概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

アブラキサン® (添付文書/適正使用ガイド*)

*大鵬薬品の外部サイトへ遷移します

用法・用量

非小細胞肺癌にはB法を使用する

1日1回100mg/m² (体表面積) を30分で点滴静注し、 少なくとも6日間休薬。週1回投与を3週間連続し、 これを1コースとする。

減量の目安

減量・休薬・中止基準を参考に用量を調整する。

減量・休薬・中止基準

好中球数及び血小板数の変動に留意する

  • 好中球数が1,500/mm³未満又は血小板数が100,000/mm³未満であれば、 骨髄機能が回復するまで投与を延期すること。
  • また、 B法の同一コース内の投与にあたっては、 投与前の臨床検査で好中球数が500/mm³未満又は血小板数が50,000/mm³未満であれば、 骨髄機能が回復するまで投与を延期すること。
  • 投与後、 好中球数が7日間以上にわたって500/mm³未満となった場合、 血小板数が50,000/mm³未満となった場合、 又は発熱性好中球減少症が発現した場合、 更にB法では次コース投与開始が7日間以上延期となる好中球減少が発現した場合も次コースの投与量を減量すること
  • 高度 (Grade 3) な末梢神経障害が発現した場合には、 軽快又は回復 (Grade 1以下) するまで投与を延期し、 次回の投与量を減量すること。

特徴と注意点

アルブミン製剤のため同意書取得を要する。 副作用は関節痛、末梢神経障害、 筋肉痛、 脱毛など。

最終更新日:2023年11月15日
監修・作図:HOKUTO編集部専門医

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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2023年11月15日更新
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用法・用量

非小細胞肺癌にはB法を使用する

1日1回100mg/m² (体表面積) を30分で点滴静注し、 少なくとも6日間休薬。週1回投与を3週間連続し、 これを1コースとする。

減量の目安

減量・休薬・中止基準を参考に用量を調整する。

減量・休薬・中止基準

好中球数及び血小板数の変動に留意する

  • 好中球数が1,500/mm³未満又は血小板数が100,000/mm³未満であれば、 骨髄機能が回復するまで投与を延期すること。
  • また、 B法の同一コース内の投与にあたっては、 投与前の臨床検査で好中球数が500/mm³未満又は血小板数が50,000/mm³未満であれば、 骨髄機能が回復するまで投与を延期すること。
  • 投与後、 好中球数が7日間以上にわたって500/mm³未満となった場合、 血小板数が50,000/mm³未満となった場合、 又は発熱性好中球減少症が発現した場合、 更にB法では次コース投与開始が7日間以上延期となる好中球減少が発現した場合も次コースの投与量を減量すること
  • 高度 (Grade 3) な末梢神経障害が発現した場合には、 軽快又は回復 (Grade 1以下) するまで投与を延期し、 次回の投与量を減量すること。

特徴と注意点

アルブミン製剤のため同意書取得を要する。 副作用は関節痛、末梢神経障害、 筋肉痛、 脱毛など。

最終更新日:2023年11月15日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

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