【催吐性】 高度催吐性
GOG120試験³⁾のプロトコル
40mg/m²で1週間毎に計6回投与する
<放射線治療について>
A点* にはIIB期で80.8Gy、 III期またはIVA期で81.0Gy照射、 B点**にはIIB期で55.0Gy、 III期またはIVA期で60.0Gy照射
ショートハイドレーション+制吐療法は4剤併用
- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- デキサメタゾン 9.9mg + NK₁阻害剤+ 5HT₃拮抗剤+生食 50mL (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
- CDDP 40mg/m²+生食 250mL (60分)
GOG120試験³⁾のプロトコル
IIB、III、IVB期の初発未治療の子宮頸癌のうち、 浸潤性の扁平上皮癌/腺偏平上皮癌/腺癌で、 傍大動脈のリンパ節転移が認められない患者
GOG120試験³⁾のプロトコル
対象: 局所進行子宮頸癌526例
方法: CDDP+RT群 vs CDDP + 5-FU + ヒドロキシウレア+RT群 vs ヒドロキシウレア+RT群
【有効性】 CDDP+RT群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GOG120試験³⁾のプロトコールでは、 40mg/m²を週1回、 6サイクル投与となっています。
GOG120試験³⁾では、 約半数は5サイクルで終了していますが、 可能であれば6サイクルまで投与する方が望ましいと思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 高度催吐性
GOG120試験³⁾のプロトコル
40mg/m²で1週間毎に計6回投与する
<放射線治療について>
A点* にはIIB期で80.8Gy、 III期またはIVA期で81.0Gy照射、 B点**にはIIB期で55.0Gy、 III期またはIVA期で60.0Gy照射
ショートハイドレーション+制吐療法は4剤併用
- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- デキサメタゾン 9.9mg + NK₁阻害剤+ 5HT₃拮抗剤+生食 50mL (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
- CDDP 40mg/m²+生食 250mL (60分)
GOG120試験³⁾のプロトコル
IIB、III、IVB期の初発未治療の子宮頸癌のうち、 浸潤性の扁平上皮癌/腺偏平上皮癌/腺癌で、 傍大動脈のリンパ節転移が認められない患者
GOG120試験³⁾のプロトコル
対象: 局所進行子宮頸癌526例
方法: CDDP+RT群 vs CDDP + 5-FU + ヒドロキシウレア+RT群 vs ヒドロキシウレア+RT群
【有効性】 CDDP+RT群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GOG120試験³⁾のプロトコールでは、 40mg/m²を週1回、 6サイクル投与となっています。
GOG120試験³⁾では、 約半数は5サイクルで終了していますが、 可能であれば6サイクルまで投与する方が望ましいと思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。