- ラステット® (添付文書)
- イホマイド® (添付文書)
- ランダ® (添付文書)
21日間1サイクルとし、 通常4サイクル施行
G-CSFが使用可能となってからは、 両群にG-CSF製剤を併用し、 BEP療法ではブレオマイシンの投与日を回避しDay 7, 9-14, 16-17に、 VIP療法ではDay 7-16に5μg/kg皮下注が連日投与された。
BEP療法とVIP療法の2年生存割合は71%と74% (p=0.78)、 奏効割合 (完全奏効+手術で無病達成+部分奏効後2年無再発と定義) は60%と63% であり効果は同等と評価された。
副作用プロファイルは、 BEP療法と比べてVIP療法で血液毒性が強い (Grade 4は34%と60%)。
肺毒性はBEP療法で7例、 VIP療法で6例で認められ同等であったが、 VIP療法群では好中球減少にともなう肺毒性もあることを考慮すると、 ブレオマイシンの肺毒性を回避すべき症例において、 十分な骨髄サポートのもとVIP療法を選択することは合理的と考えられる。
主な有害事象 (≧Grade3) を一部引用¹⁾
- 悪心/嘔吐 12.0%
- 感染 7.7%
- 出血 2.2%
- 神経系 9.9%
- 呼吸器系 6.9%
- 泌尿器系 4.4%
- 肝臓 3.6%
- 血液系 90.3%
最終更新日 : 2025年3月4日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
- ラステット® (添付文書)
- イホマイド® (添付文書)
- ランダ® (添付文書)
21日間1サイクルとし、 通常4サイクル施行
G-CSFが使用可能となってからは、 両群にG-CSF製剤を併用し、 BEP療法ではブレオマイシンの投与日を回避しDay 7, 9-14, 16-17に、 VIP療法ではDay 7-16に5μg/kg皮下注が連日投与された。
BEP療法とVIP療法の2年生存割合は71%と74% (p=0.78)、 奏効割合 (完全奏効+手術で無病達成+部分奏効後2年無再発と定義) は60%と63% であり効果は同等と評価された。
副作用プロファイルは、 BEP療法と比べてVIP療法で血液毒性が強い (Grade 4は34%と60%)。
肺毒性はBEP療法で7例、 VIP療法で6例で認められ同等であったが、 VIP療法群では好中球減少にともなう肺毒性もあることを考慮すると、 ブレオマイシンの肺毒性を回避すべき症例において、 十分な骨髄サポートのもとVIP療法を選択することは合理的と考えられる。
主な有害事象 (≧Grade3) を一部引用¹⁾
- 悪心/嘔吐 12.0%
- 感染 7.7%
- 出血 2.2%
- 神経系 9.9%
- 呼吸器系 6.9%
- 泌尿器系 4.4%
- 肝臓 3.6%
- 血液系 90.3%
最終更新日 : 2025年3月4日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。