【催吐性】 高度催吐性
【FN発症】中リスク (10%–20%)
KEYNOTE-826試験⁸⁾のプロトコル
1コース3週間で、 PDまで継続 (Pembrolizumabは最大35コース、 その他は最大6コース)
- 生食 500ml+Mg 8~20mEq (60分)
- DEX 9.9mg+H₂拮抗薬+抗ヒスタミン薬+生食 50ml (30分)
- NK1阻害剤+5-HT₃+生食 50ml (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
KEYNOTE-826試験⁸⁾のプロトコル
化学療法未治療の手術又は放射線療法による根治治療の対象とならない進行又は再発の子宮頸癌患者 (18歳以上)
ペムブロリズマブ電子添文⁶⁾の基準
対象: 治療抵抗性・再発または転移性の子宮頸癌患者617例 (日本人57例含む)
方法: Pembrolizumab 200mgQ3W + 化学療法* ± BV群 vs プラセボ + 化学療法* ± BV群
【有効性】 (全体集団)
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~5)
TCまたは、 TP療法にペムブロリズマブを加えることにより、 PFS (無増悪生存期間)、 OS (全生存期間) を有意に延長しました⁸⁾。 保険適応では、 PD-L1の発現の有無に関わらず、 使用可能ではありますが、 サブグループ解析ですが、 PD-L1 (CPS)<1では、 ベネフィットが得られない傾向 (HR 0.94, 95%CI 0.52-1.70)⁸⁾にありますので、 PD-L1を確認することが望ましいと思います。
また、 ペムブロリズマブを使用する際には、 重篤なirAE (免疫関連有害事象) にも対応できるよう、 各種専門家 (脳神経内科、 呼吸器内科、 リウマチ・膠原病内科、 消化器内科、 内分泌内科、 循環器内科、 腎臓内科、 血液内科、 眼科、 皮膚科) にもいつでも相談できるチーム体制を整えておくことが必要です。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 高度催吐性
【FN発症】中リスク (10%–20%)
KEYNOTE-826試験⁸⁾のプロトコル
1コース3週間で、 PDまで継続 (Pembrolizumabは最大35コース、 その他は最大6コース)
- 生食 500ml+Mg 8~20mEq (60分)
- DEX 9.9mg+H₂拮抗薬+抗ヒスタミン薬+生食 50ml (30分)
- NK1阻害剤+5-HT₃+生食 50ml (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
KEYNOTE-826試験⁸⁾のプロトコル
化学療法未治療の手術又は放射線療法による根治治療の対象とならない進行又は再発の子宮頸癌患者 (18歳以上)
ペムブロリズマブ電子添文⁶⁾の基準
対象: 治療抵抗性・再発または転移性の子宮頸癌患者617例 (日本人57例含む)
方法: Pembrolizumab 200mgQ3W + 化学療法* ± BV群 vs プラセボ + 化学療法* ± BV群
【有効性】 (全体集団)
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~5)
TCまたは、 TP療法にペムブロリズマブを加えることにより、 PFS (無増悪生存期間)、 OS (全生存期間) を有意に延長しました⁸⁾。 保険適応では、 PD-L1の発現の有無に関わらず、 使用可能ではありますが、 サブグループ解析ですが、 PD-L1 (CPS)<1では、 ベネフィットが得られない傾向 (HR 0.94, 95%CI 0.52-1.70)⁸⁾にありますので、 PD-L1を確認することが望ましいと思います。
また、 ペムブロリズマブを使用する際には、 重篤なirAE (免疫関連有害事象) にも対応できるよう、 各種専門家 (脳神経内科、 呼吸器内科、 リウマチ・膠原病内科、 消化器内科、 内分泌内科、 循環器内科、 腎臓内科、 血液内科、 眼科、 皮膚科) にもいつでも相談できるチーム体制を整えておくことが必要です。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。