投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
125mg/m² 点滴 | 1~ | Day1,8,15 |
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
1000mg/m² | 1~ | Day1,8,15 |
1コース28日間。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
投与初期は血液毒性、 非血液毒性ともに軽微であることが多いが、 治療継続に伴い、 脱毛、 末梢感覚性/運動性ニューロパチー、 疲労、 倦怠感、 末梢浮腫、 爪変形などが現れることがある。これらの有害事象は主にナブパクリタキセルに伴うものであり、 重篤性に合わせて、 ナブパクリタキセルの減量、 休薬を検討する。
膵癌診療ガイドライン2022年版において、 遠隔転移を有する膵癌に対してFOLFIRINOX療法と並んで推奨されているレジメンである。 本レジメンは、 76歳以上の高齢者やPS2の患者への適用も可能であるが、 年齢やPS以外にも併存症などを加味して、 適用を判断する。
ナブパクリタキセルは胆汁排泄性であるため、 胆道閉塞、 Bil高値例では投与を避ける。
前治療のない転移性膵癌患者861例を対象とし、 アブラキサン+ゲムシタビン併用療法 (アブラキサン併用群) とゲムシタビン単独療法について有効性、 安全性を比較するための多施設共同無作為化非盲検比較試験。 主要評価項目は全生存期間 (OS) 、 副次評価項目は安全性、 無増悪生存期間 (PFS) 、 全奏効率(ORR) 、 病勢コントロール率 (DCR) 、 治療成功期間 (TTF) 等とされた。
N Engl J Med. 2013 Oct 31;369(18):1691-703.
ClinicalTrials.gov. February 16, 2009
最終更新日:2023年7月7日
執筆医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 小林 智先生
監修医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
125mg/m² 点滴 | 1~ | Day1,8,15 |
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
1000mg/m² | 1~ | Day1,8,15 |
1コース28日間。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
投与初期は血液毒性、 非血液毒性ともに軽微であることが多いが、 治療継続に伴い、 脱毛、 末梢感覚性/運動性ニューロパチー、 疲労、 倦怠感、 末梢浮腫、 爪変形などが現れることがある。これらの有害事象は主にナブパクリタキセルに伴うものであり、 重篤性に合わせて、 ナブパクリタキセルの減量、 休薬を検討する。
膵癌診療ガイドライン2022年版において、 遠隔転移を有する膵癌に対してFOLFIRINOX療法と並んで推奨されているレジメンである。 本レジメンは、 76歳以上の高齢者やPS2の患者への適用も可能であるが、 年齢やPS以外にも併存症などを加味して、 適用を判断する。
ナブパクリタキセルは胆汁排泄性であるため、 胆道閉塞、 Bil高値例では投与を避ける。
前治療のない転移性膵癌患者861例を対象とし、 アブラキサン+ゲムシタビン併用療法 (アブラキサン併用群) とゲムシタビン単独療法について有効性、 安全性を比較するための多施設共同無作為化非盲検比較試験。 主要評価項目は全生存期間 (OS) 、 副次評価項目は安全性、 無増悪生存期間 (PFS) 、 全奏効率(ORR) 、 病勢コントロール率 (DCR) 、 治療成功期間 (TTF) 等とされた。
N Engl J Med. 2013 Oct 31;369(18):1691-703.
ClinicalTrials.gov. February 16, 2009
最終更新日:2023年7月7日
執筆医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 小林 智先生
監修医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。