2026年9月16日、 ペルツズマブとの併用による 「HER2陽性の手術不能又は再発乳癌」 に対する一部変更承認を取得した。
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

エンハーツ® (トラスツズマブ デルクステカン : T-DXd)

添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾* / CDx情報

パージェタ® (ペルツズマブ : Per)

添付文書³⁾ / 適正使用情報⁴⁾*

*PMDAの外部サイトへ遷移します

投与スケジュール

【1コース】21日間
【催吐性】T-DXd : 中等度⁵⁾ (NCCN : 高度⁶⁾)、 Per : 最小度⁵⁾ (NCCN : 最小度⁶⁾)
【FN発症】低リスク (<10%)*
*DESTINY-Breast09試験のFN発生率2.9%²⁾基づき編集部が分類

T-DXd : 1回5.4mg/kg を3週間ごとに90分かけて点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降は30分間まで短縮可¹⁾。

投与開始前に胸部CT検査と問診を行い、 間質性肺疾患の合併または既往がないことを確認したうえで、 投与可否を慎重に判断する。

Per : 初回は840mgを、 2回目以降は420mgを60分かけて3週間ごとに点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば、 2回目以降は30分間まで短縮可³⁾。

エンハーツ®¹⁾、 パージェタ®³⁾電子添文情報を基に編集部作成

Key Data|臨床試験結果

📊 DESTINY-Breast09試験

N Engl J Med. 2026;394(6):551-62.

HER2陽性の進行・転移性乳癌で、 転移性疾患に対する化学療法またはHER2標的療法歴のない患者を対象とした国際共同第Ⅲ相無作為化比較試験。 1,157例を①T-DXd+Per群383例、 ②T-DXd+プラセボ群387例、 ③THP群 (タキサン+トラスツズマブ+Per) 387例に1 : 1 : 1で無作為に割り付け、 主要評価項目はPFSとされた。 

【有効性】T-DXd+Per群 (vs THP群)

- PFS中央値 40.7ヵ月 (vs 26.9ヵ月)

  • HR 0.56 (95%CI 0.44–0.71、 p<0.0001)

- 確定奏効率* 85.1% (vs 78.6%)

*初回判定の4週以上後にも奏効が確認された割合
  • CR率 15.1% (vs 8.5%)
  • 奏効期間中央値 39.2ヵ月 (vs 26.4ヵ月)

【安全性】主な有害事象 : 全Grade (Grade≧3)

- 悪心 71.1% (5.0%)

- 下痢 55.9% (6.8%)

- 好中球減少 48.8% (23.9%)

- 疲労 48.3% (7.9%)

- 脱毛症 46.2% (0%)

- 嘔吐 42.0% (2.4%)

- トランスアミナーゼ増加 36.0% (4.5%)

- 貧血 35.4% (8.4%)

- 白血球減少 29.4% (4.5%)

- 食欲減退 28.6% (2.4%)

- 体重減少 23.9% (2.6%)

- 血小板減少 23.4% (6.3%)

- 便秘 22.3% (0.3%)

- 低カリウム血症 21.5% (10.2%)

- 末梢性感覚ニューロパチー 11.3% (0%)

各プロトコル

適格基準

DESTINY-Breast09試験⁷⁾の主な適格基準

- 18歳以上

- ECOG PS 0–1

- 好中球数≧1,500/μL

- 血小板数≧10万/μL

- Hb≧9.0g/dL

- 肝機能 : ALT/AST≦3×ULN、 T-Bil≦1.5×ULN

- 腎機能 : CrCl≧30mL/min

- LVEF≧50%

用量レベル

T-DXdの減量規定は以下のとおり。 Perに減量規定はないが、 前回投与から6週間以上空いた場合は840 mgで再開する³⁾。

エンハーツ®¹⁾電子添文情報を基に編集部作成

腎障害患者に対する用量調整

T-DXd : 軽度腎機能障害 (CrCl 60~90mL/min) または中等度腎機能障害 (CrCl 30~60mL/min) では、 用量調節は不要。 中等度腎機能障害ではGrade 1・2のILD/肺臓炎の発現頻度が高いため、 注意深く観察する。 重度腎機能障害 (CrCl<30mL/min) における推奨用量は確立していない⁸⁾。

Per : 軽度 (CrCl 60~90mL/min) または中等度 (CrCl 30~60mL/min) の腎機能障害患者では、 Perの用量調節は不要。 重度腎機能障害患者 (CrCl<30mL/min) では、 薬物動態データが限られるため、 用量調節に関する推奨は確立していない⁹⁾。

有害事象発現時の減量・休薬・中止基準

T-DXd :

DESTINY-Breast09試験の最終プロトコル (参考情報) : T-DXdの毒性管理基準として、 リンパ球数減少、 眼障害、 クレアチニン増加、 肝障害等についても、 休薬、 再開、 減量または中止の個別基準が設定されていた。

DESTINY-Breast09試験⁷⁾のプロトコルを基に編集部作成

レジメンの特徴と注意点

🧑‍⚕️エンハーツ®+パージェタ®の有効性は、 DESTINY-Breast09試験において確認され、 このたび標準治療として承認されました。 PFS中央値は40.7ヵ月であり、 THP群の26.9ヵ月と比較して、 HR 0.56で有意差が示されました。 ILDの発症頻度はAny Gradeで12.1% (Grade 5は0.5%) と報告されており、 T-DXd単剤の既報と比較して増加はありません。 また、 奏効率は85.1%、 CR率は15.1%と高く、 PD率が3.4%と低いことも特徴的です。 HER2陽性MBCの新たなgold standardとなります。   
また、 ベースラインで脳転移を有する症例のサブグループ解析が、 10月23日から開催されるESMO 2026で発表予定であり、 注目されます。 
がん研有明病院 乳腺内科 尾崎由記範先生

作用機序の特徴

T-DXd : HER2に対するヒト化モノクローナル抗体とカンプトテシン誘導体 (トポイソメラーゼI阻害薬) をリンカーで結合した抗体薬物複合体で、 HER2に結合・細胞内取り込み後に遊離した薬物がDNA傷害・アポトーシス誘導を介して腫瘍増殖を抑制する¹⁾。

Per : HER2細胞外領域ドメインⅡに結合してHER2/HER3のダイマー形成を阻害し、 HER2のリン酸化とPI3K-Akt・MAPK経路の活性化を抑えて細胞増殖を抑制するほか、 ADCC活性も示す³⁾。

レジメン適用時の注意事項

▼エンハーツ®電子添文¹⁾ 「重要な基本的注意」 の要約

間質性肺疾患 : 投与開始前および投与中は臨床症状 (呼吸状態、 咳、 発熱等) を十分に観察し、 定期的にSpO₂・胸部X線・胸部CT検査を行う。 必要に応じて血清マーカー (KL-6等)、 PaO₂、 A-aDO₂、 DLco等も実施する。 胸部CT等の読影は呼吸器疾患の診断に精通した医師の助言を得る。 患者には初期症状発現時に速やかに受診するよう指導する。

左室駆出率 (LVEF) 低下 : 投与開始前に心機能を確認する。 投与中は心症状の発現状況・重篤度等に応じて心機能検査 (心エコー等) を行い、 LVEFの変動を含め患者の状態を十分に観察して休薬・投与再開・中止を判断する。

骨髄抑制 : 投与開始前および投与中は定期的に血液検査を行い、 患者の状態を十分に観察する。

▼パージェタ®電子添文³⁾ 「重要な基本的注意」 の要約

左室機能不全 : 投与開始前に心機能を確認する。 投与中は心症状の発現状況・重篤度等に応じて心機能検査 (心エコー等) を行い、 LVEFの変動を含め患者の状態を十分に観察して休薬・投与再開・中止を判断する。

好中球減少症・白血球減少症 : 投与開始前および投与中は定期的に血液検査を行い、 患者の状態を十分に観察する。

腫瘍崩壊症候群 : 血清中電解質濃度および腎機能検査を行うなど、 患者の状態を十分に観察する。

RMP【重要な特定されたリスク】

エンハーツ®RMP : 医薬品リスク管理計画書¹⁰⁾

- 間質性肺疾患

- 骨髄抑制

- Infusion reaction

出典

1) 第一三共株式会社. エンハーツ® 点滴静注用100mg 電子添文 (2026年9月改訂 第14版).

2) 第一三共株式会社. エンハーツ® 適正使用ガイド. 2026年9月作成.

3) 中外製薬株式会社. パージェタ®点滴静注420mg/14mL 電子添文 (2026年9月改訂 第5版).

4) 中外製薬株式会社. パージェタ®適正使用ガイド. 2024年12月改訂

5) 日本癌治療学会編. 制吐薬適正使用ガイドライン 2023年10月改訂 第3版. 金原出版.

6) NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines®): Antiemesis. Version 2.2026.

7) N Engl J Med. 2026;394(6):551-62.

8) Daiichi Sankyo, Inc. ENHERTU® (fam-trastuzumab deruxtecan-nxki) for injection, for intravenous use : Prescribing Information. Revised May 2026.

9) Genentech, Inc. PERJETA® (pertuzumab) Injection, for intravenous use : Prescribing Information. Revised April 2026.

10) 第一三共株式会社. エンハーツ® 点滴静注用100mg に係る医薬品リスク管理計画書.

最終更新日 : 2026年10月5日
執筆 : HOKUTO編集部がん専門・指導薬剤師
監修 : がん研有明病院 乳腺内科 尾崎由記範

レジメン
T-DXd (Trastuzumab deruxtecan)+Pertuzumab
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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T-DXd (Trastuzumab deruxtecan)+Pertuzumab
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T-DXd (Trastuzumab deruxtecan)+Pertuzumab

T-DXd (Trastuzumab deruxtecan)+Pertuzumab

トラスツズマブ デルクステカン (エンハーツ®)+ペルツズマブ (パージェタ®)
HER2陽性 > 転移・再発
2026年10月05日更新
2026年9月16日、 ペルツズマブとの併用による 「HER2陽性の手術不能又は再発乳癌」 に対する一部変更承認を取得した。
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

エンハーツ® (トラスツズマブ デルクステカン : T-DXd)

添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾* / CDx情報

パージェタ® (ペルツズマブ : Per)

添付文書³⁾ / 適正使用情報⁴⁾*

*PMDAの外部サイトへ遷移します

投与スケジュール

【1コース】21日間
【催吐性】T-DXd : 中等度⁵⁾ (NCCN : 高度⁶⁾)、 Per : 最小度⁵⁾ (NCCN : 最小度⁶⁾)
【FN発症】低リスク (<10%)*
*DESTINY-Breast09試験のFN発生率2.9%²⁾基づき編集部が分類

T-DXd : 1回5.4mg/kg を3週間ごとに90分かけて点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降は30分間まで短縮可¹⁾。

投与開始前に胸部CT検査と問診を行い、 間質性肺疾患の合併または既往がないことを確認したうえで、 投与可否を慎重に判断する。

Per : 初回は840mgを、 2回目以降は420mgを60分かけて3週間ごとに点滴静注。 初回投与の忍容性が良好であれば、 2回目以降は30分間まで短縮可³⁾。

エンハーツ®¹⁾、 パージェタ®³⁾電子添文情報を基に編集部作成

Key Data|臨床試験結果

📊 DESTINY-Breast09試験

N Engl J Med. 2026;394(6):551-62.

HER2陽性の進行・転移性乳癌で、 転移性疾患に対する化学療法またはHER2標的療法歴のない患者を対象とした国際共同第Ⅲ相無作為化比較試験。 1,157例を①T-DXd+Per群383例、 ②T-DXd+プラセボ群387例、 ③THP群 (タキサン+トラスツズマブ+Per) 387例に1 : 1 : 1で無作為に割り付け、 主要評価項目はPFSとされた。 

【有効性】T-DXd+Per群 (vs THP群)

- PFS中央値 40.7ヵ月 (vs 26.9ヵ月)

  • HR 0.56 (95%CI 0.44–0.71、 p<0.0001)

- 確定奏効率* 85.1% (vs 78.6%)

*初回判定の4週以上後にも奏効が確認された割合
  • CR率 15.1% (vs 8.5%)
  • 奏効期間中央値 39.2ヵ月 (vs 26.4ヵ月)

【安全性】主な有害事象 : 全Grade (Grade≧3)

- 悪心 71.1% (5.0%)

- 下痢 55.9% (6.8%)

- 好中球減少 48.8% (23.9%)

- 疲労 48.3% (7.9%)

- 脱毛症 46.2% (0%)

- 嘔吐 42.0% (2.4%)

- トランスアミナーゼ増加 36.0% (4.5%)

- 貧血 35.4% (8.4%)

- 白血球減少 29.4% (4.5%)

- 食欲減退 28.6% (2.4%)

- 体重減少 23.9% (2.6%)

- 血小板減少 23.4% (6.3%)

- 便秘 22.3% (0.3%)

- 低カリウム血症 21.5% (10.2%)

- 末梢性感覚ニューロパチー 11.3% (0%)

各プロトコル

適格基準

DESTINY-Breast09試験⁷⁾の主な適格基準

- 18歳以上

- ECOG PS 0–1

- 好中球数≧1,500/μL

- 血小板数≧10万/μL

- Hb≧9.0g/dL

- 肝機能 : ALT/AST≦3×ULN、 T-Bil≦1.5×ULN

- 腎機能 : CrCl≧30mL/min

- LVEF≧50%

用量レベル

T-DXdの減量規定は以下のとおり。 Perに減量規定はないが、 前回投与から6週間以上空いた場合は840 mgで再開する³⁾。

エンハーツ®¹⁾電子添文情報を基に編集部作成

腎障害患者に対する用量調整

T-DXd : 軽度腎機能障害 (CrCl 60~90mL/min) または中等度腎機能障害 (CrCl 30~60mL/min) では、 用量調節は不要。 中等度腎機能障害ではGrade 1・2のILD/肺臓炎の発現頻度が高いため、 注意深く観察する。 重度腎機能障害 (CrCl<30mL/min) における推奨用量は確立していない⁸⁾。

Per : 軽度 (CrCl 60~90mL/min) または中等度 (CrCl 30~60mL/min) の腎機能障害患者では、 Perの用量調節は不要。 重度腎機能障害患者 (CrCl<30mL/min) では、 薬物動態データが限られるため、 用量調節に関する推奨は確立していない⁹⁾。

有害事象発現時の減量・休薬・中止基準

T-DXd :

DESTINY-Breast09試験の最終プロトコル (参考情報) : T-DXdの毒性管理基準として、 リンパ球数減少、 眼障害、 クレアチニン増加、 肝障害等についても、 休薬、 再開、 減量または中止の個別基準が設定されていた。

DESTINY-Breast09試験⁷⁾のプロトコルを基に編集部作成

レジメンの特徴と注意点

🧑‍⚕️エンハーツ®+パージェタ®の有効性は、 DESTINY-Breast09試験において確認され、 このたび標準治療として承認されました。 PFS中央値は40.7ヵ月であり、 THP群の26.9ヵ月と比較して、 HR 0.56で有意差が示されました。 ILDの発症頻度はAny Gradeで12.1% (Grade 5は0.5%) と報告されており、 T-DXd単剤の既報と比較して増加はありません。 また、 奏効率は85.1%、 CR率は15.1%と高く、 PD率が3.4%と低いことも特徴的です。 HER2陽性MBCの新たなgold standardとなります。   
また、 ベースラインで脳転移を有する症例のサブグループ解析が、 10月23日から開催されるESMO 2026で発表予定であり、 注目されます。 
がん研有明病院 乳腺内科 尾崎由記範先生

作用機序の特徴

T-DXd : HER2に対するヒト化モノクローナル抗体とカンプトテシン誘導体 (トポイソメラーゼI阻害薬) をリンカーで結合した抗体薬物複合体で、 HER2に結合・細胞内取り込み後に遊離した薬物がDNA傷害・アポトーシス誘導を介して腫瘍増殖を抑制する¹⁾。

Per : HER2細胞外領域ドメインⅡに結合してHER2/HER3のダイマー形成を阻害し、 HER2のリン酸化とPI3K-Akt・MAPK経路の活性化を抑えて細胞増殖を抑制するほか、 ADCC活性も示す³⁾。

レジメン適用時の注意事項

▼エンハーツ®電子添文¹⁾ 「重要な基本的注意」 の要約

間質性肺疾患 : 投与開始前および投与中は臨床症状 (呼吸状態、 咳、 発熱等) を十分に観察し、 定期的にSpO₂・胸部X線・胸部CT検査を行う。 必要に応じて血清マーカー (KL-6等)、 PaO₂、 A-aDO₂、 DLco等も実施する。 胸部CT等の読影は呼吸器疾患の診断に精通した医師の助言を得る。 患者には初期症状発現時に速やかに受診するよう指導する。

左室駆出率 (LVEF) 低下 : 投与開始前に心機能を確認する。 投与中は心症状の発現状況・重篤度等に応じて心機能検査 (心エコー等) を行い、 LVEFの変動を含め患者の状態を十分に観察して休薬・投与再開・中止を判断する。

骨髄抑制 : 投与開始前および投与中は定期的に血液検査を行い、 患者の状態を十分に観察する。

▼パージェタ®電子添文³⁾ 「重要な基本的注意」 の要約

左室機能不全 : 投与開始前に心機能を確認する。 投与中は心症状の発現状況・重篤度等に応じて心機能検査 (心エコー等) を行い、 LVEFの変動を含め患者の状態を十分に観察して休薬・投与再開・中止を判断する。

好中球減少症・白血球減少症 : 投与開始前および投与中は定期的に血液検査を行い、 患者の状態を十分に観察する。

腫瘍崩壊症候群 : 血清中電解質濃度および腎機能検査を行うなど、 患者の状態を十分に観察する。

RMP【重要な特定されたリスク】

エンハーツ®RMP : 医薬品リスク管理計画書¹⁰⁾

- 間質性肺疾患

- 骨髄抑制

- Infusion reaction

出典

1) 第一三共株式会社. エンハーツ® 点滴静注用100mg 電子添文 (2026年9月改訂 第14版).

2) 第一三共株式会社. エンハーツ® 適正使用ガイド. 2026年9月作成.

3) 中外製薬株式会社. パージェタ®点滴静注420mg/14mL 電子添文 (2026年9月改訂 第5版).

4) 中外製薬株式会社. パージェタ®適正使用ガイド. 2024年12月改訂

5) 日本癌治療学会編. 制吐薬適正使用ガイドライン 2023年10月改訂 第3版. 金原出版.

6) NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines®): Antiemesis. Version 2.2026.

7) N Engl J Med. 2026;394(6):551-62.

8) Daiichi Sankyo, Inc. ENHERTU® (fam-trastuzumab deruxtecan-nxki) for injection, for intravenous use : Prescribing Information. Revised May 2026.

9) Genentech, Inc. PERJETA® (pertuzumab) Injection, for intravenous use : Prescribing Information. Revised April 2026.

10) 第一三共株式会社. エンハーツ® 点滴静注用100mg に係る医薬品リスク管理計画書.

最終更新日 : 2026年10月5日
執筆 : HOKUTO編集部がん専門・指導薬剤師
監修 : がん研有明病院 乳腺内科 尾崎由記範

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(乳腺)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

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