ゴナックス® (添付文書¹⁾)
電子添文の用法および用量
初回投与量 : 240mg
成人には初回は240mgを1カ所あたり120mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。 2回目以降は、 初回投与4週間後より、 維持用量を投与する。
維持投与量 : 80mgまたは480mg
4週間間隔で投与を繰り返す場合は、 80mgを維持用量とし、 腹部1カ所に皮下投与する。 12週間間隔で投与を繰り返す場合は、 480mgを維持用量とし、 1カ所あたり240mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。
日本で初めて前立腺癌を適応症とした性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アンタゴニスト製剤である。 本薬剤は、 LH-RH刺激を経ずにアンドロゲン受容体遮断が可能である
BJU Int. 2008 Dec;102(11):1531-8.
内分泌療法が適応とされた前立腺癌患者において、 GnRHアンタゴニストであるデガレリクスの効果を、 リュープロレリンを対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験CS21の結果より、 1年間のテストステロン値の低値維持における非劣性が示された。
テストステロン奏効率
3日目のテストステロン中央値
28-364日目までのテストステロン中央値
252日目のテストステロン値 vs 255日目および/または259日目のテストステロン値
252日目と比較し、 240/80mg群と240/160mg群では平均テストステロン値はわずかに減少したが、 リュープロレリン群では平均0.045ng/mLの有意な増加がみられた (p<0.001)。
ベースラインから14日後までのPSA変化率
ベースラインから28日後までのPSA変化率
PSA評価による治療失敗までの期間
LHとFSHの経時的変化
試験終了時のベースラインと比較した平均FSH値の低下率
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
維持用量80mg
注意すべき有害事象(カッコ内はGrade3~4)
維持用量160mg
注意すべき有害事象(カッコ内はGrade3~4)
最終更新日 : 2024年12月10日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
ゴナックス® (添付文書¹⁾)
電子添文の用法および用量
初回投与量 : 240mg
成人には初回は240mgを1カ所あたり120mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。 2回目以降は、 初回投与4週間後より、 維持用量を投与する。
維持投与量 : 80mgまたは480mg
4週間間隔で投与を繰り返す場合は、 80mgを維持用量とし、 腹部1カ所に皮下投与する。 12週間間隔で投与を繰り返す場合は、 480mgを維持用量とし、 1カ所あたり240mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。
日本で初めて前立腺癌を適応症とした性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アンタゴニスト製剤である。 本薬剤は、 LH-RH刺激を経ずにアンドロゲン受容体遮断が可能である
BJU Int. 2008 Dec;102(11):1531-8.
内分泌療法が適応とされた前立腺癌患者において、 GnRHアンタゴニストであるデガレリクスの効果を、 リュープロレリンを対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験CS21の結果より、 1年間のテストステロン値の低値維持における非劣性が示された。
テストステロン奏効率
3日目のテストステロン中央値
28-364日目までのテストステロン中央値
252日目のテストステロン値 vs 255日目および/または259日目のテストステロン値
252日目と比較し、 240/80mg群と240/160mg群では平均テストステロン値はわずかに減少したが、 リュープロレリン群では平均0.045ng/mLの有意な増加がみられた (p<0.001)。
ベースラインから14日後までのPSA変化率
ベースラインから28日後までのPSA変化率
PSA評価による治療失敗までの期間
LHとFSHの経時的変化
試験終了時のベースラインと比較した平均FSH値の低下率
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
維持用量80mg
注意すべき有害事象(カッコ内はGrade3~4)
維持用量160mg
注意すべき有害事象(カッコ内はGrade3~4)
最終更新日 : 2024年12月10日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。