側、 2cm上方の位置 ** 骨盤壁
N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より引用

電子添文¹⁾の用法および用量
シスプラチン : A法を標準的用法・用量とし、 患者の状態によりE法を選択する。 A法 : 15~20mg/m²を1日1回、 5日間連続投与し、 少なくとも2週間休薬 E法 : 70~90mg/m²を1日1回投与し、 少なくとも3週間休薬する。
ランダ®電子添文 (2021年4月改訂 第1版)¹⁾より引用

前投薬・投与スケジュール例

ショートハイドレーション+制吐療法は4剤併用

- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)

- デキサメタゾン 9.9mg + NK₁阻害剤+ 5HT₃拮抗剤+生食 50mL (30分)

- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服

- シスプラチン40mg/m²+生食 250mL (60分)

日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生提供

投与開始基準

GOG120試験³⁾のプロトコル

IIB、III、IVB期の初発未治療の子宮頸癌のうち、 浸潤性の扁平上皮癌/腺偏平上皮癌/腺癌で、 傍大動脈のリンパ節転移が認められない患者

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

減量・休薬・中止基準

GOG120試験³⁾のプロトコル

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

主な有害事象

GOG120試験³⁾

主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)

  • 白血球数減少 37.5% (13.1%)
  • 血小板数減少 11.9% (1.1%)
  • 発熱 3.4% (0%)
  • 倦怠感 4.5% (0%)
  • 体重減少 2.8% (0.6%)
N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

標準治療の化学放射線療法レジメン

GOG120試験¹⁾のプロトコールでは、 40mg/m²を週1回、 6サイクル投与となっています。

GOG120試験¹⁾では、 約半数は5サイクルで終了していますが、 可能であれば6サイクルまで投与する方が望ましいと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. 日本化薬. ランダ®電子添文 (2021年4月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/03/27]
  2. 日本化薬. ランダ®安全性情報 (2021年6月作成) [最終閲覧 : 2024/03/27]
  3. Concurrent cisplatin-based radiotherapy and chemotherapy for locally advanced cervical cancer. N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53. PMID: 10202165
最終更新日 : 2024年5月8日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

レジメン
CDDP+RT
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
レジメン
CDDP+RT
レジメン
CDDP+RT

CDDP+RT

シスプラチン(ランダ®)
2024年05月16日更新
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 高度催吐性

- ランダ®など (添付文書¹⁾ / 安全性情報²⁾*)

 *日本化薬の外部サイトへ遷移します

用法用量

GOG120試験³⁾のプロトコル

40mg/m²で1週間毎に計6回投与する

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

<放射線治療について>

全骨盤 : 40.8Gy/24分割 or 51.0Gy/30分割

腔内 : 1~3週間後にIIB期40Gy、 III~IVA期 30Gy

A点* にはIIB期で80.8Gy、 III期またはIVA期で81.0Gy照射、 B点**にはIIB期で55.0Gy、 III期またはIVA期で60.0Gy照射

*頸部骨端から2cm外側、 2cm上方の位置 ** 骨盤壁
N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より引用

電子添文¹⁾の用法および用量
シスプラチン : A法を標準的用法・用量とし、 患者の状態によりE法を選択する。 A法 : 15~20mg/m²を1日1回、 5日間連続投与し、 少なくとも2週間休薬 E法 : 70~90mg/m²を1日1回投与し、 少なくとも3週間休薬する。
ランダ®電子添文 (2021年4月改訂 第1版)¹⁾より引用

前投薬・投与スケジュール例

ショートハイドレーション+制吐療法は4剤併用

- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)

- デキサメタゾン 9.9mg + NK₁阻害剤+ 5HT₃拮抗剤+生食 50mL (30分)

- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服

- シスプラチン40mg/m²+生食 250mL (60分)

日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生提供

投与開始基準

GOG120試験³⁾のプロトコル

IIB、III、IVB期の初発未治療の子宮頸癌のうち、 浸潤性の扁平上皮癌/腺偏平上皮癌/腺癌で、 傍大動脈のリンパ節転移が認められない患者

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

減量・休薬・中止基準

GOG120試験³⁾のプロトコル

N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より作図

主な有害事象

GOG120試験³⁾

主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)

  • 白血球数減少 37.5% (13.1%)
  • 血小板数減少 11.9% (1.1%)
  • 発熱 3.4% (0%)
  • 倦怠感 4.5% (0%)
  • 体重減少 2.8% (0.6%)
N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53³⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

標準治療の化学放射線療法レジメン

GOG120試験¹⁾のプロトコールでは、 40mg/m²を週1回、 6サイクル投与となっています。

GOG120試験¹⁾では、 約半数は5サイクルで終了していますが、 可能であれば6サイクルまで投与する方が望ましいと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. 日本化薬. ランダ®電子添文 (2021年4月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/03/27]
  2. 日本化薬. ランダ®安全性情報 (2021年6月作成) [最終閲覧 : 2024/03/27]
  3. Concurrent cisplatin-based radiotherapy and chemotherapy for locally advanced cervical cancer. N Engl J Med. 1999 Apr 15;340(15):1144-53. PMID: 10202165
最終更新日 : 2024年5月8日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
レジメン(婦人科)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。