【1コース】21日間
化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん
1回6mg/kg (体重) を90分かけて3週間間隔で点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 なお、 患者の状態により適宜減量する。
J Clin Oncol. 2024 Sep: JCO2400920.
化学療法の前治療歴のあるHR陽性かつHER2陰性 (IHC0、 IHC1+、 またはIHC2+/ISH-) の手術不能または転移性乳がん患者を対象に、 二次/三次治療としてダトポタマブ デルクステカン投与の有効性と安全性を検討した第Ⅲ相臨床試験。 主要評価項目はPFSおよびOS。
有効性|ダトポタマブ デルクステカン群
mPFS : 本群 6.9ヵ月 vs 化学療法群 4.9ヵ月
病勢進行または死亡リスクを37%低下
※本試験の主要評価項目の一つである全生存期間については、 化学療法投与群に対して統計学的に有意な改善は認められなかった [最終解析 2024年9月24日 第一三共公表]
国内では、 抗TROP2抗体薬物複合体として、 サシツズマブ ゴビテカン (トロデルビ®) が2024年11月に発売されているが、 適応は異なる。
トロデルビ® ・・・・・HR陰性HER2陰性
ダトロウェイ® ・・・HR陽性HER2陰性
1) 第一三共株式会社. ダトロウェイ®添付文書 (2024年12月作成第1版)[最終確認: 2025/01/07]
2) 第一三共株式会社. ダトロウェイ®適正使用 (2024年12月作成)[最終確認: 2025/01/07]
最終更新日 : 2025年1月7日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
【1コース】21日間
化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん
1回6mg/kg (体重) を90分かけて3週間間隔で点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 なお、 患者の状態により適宜減量する。
J Clin Oncol. 2024 Sep: JCO2400920.
化学療法の前治療歴のあるHR陽性かつHER2陰性 (IHC0、 IHC1+、 またはIHC2+/ISH-) の手術不能または転移性乳がん患者を対象に、 二次/三次治療としてダトポタマブ デルクステカン投与の有効性と安全性を検討した第Ⅲ相臨床試験。 主要評価項目はPFSおよびOS。
有効性|ダトポタマブ デルクステカン群
mPFS : 本群 6.9ヵ月 vs 化学療法群 4.9ヵ月
病勢進行または死亡リスクを37%低下
※本試験の主要評価項目の一つである全生存期間については、 化学療法投与群に対して統計学的に有意な改善は認められなかった [最終解析 2024年9月24日 第一三共公表]
国内では、 抗TROP2抗体薬物複合体として、 サシツズマブ ゴビテカン (トロデルビ®) が2024年11月に発売されているが、 適応は異なる。
トロデルビ® ・・・・・HR陰性HER2陰性
ダトロウェイ® ・・・HR陽性HER2陰性
1) 第一三共株式会社. ダトロウェイ®添付文書 (2024年12月作成第1版)[最終確認: 2025/01/07]
2) 第一三共株式会社. ダトロウェイ®適正使用 (2024年12月作成)[最終確認: 2025/01/07]
最終更新日 : 2025年1月7日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。