本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌の場合
通常、 成人には1回300mgを1日2回経口投与する。 なお、 患者の状態により適宜減量する。
PROfound試験¹⁾での選択基準
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
BRCA病的バリアントは、 生殖細胞系列で9%程度、 体細胞系列で9%程度認められる。
使用にはコンパニオン診断薬であるBRACAnalysis®あるいは、 FoundationOne®CDxあるいはFoundationOne Liquid®CDxでの診断が必要。
相同組換え修復関連遺伝子変異陽性、 かつ前治療として新規ホルモン薬による治療を行い、 病勢進行が認められた前立腺癌患者において、 PARP阻害薬オラパリブの有効性および安全性を、 エンザルタミドまたはアビラテロン酢酸エステルを対照に検証した第Ⅲ相比較試験PROfoundの結果より、 画像上の無増悪生存期間 (rPFS) に対する有益性が示された。
コホートA
HR 0.34 (95%CI 0.25-0.47)、 p<0.001
全患者
HR 0.49 (95%CI 0.38-0.63)、 p<0.001
コホートA
オッズ比 20.86 (95%CI 4.18-379.18)、 p<0.001
全患者
オッズ比 5.93 (95%CI 2.01-25.40)
コホートA
HR 0.44 (95%CI 0.22-0.91)、 p=0.02
全患者
HR 0.64
コホートA
HR 0.69 (95%CI 0.50-0.97)、 p=0.02
全患者
HR 0.79 (95%CI 0.61-1.03)
遺伝子解析による探索的解析
BRCA1のみに変異を有する患者:HR 0.42 (95%CI 0.12-1.53)
BRCA2のみに変異を有する患者:HR 0.59 (95%CI 0.37-0.95)
BRCA以外の遺伝子に変異を有する患者:HR 0.95 (95%CI 0.68-1.34)
コホートA
全患者
コホートA
全患者
最終更新日:2023年12月21日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌の場合
通常、 成人には1回300mgを1日2回経口投与する。 なお、 患者の状態により適宜減量する。
PROfound試験¹⁾での選択基準
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
BRCA病的バリアントは、 生殖細胞系列で9%程度、 体細胞系列で9%程度認められる。
使用にはコンパニオン診断薬であるBRACAnalysis®あるいは、 FoundationOne®CDxあるいはFoundationOne Liquid®CDxでの診断が必要。
相同組換え修復関連遺伝子変異陽性、 かつ前治療として新規ホルモン薬による治療を行い、 病勢進行が認められた前立腺癌患者において、 PARP阻害薬オラパリブの有効性および安全性を、 エンザルタミドまたはアビラテロン酢酸エステルを対照に検証した第Ⅲ相比較試験PROfoundの結果より、 画像上の無増悪生存期間 (rPFS) に対する有益性が示された。
コホートA
HR 0.34 (95%CI 0.25-0.47)、 p<0.001
全患者
HR 0.49 (95%CI 0.38-0.63)、 p<0.001
コホートA
オッズ比 20.86 (95%CI 4.18-379.18)、 p<0.001
全患者
オッズ比 5.93 (95%CI 2.01-25.40)
コホートA
HR 0.44 (95%CI 0.22-0.91)、 p=0.02
全患者
HR 0.64
コホートA
HR 0.69 (95%CI 0.50-0.97)、 p=0.02
全患者
HR 0.79 (95%CI 0.61-1.03)
遺伝子解析による探索的解析
BRCA1のみに変異を有する患者:HR 0.42 (95%CI 0.12-1.53)
BRCA2のみに変異を有する患者:HR 0.59 (95%CI 0.37-0.95)
BRCA以外の遺伝子に変異を有する患者:HR 0.95 (95%CI 0.68-1.34)
コホートA
全患者
コホートA
全患者
最終更新日:2023年12月21日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。