【1コース】連日内服投与
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク
通常、 成人には150mgを食事の1時間以上前又は食後2時間以降に1日1回経口投与する。 なお、 患者の状態により適宜減量する¹⁾。
化学療法未治療のEGFR遺伝子変異 (Exon19の欠失変異またはExon21のL858R変異) を有するⅢBまたはⅣ期NSCLC患者を対象に、 Erlotinib投与による有効性と安全性を標準化学療法と比較した海外第Ⅲ相臨床試験
- ORR :54.5%
- mPFS:9.7ヵ月
化学療法未治療のEGFR遺伝子変異 (Exon19の欠失変異またはExon21のL858R変異) を有するⅢBまたはⅣ期NSCLC患者を対象に、Erlotinib投与による有効性と安全性を標準化学療法と比較した海外第Ⅲ相臨床試験
- ORR :83.0%
- mPFS:13.1ヵ月
- mOS :22.8ヵ月
● 切除不能な再発・進行性で、 がん化学療法施行後に増悪したNSCLC
● EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な再発・進行性で、 がん化学療法未治療のNSCLC
日本肺癌学会の各種手引きやHOKUTO編集部のまとめコンテンツを参照ください。
▼PS 0-1の場合
1次治療としてオシメルチニブ単剤療法を行うよう「推奨」する (推奨の強さ:1、エビデンスの強さ:A)。
その他のEGFR-TKIでの「提案」は下記のとおり
- Gefitinib+CBDCA/PEM (提案 2A)
- Erlotinib+RAM (提案 2A)
- Dacomitinib (提案 2B)
なお、以下は2023年版よりPS0-1での記載なし
▼PS 2の場合
1次治療として、 EGFR-TKI単剤療法を行うよう「推奨」する (1C) Gefitinib+CBDCA/PEMを行うよう勧めるだけの根拠が明確ではない。
▼PS 3~4
1次治療として、 ゲフィチニブ単剤療法を行うよう「推奨」する (1C)
▼Uncommon mutation
エクソン18-21の遺伝子変異 (E709X、G719X、S768I、P848L、L861Q、エクソン19の挿入変異など) にはEGFR-TKI単剤療法を行うよう「提案」する (2C)
EGFR-TKI未治療のT790M変異にオシメルチニブ単剤療法を行うよう「提案」する (2D)
エクソン20の挿入変異にはEGFR-TKI療法を行わないよう「推奨」する (1C)
▼EGFR遺伝子変異陽性の2次治療以降
1次治療EGFR-TKI耐性または増悪後のT790M変異陽性例に対して、 オシメルチニブ単剤療法を行うよう「推奨」(1B)
1) 中外製薬株式会社.「タルセバ®︎適正使用ガイド」 2022年10月改訂 [最終閲覧 2024/4/2]
5) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2023年版
最終更新日 : 2024年8月16日
HOKUTO編集部医師監修
【1コース】連日内服投与
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク
通常、 成人には150mgを食事の1時間以上前又は食後2時間以降に1日1回経口投与する。 なお、 患者の状態により適宜減量する¹⁾。
化学療法未治療のEGFR遺伝子変異 (Exon19の欠失変異またはExon21のL858R変異) を有するⅢBまたはⅣ期NSCLC患者を対象に、 Erlotinib投与による有効性と安全性を標準化学療法と比較した海外第Ⅲ相臨床試験
- ORR :54.5%
- mPFS:9.7ヵ月
化学療法未治療のEGFR遺伝子変異 (Exon19の欠失変異またはExon21のL858R変異) を有するⅢBまたはⅣ期NSCLC患者を対象に、Erlotinib投与による有効性と安全性を標準化学療法と比較した海外第Ⅲ相臨床試験
- ORR :83.0%
- mPFS:13.1ヵ月
- mOS :22.8ヵ月
● 切除不能な再発・進行性で、 がん化学療法施行後に増悪したNSCLC
● EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な再発・進行性で、 がん化学療法未治療のNSCLC
日本肺癌学会の各種手引きやHOKUTO編集部のまとめコンテンツを参照ください。
▼PS 0-1の場合
1次治療としてオシメルチニブ単剤療法を行うよう「推奨」する (推奨の強さ:1、エビデンスの強さ:A)。
その他のEGFR-TKIでの「提案」は下記のとおり
- Gefitinib+CBDCA/PEM (提案 2A)
- Erlotinib+RAM (提案 2A)
- Dacomitinib (提案 2B)
なお、以下は2023年版よりPS0-1での記載なし
▼PS 2の場合
1次治療として、 EGFR-TKI単剤療法を行うよう「推奨」する (1C) Gefitinib+CBDCA/PEMを行うよう勧めるだけの根拠が明確ではない。
▼PS 3~4
1次治療として、 ゲフィチニブ単剤療法を行うよう「推奨」する (1C)
▼Uncommon mutation
エクソン18-21の遺伝子変異 (E709X、G719X、S768I、P848L、L861Q、エクソン19の挿入変異など) にはEGFR-TKI単剤療法を行うよう「提案」する (2C)
EGFR-TKI未治療のT790M変異にオシメルチニブ単剤療法を行うよう「提案」する (2D)
エクソン20の挿入変異にはEGFR-TKI療法を行わないよう「推奨」する (1C)
▼EGFR遺伝子変異陽性の2次治療以降
1次治療EGFR-TKI耐性または増悪後のT790M変異陽性例に対して、 オシメルチニブ単剤療法を行うよう「推奨」(1B)
1) 中外製薬株式会社.「タルセバ®︎適正使用ガイド」 2022年10月改訂 [最終閲覧 2024/4/2]
5) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2023年版
最終更新日 : 2024年8月16日
HOKUTO編集部医師監修
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
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