エトポシド150mg/m²、 シスプラチン75mg/m²を1日目に静注。 エトポシド100mg/m²、 メトトレキサート300mg/m²、 アクチノマイシンD 0.5mgを8日目に静注を2週間サイクルで繰り返す。
EP
Day1
- 生理食塩水500ml + 硫酸Mg 8~20mEq 60分
- NK1阻害剤 + 5HT3拮抗剤 + 生食50ml 30分
- エトポシド + 生食500mL 60分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- オランザピン5mg 内服day1-4
EMA
Day8
- 生食500mL + メイロン20ml 120分
- NK1阻害剤 + DEX9.9mg + 5HT3拮抗剤 + 生食50ml 30分
- エトポシド + 生食500mL 60分
- ActD + 生食50mL 10分
- ダイアモックス500mg + 生食500mL 60分
- MTX300mg/m²+生食1000mL 12時間
Day9
- ソルデム3A 1500mL 24時間持続点滴
- ロイコボリン15mg+生食50mL 10分 (MTX終了後24時間後に開始、 以後、 6時間ごとに4回投与)
ハイリスク絨毛腫瘍 (FIGOリスクスコア≧7点) の標準レジメンであるEMA-CO療法に効果がなかった患者に対する標準治療のひとつです。
EP-EMA療法は、 34名の患者に投与し、 30名 (88%)に寛解を認めた優れたレジメンと言えます⁶⁾。 EP療法とEMA療法を交互に毎週行います。 骨髄抑制が強いので注意が必要です。 原著では、 G-CSF製剤を治療の合間に、 白血球数≧2,000/μLを保つため、 3-4日間投与の記載があります。
大量MTXを投与するため、 MTXの副作用予防のため、 ロイコボリンを必ず併用ください。 治療中は、 毎週血中βhCGを測定し、 正常化したら、 さらに3サイクル投与を継続し終了とします。
最終更新日 : 2024年9月6日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
エトポシド150mg/m²、 シスプラチン75mg/m²を1日目に静注。 エトポシド100mg/m²、 メトトレキサート300mg/m²、 アクチノマイシンD 0.5mgを8日目に静注を2週間サイクルで繰り返す。
EP
Day1
- 生理食塩水500ml + 硫酸Mg 8~20mEq 60分
- NK1阻害剤 + 5HT3拮抗剤 + 生食50ml 30分
- エトポシド + 生食500mL 60分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- CDDP 25mg/m² + 生食250mL 240分
- オランザピン5mg 内服day1-4
EMA
Day8
- 生食500mL + メイロン20ml 120分
- NK1阻害剤 + DEX9.9mg + 5HT3拮抗剤 + 生食50ml 30分
- エトポシド + 生食500mL 60分
- ActD + 生食50mL 10分
- ダイアモックス500mg + 生食500mL 60分
- MTX300mg/m²+生食1000mL 12時間
Day9
- ソルデム3A 1500mL 24時間持続点滴
- ロイコボリン15mg+生食50mL 10分 (MTX終了後24時間後に開始、 以後、 6時間ごとに4回投与)
ハイリスク絨毛腫瘍 (FIGOリスクスコア≧7点) の標準レジメンであるEMA-CO療法に効果がなかった患者に対する標準治療のひとつです。
EP-EMA療法は、 34名の患者に投与し、 30名 (88%)に寛解を認めた優れたレジメンと言えます⁶⁾。 EP療法とEMA療法を交互に毎週行います。 骨髄抑制が強いので注意が必要です。 原著では、 G-CSF製剤を治療の合間に、 白血球数≧2,000/μLを保つため、 3-4日間投与の記載があります。
大量MTXを投与するため、 MTXの副作用予防のため、 ロイコボリンを必ず併用ください。 治療中は、 毎週血中βhCGを測定し、 正常化したら、 さらに3サイクル投与を継続し終了とします。
最終更新日 : 2024年9月6日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。