アベルマブ (バベンチオ® )
JAVELIN Bladder 100試験³⁾/アベルマブ電子添文¹⁾の用法用量
アベルマブ電子添文¹⁾の前投薬
infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤、 解熱鎮痛剤等の投与を行うこと
JAVELIN Bladder 100試験³⁾のプロトコル
局所進行性または転移性の膀胱癌の組織学的または細胞学的診断ある18歳以上 (日本では20歳以上) の患者で以下を満たすもの
アベルマブ適正使用ガイド²⁾の減量・休薬・中止基準
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
プラチナ併用化学療法4-6サイクル後にSD以上であった症例の維持療法として行うこと
アセトアミノフェンとH1拮抗薬の前投薬を必要である。 前サイクル時にあらかじめ処方し、 持参してもらう必要がある。
プラチナ製剤ベースの1次治療で病勢進行を認めなかった切除不能な局所進行または転移性の尿路上皮癌患者において、 抗PD-L1抗体アベルマブの効果を、 BSC群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験JAVELIN Bladder 100の結果より、 全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
全集団
HR 0.76 (95%CI 0.63-0.91)、 p=0.0036
PD-L1陽性集団
HR 0.56 (95%CI 0.40-0.79)、 p<0.001
全集団
PD-L1陽性集団(1年時)
全集団
HR 0.54 (95%CI 0.46-0.64)、 p<0.0001
PD-L1陽性集団
HR 0.56 (95%CI 0.43-0.73)
全集団
PD-L1陽性集団
最終更新日:2024年4月23日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
10mg/kg 点滴 | 1~ | Day1 |
1コース14日間。 |
JAVELIN Bladder 100試験³⁾/アベルマブ電子添文¹⁾の用法用量
アベルマブ電子添文¹⁾の前投薬
infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤、 解熱鎮痛剤等の投与を行うこと
JAVELIN Bladder 100試験³⁾のプロトコル
局所進行性または転移性の膀胱癌の組織学的または細胞学的診断ある18歳以上 (日本では20歳以上) の患者で以下を満たすもの
アベルマブ適正使用ガイド²⁾の減量・休薬・中止基準
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
プラチナ併用化学療法4-6サイクル後にSD以上であった症例の維持療法として行うこと
アセトアミノフェンとH1拮抗薬の前投薬を必要である。 前サイクル時にあらかじめ処方し、 持参してもらう必要がある。
プラチナ製剤ベースの1次治療で病勢進行を認めなかった切除不能な局所進行または転移性の尿路上皮癌患者において、 抗PD-L1抗体アベルマブの効果を、 BSC群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験JAVELIN Bladder 100の結果より、 全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
全集団
HR 0.76 (95%CI 0.63-0.91)、 p=0.0036
PD-L1陽性集団
HR 0.56 (95%CI 0.40-0.79)、 p<0.001
全集団
PD-L1陽性集団(1年時)
全集団
HR 0.54 (95%CI 0.46-0.64)、 p<0.0001
PD-L1陽性集団
HR 0.56 (95%CI 0.43-0.73)
全集団
PD-L1陽性集団
最終更新日:2024年4月23日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。